アール・ヌーボーとは? わかりやすく解説

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アール‐ヌーボー【(フランス)art nouveau】

読み方:あーるぬーぼー

《新芸術の意》19世紀末から20世紀初めにフランス中心に欧州流行した芸術様式植物模様流れるような曲線特徴。ミュシャ・マッキントッシュらが代表。日本では日露戦争後流行した。→ユーゲントシュティール

アール‐ヌーボーの画像
マッキントッシュによる音楽誌ポスター(1896)/撮影MCAD Library https://goo.gl/q6zUZj

アールヌーボー


アール・ヌーヴォー

(アール・ヌーボー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 23:43 UTC 版)

アール・ヌーヴォーフランス語: Art nouveau)とは、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動。「新しい芸術」を意味する。花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった当時の新素材の利用などが特徴。分野としては建築工芸品グラフィックデザインなど多岐にわたった。


  1. ^ [1] 2024年2月13日閲覧
  2. ^ 上田篤、田端修『路地研究 もうひとつの都市の広場』鹿島出版会、2013年、182頁。ISBN 978-4-306-09423-9 
  3. ^ 谷克二『ブリュッセル歴史散歩 中世から続くヨーロッパの十字路』日経BP企画、2009年、219頁。ISBN 978-4-86130-422-4 
  4. ^ 『世界の美しい階段』エクスナレッジ、2015年、134頁。ISBN 978-4-7678-2042-2 



アールヌーボー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 05:43 UTC 版)

ベルリン王立磁器製陶所」の記事における「アールヌーボー」の解説

1886年にアレキサンダー・キップス教授は、芸術部門責任者として任命された。1908年にテオ・シュムッツ=バオディスが製陶所芸術部門責任者となった釉薬の下の装飾促し新しい型を開発した。このことでKPMは、国際的な展示会大きな賞賛得た彫刻家アドルフ・アンベルクの結婚式行列はもっとも重要なベルリンのアールヌーボー様式磁器である。プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルムとセシリア・メクレンブルク-シュベリンとの結婚のためアンベルク1904年様々な飾りからなる銀の卓上飾りデザインしたが、この計画頓挫した。それは、ギリシャ神話題材にした雄牛の上裸体女神エウロペあまりにも肌を見せすぎるということ理由であった。シュムッツ=バオディスは、このデザイン芸術性見出したので1908年磁器での製作思い立った1910年KPMは、この結婚式行列発表しブリュッセル万博金メダル受賞した1918年王制終了しKPMは、国営磁器製陶所ベルリンになった。しかしKPM社章王笏そのまま保持された。

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アール・ヌーボー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 07:58 UTC 版)

アンティーク・ジュエリー」の記事における「アール・ヌーボー」の解説

1890年代時代席巻するアールー・ヌーボーのスタイル可能性宝石商たちは模索した。密接に関連するのが、ドイツユーゲント・シュティールや、英国(また少しは米国も)のアーツ&クラフツ運動である。ルネ・ラリックは、パリサミュエル・ビングの店で働き現代ではアール・ヌーボーの旗手とされている。ダルムシュタット芸術家ウィーンのヴェルクシュタットは、ドイツにこの潮流を運ぶ源となったその間デンマークではジョージ・ジェンセン(現在では銀器でよく知られる)が優れた作品生み出し英国ではリバティ商会とチャールズ・ロバート・アッシュビーによるアーツ&クラフツ運動流線型特徴あるデザイン提供した。 この新しいスタイルは、宝石商たちのこだわりを、宝石セッティングからジュエリーそのもの芸術的デザイン変化させた。ラリック有名なトンボデザインは、その良い例である。エナメル技術的に大きな役割果たし、うねるような有機的ラインが最も特徴的である。第一次世界大戦が終わると流行変化し新しいスタイル取って代わるようになった

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アール・ヌーボー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 07:41 UTC 版)

洋服の歴史」の記事における「アール・ヌーボー」の解説

上半身スカートとも、動きやすく実用的になる。また、1910年代には、日本和服など東洋文化影響受けた極端に細い裾を持ち筒状の「ホッブル・シルエット」が流行した女性用水着1891年1894年 1901年 1903年 1909年 1911年頃、女性はホッブル・スカートを着用

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