ガンダムTR-6[ファイバーII]とは? わかりやすく解説

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ガンダムTR-6[ファイバーII]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:03 UTC 版)

ガンダムTR-6」の記事における「ガンダムTR-6[ファイバーII]」の解説

GUNDAM TR-6 [FIVER II](型式番号:RX-124 / RX-124HS+LRX-007-2 / ARZ-124FV II / ARZ-124FV-2 / ARZ-124FV) 「ガンダムTR-6[アドバンスド・ウーンドウォート]ファイバーII形態 (GUNDAM TR-6 [ADVANCED WONDWART] FIVER II FORM)」とも呼ばれるコアMSにTR-5[ファイバー]の運用データをもとに開発された[ファイバーIIユニット装着した形態機種統合計画におけるメッサーラ後継機形態また、インレの上半身形成する。 「侵攻制圧兵器システム (Invasion and subdue weapon system)」というカテゴリー与えられており、超音速侵攻により敵地へと侵入し圧倒的な火力搭載機キハールIIによる空間制圧能力によって敵地制圧する弾道兵器利点(長射程迎撃困難)を備えた機動兵器であり、MS中心ユニットにすることで既存弾道兵器欠点である低い命中精度克服している。単独で危険度の高い任務をおこなうため、複合バインダーによって極限まで防御力高められている。各パーツドラムフレームを介して蛇腹状の関節接続されており、フレキシブル可動する。 MA形態地上から打ち上げられ弾道軌道敵勢力圏へ突入して拠点上空到達後、MS形態変形して攻略おこない同時に搭載機による制圧なども実施するMS形態では胴体部が反転して展開、ピグウィグ・キャノンII保持したコアMS露出する形となる。MS柔軟性活かして目標ピンポイント攻撃可能であり、損害最小限抑えた目的達成が可能となる。弾道ミサイル異なり再利用が可能であることも、本形態有用性担保している。 武装・装備 ハイパー・ロングレンジ・ビーム・キャノン 本形態主兵装で、通称「ビグウィグ・キャノンII」。バイザックTR-2[ビグウィグ]のビーム・キャノンをさらに強化したもので、精密射撃命中制度向上しMS運用可能な火器として最大級威力有する。また携行容易にするため、折り畳み機構採用されている。MS形態ではコアMS腕部保持されることで広い視界を得るほか、射撃精密度も向上する。本兵装のみの独立運用も可能。 インレ合体時にはダンディライアンIIシールド装着し防御用の拡散ビーム砲使用可能。腰部ダンディライアンII側)に装着し精密射撃時にはダンディライアンII側のコアMS直接操作する複合バインダー複合防御バインダー」とも呼ばれる。両舷に装備されブースターだけでなく、武装Iフィールド搭載する攻防一体の複合兵装Iフィールド・ジェネレーター中心に上下2枚のメイン・バインダーと側面のサブ・バインダーで構成される。メイン・バインダーの前部には迎撃用の積極防御兵装内蔵し球形有線スプレッド・ビーム砲台機関砲搭載上部メイン・バインダー後部には搭載機としてキハールII片側3機、計6機を搭載可能(イカロス・ユニット装備ヘイズルなど通常MSも可)。アーム懸架し、レール前後移動する下部メイン・バインダー後部メイン・ブースターとなっており、プロペラントタンクスラスター内蔵する同様にスラスター内蔵したサブ・バインダーも併せ3つのバインダー可動させることで、高度な機動性運動性発揮する胴体ユニット MA形態時の機首構成し半円状メイン・フレームを介して複合バインダー接続するTRシリーズ共通新型ジェネレーターのほか、共通の冷却フィールド発生器を内蔵し使用時両側面に展開するコアMS大型アーム両肩フルドドIIドラムフレーム接続し本体下部収納する巨大な武器庫にもなっており、大中小のコンテナ多数搭載するコンテナ内の各種武装使用する際には、カバー上方展開するまた、オプションとしてEWACレドーム案、ミサイル・サイロ案、サイコミュ・システム案(後述)、その他「3号計画」などさまざまな新兵器搭載案が検討されるが、いずれもペーパー・プラン終わっている。 漫画くろうさぎのみた夢』では、機首下部大型ブレード・アンテナはサイコブレードのように他者触れることで精神感応起きている。 大型ブースター 作戦内容によっては、打ち上げの際に「インレのゆりかご」と呼ばれる球形大型ブースター後部接続する内部には大型格納スペース有し兵員MS搭載して輸送・展開が可能。ホバリング・ユニットも兼ねており、滞空しつつ部隊支援などをおこなうことも予定されている。大量燃料搭載して長距離ミッション惑星間航行も可能であり、その際内部居住スペース設け独立したバイオスフィアとしても機能する大出力のジェネレーター搭載しており、漫画くろうさぎのみた夢』ではアリシアがこれをレジオン建国利用しており、建設中新市街シンボルにもなっている。 劇中での活躍ティターンズの旗のもとに』では、グリプス戦役末期にカール・マツバラ中尉搭乗するガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]コアMSとして運用されている。 『くろうさぎのみた夢』の前日譚となる設定では、ティターンズレジオンにもち込み0088年のレジオン建国戦争アリシアオメガ搭乗するハイゼンスレイIIコアMSとして運用され敵対するジオンマーズ拠点単機攻略するなどの活躍見せたとされる本機によって火星開拓しレジオンに高い工業力をもたらしたあと、氷河基地0091年にかけて改修修理おこなわれる。 『くろうさぎのみた夢』本編では、インレの上半身となることから「インレの翼」とも呼ばれるが、本形態自体が「インレ」あるいは「ガンダム・インレ」と呼ばれることも多い。反乱軍による本機奪還目的とする「輝ける星」作戦最中完成再調整されたアリシアクローン強化人間のひとりダイアナ生体ユニットとして起動するも、身内いざこざにより浴びた返り血見て暴走水門破壊しコンテナからミサイル全方位発射するなどして敵味方かまわず攻撃するツキモリ搭乗するヘリオス・マリナーとの戦闘では多数のモビル・ビットを射出して、ビット同士攻防戦繰り広げる有線スプレッド・ビーム砲台有線クロー・アーム換装されており、これによってヘリオス・マリナーのコックピットを貫くが、直後トリスタンクローン強化人間であるホシマルのアーリー・ヘイズルがブレード・アンテナに触れることで、本機制御取り戻す。本機にはあらかじめTR計画中心人物であるトリスタン認識して起動するような仕掛けほどこされていたのである。さらにホシマル自身精神感応ダイアナ説得して本来の自分取り戻させることで戦意喪失本機奪還される。しかし、レジオンによる改修ダンディライアンII替わる下半身として陸上移動用のグラン・ユニットを装着されており、火星から出られない態となっていた。

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