ウェールズ人とは?

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|動画|本・雑誌|文献|商品|全文検索|用例
Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ウェールズ人の意味・解説 

ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

ウェールズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/08 19:55 UTC 版)

(ウェールズ人 から転送)

世界 > ヨーロッパ > イギリス > ウェールズ
ウェールズ
Cymru(ウェールズ語)
Wales(英語)
ウェールズの国旗 Wales Arms.svg
国旗 (国章)
国の標語: “Cymru am Byth”(ウェールズ語
「ウェールズよ、永遠なれ」
国歌: 我が父祖の土地
ウェールズ語: Hen Wlad Fy Nhadau
ウェールズの位置
44
公用語 英語(共通語)、
ウェールズ語
首都 カーディフ
最大の都市 カーディフ
政府
プリンス・オブ・ウェールズ チャールズ
首相 カーウィン・ジョンス
面積
総計 20,761km2???位1
水面積率 不明
人口
総計(1996年 2,921,100人(???位2
人口密度 141人/km2
GDP(自国通貨表示)
合計(xxxx年 xxx,xxxUKポンド
GDPMER
合計(xxxx年 xxx,xxxドル(???位
GDPPPP
合計(2006年 854億ドル(???位
1人あたり 30,546米ドル
建国 不明
通貨 UKポンドGBP
時間帯 UTC 0(DST: +1)
ISO 3166-1 不明
ccTLD .uk
国際電話番号
1 イギリス構成国中第3位
2 イギリス構成国中第3位

ウェールズ英語: En-us-Wales.ogg Walesヘルプ / リンクウェールズ語カムリCymru.ogg Cymruヘルプ / リンク, /"k@mrI/)は、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国イギリス)を構成する「」(country)のひとつである。ウェールズはグレートブリテン島の南西に位置し、南にブリストル海峡、東にイングランド、西と北にはアイリッシュ海が存在する。

目次

歴史

ウェールズのケルト系住民はローマ帝国の支配を受けたが、アングロ・サクソン民族に征服されたわけではなかった。イギリスのアーサー王伝説はアングロ・サクソンに抵抗したブリトン人の王の物語とされる。中世にはケルト系小部族国家が群立し、やがてグウィネッズ、ポウィス、デヒューバースなどの地方王権が形成された。11世紀中葉にグウィネッズ王ルウェリン・アプ・グリフィズがウェールズのほとんどの領域を支配下に収めるなど、幾度か一時的な政治的統一がなされるが、イングランドのような恒常的な統一王権が確立されることはなく、実態としてはリズラン法典に従うマナー家臣団による統治であった。

伝統的にウェールズは侵略者に対して頑強な抵抗を示し続けている。1066年イングランドを征服したノルマン朝によるウェールズへの侵略・植民政策は、ウェールズ南東部を除いて恒久的な成功とはならなかった。以降もイングランドから度重なる侵略を受け続けたが、その都度撥ね返して独立を守ってきた。しかし、イングランドからの圧力に加えてウェールズ内部での権力闘争の激化、オックスフォード条項以降のコモンロー支配によってウェールズは弱体化していき、徐々にイングランドに臣従せざるを得なくなった。1282年、ウェールズ大公(プリンス・オブ・ウェールズ)を名乗ったウェールズの事実上の統治者グウィネッズ王ルウェリン・アプ・グリフィズが、イングランド王エドワード1世に敗れてからは、ウェールズはイングランドに占領されその支配下に置かれることとなった。エドワード1世は長男エドワード(エドワード2世)にプリンス・オブ・ウェールズの称号を与え、ウェールズを統治下に治めた。

このような過程を経てウェールズはイングランドに征服されその統治を受けることになったが、このことが逆にウェールズ人の民族意識を強めた。ウェールズ人は頑なにイングランドとの同化を拒み続け、この地に植民した異民族のほとんどはことごとくウェールズ人化していったという。イングランドの中にあってもウェールズの長弓(ロングボウ)隊は、強力な戦力として名を馳せイングランド王の軍勢にとって欠かせない戦力となった。薔薇戦争や、クロムウェルによる独裁の際には、ウェールズはその政争争奪の舞台になった。後世のテューダー家に至っては、ウェールズ人のウェールズ大公の血統から出てイングランド王家に収まり(テューダー朝)、さらにこの王朝の家臣団ではウェールズ人が重要な地位を占めた。その後は政治的に勢力を失ったものの、ウェールズ人としてのアイデンティティは決して失われることはなく、21世紀になった現在でも非常に強いと言われている。

カーディフ城

政治

ウェールズは、13世紀公国(Principality)を形成した。が、ウェールズ公国は、同じ世紀の末にイングランドに併合された。以来、次期イングランド王(後にはグレートブリテン王)となるべき最年長の王子(王太子)が、プリンス・オブ・ウェールズPrince of Wales・ウェールズ大公)として戴冠するのが慣わしとなっている。

ウェールズは、1536年の合同法から長らく、単一の国である「イングランド王国」、或いは、イングランドおよびウェールズの一部として扱われ、連合王国の中でもスコットランド北アイルランドと事情が異なった。イギリスの国旗にウェールズの国旗だけが含まれていないのは、そういう事情がある。

ウェールズ議会

1997年、ウェールズ国民議会(National Assembly for Wales)の設置に関する住民投票が行われ、議会の設置が決定。1999年に、第1回選挙が行われた。議員は任期4年で定数60名、小選挙区比例代表併用制によって選出される。限定的であるが、立法権をも有する。




  1. ^ Falkus, M. and Gillingham, J., eds (1987) Historical Atlas of Britain. London: Kingfisher.
  2. ^ A Bilingual Wales, Accessed 27 April 2008


「ウェールズ」の続きの解説一覧




ウェールズ人に関連した本


ウェールズ人に関係した商品



ウェールズ人のページへのリンク
「ウェールズ人」の関連用語
ウェールズ人のお隣キーワード
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
» モバイルで「ウェールズ人」を見る
_ _   


ウェールズ人のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウェールズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2012 Weblio RSS