グリフィス

デジタル大辞泉

グリフィス【David Wark Griffith】

読み方：ぐりふぃす

［1875〜1948］米国の映画監督。多様な表現技法を開拓、映画芸術の父とよばれる。作「国民の創生」「イントレランス」。

グリフィス【William Elliot Griffis】

読み方：ぐりふぃす

［1843〜1928］米国の教育者・宗教家。1870年、来日。福井藩の理科教師となり、のち、大学南校で教える。帰米後、講演や著述で日本を紹介。著「ミカドの国」など。

世界宗教用語大事典

グリフィス 【Griffis】

William Elliot Griffis アメリカの科学者。一八七〇（明治三）年、福井県の招きで来日、大学南校（東大前身）教授。七四年帰国して牧師。日本・東洋を紹介した。著『日本の諸宗教』他。（一八四三～一九二八）

ピティナ・ピアノ作曲家事典

グリフィス（グリフェス）

【英】：Griffes, Charles

[アメリカ]  1884～1920

2007年5月 執筆者： 宮本　優美

アメリカの作曲家。ピアニストを目指し、1903年ベルリンのシュテルン音楽院に留学。ピアノ、作曲、対位法のレッスンを受ける。07年にアメリカに帰国。ニューヨーク州タリータウンでハックリー・スクールの音楽主任として、またニューヨークで作曲家として活躍する。
グリフェスの歌曲はドイツ・ロマン主義的で、ブラームスとリヒャルト・シュトラウスの影響がみられる。しかし11年～17年頃には印象主義を試み、東洋風の作品も書いた。日本の影響を受けた作品としてはパントマイム〈猩猩（しょうじょう）〉、〈古代中国と日本の5編の詩〉がある。

ピアノ独奏曲

ソナタ  [ピアノ独奏曲]

ピアノ・ソナタ　ヘ短調／Piano sonata in F minor 1904?

ピアノ・ソナタ　嬰へ短調／Piano sonata in F sharp major 1912?

ピアノ・ソナタ／Piano sonata 1917-18[14'30"]

曲集・小品集  [ピアノ独奏曲]

6つの愛国的な歌／6 Patriotic Songs 1918

6つのビューグル・コールの小品／6 Bugle-call Pieces 1918

6つのおなじみの歌／6 Familiar Songs 1918

高音部記号のための6つの小品／6 Pices for Treble Clef 1920

3つの音画／3 Tone pictures Op.5／1910-12[8'0"]

幻想小曲集／Fantasy pieces Op.6／1912-14[17'30"]

4つのローマのスケッチ／4 Roman sketches Op.7／1915-16[19'30"]

変奏曲  [ピアノ独奏曲]

6つの変奏　変ロ長調／6 Variations in B major Op.2／1898

前奏曲  [ピアノ独奏曲]

4つの前奏曲／4 Preludes Op.40／1899-1900

3つの前奏曲／3 Preludes 1919[4'0"]

種々の作品  [ピアノ独奏曲]

マズルカ／Mazurka 1898-1900

小品　変ロ長調／Piece in B flat major 1911?[3'0"]

フビライ・ハンの行楽地／The Pleasure-Dome of Kubla Khan 1912[9'0"]

小品　ホ長調／Piece in E major 1914?[2'30"]

ラプソディー　ロ短調／Rhapsody in B minor 1914[6'30"]

深き淵より／De profundis 1915[5'0"]

伝説　嬰ヘ短調／Legend in F sharp minor 1915[3'0"]

小品　ニ短調／Pieces in D minor 1915[3'0"]

舞曲　イ短調／Dance in A minor 1916?[2'30"]

ピアノ合奏曲

種々の作品  [ピアノ合奏曲]

2台のピアノのための交響的幻想曲／Symphonische Phantasie for Two Pianos 1910?[13'30"]

外国人名読み方字典

グリフィス

名前 Griffis； Griffith； Griffiths； Griffiss； Grifith

ウィキペディア

グリフィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/15 16:42 UTC 版)

グリフィス（Griffith, Griffithsなど）は、英語圏（主にウェールズ系）の姓。「グリフォンの王」を意味する。

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グリフィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/08 01:50 UTC 版)

「クリスタル☆ドラゴン」の記事における「グリフィス」の解説

バラーの腹心。剣や鞭の達人。バラーの命令でアリアンロッドを捕らえる旅に出る。アリアンロッドとは敵同士ながらも、お互いに命を助けたり、助けられたりする奇妙な関係を築いていく。義理堅く生真面目な性格。秋の木の葉の色と評される赤毛の青年であり、時間軸が物語完結後の外伝「西の森にて」で死亡した姿が描かれた。西の森からついて来た樫（オーク）の精の子供に懐かれる。

グリフィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/27 23:40 UTC 版)

「幻想水滸伝」の記事における「グリフィス」の解説

北の関所を守る将軍で、カシム・ハジルの部下。一見やる気がなさそうに見えるが、部下思いであり、部下に慕われている。マッシュが行ったスパイの情報流出を逆手に取った北の関所への攻撃で、増援を呼ぶ間もなく寡兵で大軍を相手に戦う羽目になり、敗北。部下思いの性格からマッシュの提案を受けて解放軍に加わった。

グリフィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/04 18:06 UTC 版)

「フェーダ」の記事における「グリフィス」の解説

グリフォン型獣人族。セントールの下半身をグリフォンに置き換えた様な姿をしており、人間の上半身、獅子の胴体、鷲の翼を持つ。ユニークキャラクターは『EOJ』のティータ・ブレイド。

グリフィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/13 01:18 UTC 版)

「義経=ジンギスカン説」の記事における「グリフィス」の解説

グリフィスは『ミカドの帝国The Mikado's Empire』(明治九年刊 明治大学図書館蔵本）をニューヨークで出版した。この中でグリフィスは中国の伝説や歴史を集めたセップ（Seppu)という書物に成吉思汗は日本から来た源義経であると 書いている。義経は衣川で戦死したあとテムジン（又はテンジン）と呼ばれた。蒙古の 征服者の元の名はテムジンであった。日本のアイヌは義経にハンガンダイヨウジンの神號を奉っている。 義経は1159年に生まれ、死を伝えられた時は30歳であった。成吉思汗は通説によれば、1160年に生まれ1227年に死んだ。もしゲンギケイとジンギスカンが同一人物なら、義経は大陸における覇業の完成に38年を要したわけである 「Genghis Khan」と英語でチンギス・ハンは記され、「源義経＝ゲンギケイ＝Genghis Khan」と米国人の彼には直感で同一人物と思わせたようである。 更に義経はアイヌから尊敬され日高にその墓と神社があることなども紹介している。更に日本人にとって義経は不滅の存在でありその驚異的な虚栄心によって義経＝ジンギスカン説を作り上げた旨を指摘している。明治初年にもこの説が広く浸透していたことが窺われる。

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「グリフィス」の例文・使い方・用例・文例

• 米国の映画女優で、D.W.グリフィスによる映画に出演した（1896年−1993年）
• ある日，グレースと複数の映画で一緒に仕事をした映画監督のアルフレッド・ヒッチコック(ロジャー・アシュトン＝グリフィス)が，彼女にハリウッド復帰の機会を提供しにやって来た。