その他の主な例
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1837年 大塩平八郎の乱で首謀者の大塩平八郎は死亡したが、生存説や海外逃亡説が噂された。 1873年11月28日から発布された徴兵制の文の中の血税の意味の勘違いから血税騒ぎ(徴兵制度に対する暴動)が起こる。各地で警察と衝突し流血の惨事が起こる。 1891年 西郷隆盛生存説。「いる」派・「いない」派で衝突騒ぎに。鍬、カマで相手に切りかかる事件まで発生、後の大津事件の遠因の一つともいわれている。 1910年 ハレー彗星有毒説。彗星が通過する間に空気を確保するためとして、自転車のチューブが爆発的に売れる。このことは漫画『ドラえもん』でギャグとして使用されている。 1945年 「赤飯とらっきょうを食えば爆弾に当たらない」「金魚を拝めば(同)」「屋根にPを書くと爆撃されない(PはPrisonで捕虜収容施設を意味している)」など、空襲避けの噂が日本で流行 1950年代宗教団体創価学会が葬式の際香典を持ち去るというデマを新聞社が記事として掲載したため噂が全国へ飛び火する 1969年 ポール・マッカートニー死亡説 1978年 伊豆大島近海の地震発生の4日後の1月18日午後、静岡県知事名で出された「マグニチュード6程度の余震があり得るので注意」との情報が、「今後数日以内に」という文言の削除を経た上で、「午後4 - 6時に震度6の大地震発生」という地震予知情報に流言化し、静岡県全域で住民が避難したり、防災用品を買い出しに走るなどの「パニック」騒ぎになった。 1979年 口裂け女。岐阜県から始まった噂話があっという間に全国に広まり、社会現象化した。 1980年代 イラン人(中東系)グループによる日本人夫婦襲撃・レイプと妻自殺の噂。 1986年 『ドラえもん』が「実はすべて植物人間である野比のび太が見た夢だった」という内容の最終回を迎えるという噂が流れる(ドラえもんの最終回)。 1986年 全国で『サザエさん』が終わるという話が流れる。また、「最終回の内容」とされるもの(「サザエさん一家を乗せた飛行機が海に墜落するがこの一家だけが行方不明となった。皆、海に還ったのだろう」というもの)も同時期に噂として広まる。 1993年 甲府信金OL誘拐殺人事件における被害者の父親共犯説。 1995年1月19日前後(阪神・淡路大震災直後)及び同震災発生1か月半後の2月26日、関西で京都府亀岡市の亀岡断層を震源地とする震度7の地震が起こるとの噂が発生した。2度目の噂では、亀岡市周辺の企業で臨時休業や食品スーパーで商品の買い占めが発生した。 1995年4月18日 4月15日予言。オウム真理教のテロの噂が流れ新宿はじめ各地で厳戒態勢。 1995年9月1日、東村山市議が東村山駅前のビルから転落死した事件。警察や東京地検は自殺と判定したが、市議が対立していた特定政党の支持団体から謀殺されたとの噂が広まり、一部マスコミも疑惑として報道した。それに乗る形で特定政党と対立関係にある政党関係者も謀殺説を支持した。その後、自殺説、謀殺説両方の裁判が相次いで起こされたが、公的な捜査結果を覆す判決は出ていない。 1996年9月 志村けん死亡説。 1998年10月中旬頃 宮城県で「もうすぐ大地震が来る」とのデマが中学生を中心に広がった。このことは地元紙の『河北新報』にも取り上げられた。子供だけでなく、医療関係者などからも行政機関に問い合わせが来たという。 1999年7月 『ノストラダムスの大予言』による人類滅亡。 2003年 佐賀銀行倒産メール事件。 2003年9月-11月頃 この年、5月26日(三陸南地震)・7月26日(宮城県北部地震)・9月26日(十勝沖地震)と奇数月26日に強い地震が起こっていたため、「11月26日にも大地震が起きる」というデマが広まった。テレビ朝日の番組 『SmaSTATION!!』でもこの話題を取り上げていた。 2005年 フィリピンで旧日本兵の生存者が発見されたとの噂が流れ、マスコミ各社が報じた。大半のマスコミは未確認情報として慎重な扱いに終始したが、中には本人の手書きメモが存在するとの噂を掲載した新聞もあった。(残留日本兵#潜伏していた日本兵も参照。) 2007年11月16日 香川・坂出3人殺害事件において、被害者の父親を犯人扱いするマスコミとネットユーザーによる誹謗中傷。 2012年 「マヤの予言」等による人類滅亡。
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