ガラス・とは? わかりやすく解説

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ガラス【(オランダ)glas】【硝子】

読み方:がらす

液体溶融状態から冷却したとき、結晶せずに固化し原子配列液体似た不規則な状態になっている物質三次元規則網目構造をなす。珪酸塩(けいさんえん)ガラス・ソーダ石灰ガラス・鉛ガラスなどがあり、ポリスチレン・ポリエチレンでもみられ、天然には黒曜石琥珀(こはく)などがある。

特に、珪酸塩ガラスのこと。透明で、もろい。建築材料食器などに使われる玻璃(はり)。ギヤマンビードロ

もろく壊れすいもののたとえ。「—のあご」


ガラス

読み方:がらす
【英】:glass

高温溶融した物質結晶析出することなし急激に温度降下させると、粘性増し硬い固体凝固する。この固化溶融物をガラスと呼ぶ。結晶固体とは異なり規則的な原子配列をしていない非晶質高炉水砕スラグは、急冷により、結晶化せず、そのほとんどがガラス状態になっている

ガラス

作者多島斗志之

収載図書少年たちおだやかな日々
出版社双葉社
刊行年月1994.4

収載図書少年たちおだやかな日々
出版社双葉社
刊行年月1999.8
シリーズ名双葉文庫


ガラス

作者イヴリン・ロウ

収載図書正直な肉体
出版社幻冬舎
刊行年月1994.12


ガラス

名前 Galas; Gallas; Garas; Garasse

硝子

読み方:ガラス(garasu)

作者 川端康成

初出 大正14年

ジャンル 小説


ガラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 03:56 UTC 版)

ガラス: glas: glass)または硝子(がらす、しょうし)という語は、物質のある状態を指す場合と特定の物質の種類を指す場合がある。古称として、玻璃(はり)、瑠璃(るり)ともいう[1]


  1. ^ 瑠璃コトバンク
  2. ^ a b 日本化学会編「化学便覧応用化学編-第6版-第I分冊」丸善, 2002年(平成14年), 13.5 汎用ガラス・ほうろう
  3. ^ 「琺瑯(グラスライニング)」 (PDF) 『セラミックス』43(2008) No.9 P.762
  4. ^ 濱田利平「琺瑯の歴史について」『神鋼環境ソリューション労働組合-オープンハウスセミナー』Vol.43(2005/04/23)
  5. ^ a b c 作咲済夫著 『ガラスの本』 日刊工業新聞 2004年(平成16年)7月30日 初版一刷 ISBN 4-526-05310-4
  6. ^ W. H. Zachariasen, 1932:J. Am. Chem. Soc., 54, 3841-3851
  7. ^ B. E. Warrem, 1940, Chem. Rev., 35, 239-255.
  8. ^ Kuan-Han Sun, 1947, J. Am. Ceram. Soc., 30, 277-281.
  9. ^ J. T. Randall, H. P. Rooksby, B. S. Cooper, 1930, J. Soc. Glass Tech., 14, 219T.
  10. ^ E. A. Pporai-Koshits, 1959, Glastech. Ber., 32, 140-149.
  11. ^ H. Rawson, Inorganic Glass-Forming Systems. Academic Press, 1967.
  12. ^ 長倉三郎、他(編)「岩波理化学辞典-第5版」岩波書店, 1998年(平成10年)2月
  13. ^ ギヤマン彫. コトバンクより。
  14. ^ The Nature of Glass Remains Anything but Clear The New York Times. JULY 29, 2008
  15. ^ ガラス特性の定説、覆る可能性 ナショナルジオグラフィック日本語版サイト
  16. ^ 「理科年表第81冊」、P381 ISBN 978-4-621-07902-7
  17. ^ a b ニューガラスフォーラム編『ガラスの科学』日刊工業新聞社、2013年、2頁。 
  18. ^ 漢代の遺跡から出土したガラス器をみることができる
  19. ^ 「板ガラスの製造技術の歴史」内「古代ローマの鋳造法」 旭硝子 2015年6月14日閲覧 [リンク切れ]
  20. ^ 「東アジアで出土したガラス容器資料(三国~北魏並行期)」
  21. ^ 「板ガラスの製造技術の歴史」内「クラウン法」 旭硝子 2015年6月14日閲覧 [リンク切れ]
  22. ^ 黒川高明『ガラスの技術史』p227(アグネ技術センター, 2005年7月)
  23. ^ 中沢護人、「研究解説 :平炉法の発明の経過」『生産研究』 1964年 16巻 9号 p.243-248 , NCID AN00127075, 東京大学生産技術研究所
  24. ^ 酒本修、「革新的省エネルギーガラス溶解技術」 Res. Reports Asahi Glass Co., Ltd., 59 (2009)
  25. ^ ガラス張り(ガラスバリ)とは コトバンク



ガラス(ガラス工芸)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 13:50 UTC 版)

工芸」の記事における「ガラス(ガラス工芸)」の解説

ガラス工芸技法 ホットワーク(ホットテクニック) - 熱いうちに加工吹きガラス(グラスブローイング) キルンワークパート・ド・ヴェール キルンキャスト スランピング フュージング バーナーワークランプワークフレームワークとんぼ玉ミルフィオリ ホットキャスト コールドワーク(コールドテクニック) - 冷めた後の加工カットグラス切子江戸切子著名サンドブラスト ガラスエッチング グラヴィールエングレービング ラミネート ダイヤモンドポイント ステンドグラス

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「ガラス(ガラス工芸)」を含む「工芸」の記事については、「工芸」の概要を参照ください。

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ガラス

出典:『Wiktionary』 (2021/06/20 11:58 UTC 版)

語源

オランダ語 glas音写

名詞

ガラス 【硝, 玻璃

  1. 結晶のように原子規則正しく並んでいない、非晶質固体このような状態をガラス状態にあるという。
  2. ガラス状態の物質中でも特に珪酸塩ガラスを指し様々な組成のものがある。通常透明割れやすい。建材食器などに広く使われている。
  3. 壊れやすく繊細もろいものの比喩
    • ガラスの心
  4. つつみかくさず公開していたり、容易アクセス可能状態になっていたりすることの比喩
  5. 顕在化ていない確固として存在するものの比喩

類義語

関連語

複合語

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