じょう‐りゅう〔‐リウ〕【蒸留/蒸×溜/蒸×餾】
蒸留
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 16:57 UTC 版)
蒸留(じょうりゅう、蒸餾、蒸溜、英: Distillation)とは、液体を加熱して、出てくる気体を冷やして再び液体にして集める方法をいう。一般に、混合物を一度蒸発させ、後で再び凝縮させることで、沸点の異なる成分を分離・濃縮する操作で利用されることが多い。この場合は、通常、目的成分が常温で液体であるか、融点が高々100℃程度の固体の場合に用いられる。共沸しない混合物であれば、蒸留によりほぼ完全に単離及び精製することが可能であり、この操作を特に分留という。
注釈
- ^ 2006年まで、単式蒸留の焼酎は焼酎乙類、連続式蒸留の焼酎は焼酎甲類と称した。
出典
- ^ 長倉三郎、他(編)、「精留」、『岩波理化学辞典』、第5版 CD-ROM版、岩波書店、1998年。
- ^ 創業から続く「木桶蒸留」の話|伝兵衛蔵だより|伝兵衛蔵|濵田酒造、現代の名工 晴れの栄誉! |報道発表資料|厚生労働省_別添 平成23年度 卓越した技能者表彰_p.27_第13部門_おけ・たる製造工_津留辰矢_2011年11月14日(現代の名工)
- ^ 八重山の酒造所特有の直火釜蒸留での泡盛造り 泡盛ナビ、直釜とは - 焼酎・泡盛用語 Weblio辞書
- ^ 蒸留酒器の分類とツブロの伝来 - 200611鹿児島民具学会、ツブロ式焼酎蒸留器 文化遺産オンライン
- ^ 焼酎の伝播の検証と,その後に於ける焼酎の技術的発展_東京農大農学集報,54(4),219-229(2010)_農林水産省農林水産技術会議事務局筑波事務所、【蔵見学】実践!明治の球磨焼酎~兜釜蒸留の再現! 2013年04月19日の記事 _ 球磨焼酎専門店一期屋、兜釜とは - 焼酎・泡盛用語 Weblio辞書
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