ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 05:00 UTC 版)
ストーリー
ゲーム開始時、主人公たちの住む世界は、エスタード島と呼ばれる魔物のいない平和な小さな島がひとつあるだけ。主人公と城の王子キーファが“禁断の地”と呼ばれる神殿を好奇心で探検し始めたことから物語が始まる。主人公たちはふしぎな石版のかけらを発見し、その後彼らとマリベルの3人で、神殿のひとつの台座の石版を完成させる。すると3人は魔物の徘徊する闇に包まれた見知らぬ世界へ飛ばされる。その世界に巣くうボスを倒して村を救い、旅の扉からエスタード島に戻ると、エスタード島のすぐ北に新たな島が出現する。その島の人々の話を聞くと、石版を揃えて行った世界が実は過去の世界であることが判明する。
主人公たちはこの後再び石版を集めて、別の地の過去を訪れ、同様にして陸地を出現させていく。DISC1ではこれの繰り返しによってストーリーが進んでいくが、パーティーのメンバーはストーリーを進めるうちに変化していく。また中盤あたりから、核心に迫る話が徐々に明らかになっていく。すべての大陸と天上の神殿を復活させたあと、主人公たちは魔空間の神殿に乗り込み魔王を倒す。現代世界で神の祭壇の湖が復活し、ここでDISC1が終わる。
DISC2では、それまで平和であった現在世界において、エスタード島などいくつかの陸地が過去と同様に封印され、主人公たちは大陸を復活させるために4人の精霊を目覚めさせる。そして大陸復活後、主人公たちは現在の世界を救うため魔王との最終決戦に挑む。
登場人物
この節ではゲーム内で語られる設定を中心に述べる。
本作のキャラクターデザインの特徴として、頭身が小さくなり、彩色がアナログ調からCG塗りに変更されるなど、従来の『ドラゴンクエストIV』『V』『VI』とは趣の異なったものとなっている。
主要人物
以下の6人は物語内でパーティーに加わる人物である。ダーマ神殿到着前に離脱するキーファを除き、5人はダーマ神殿で転職できる。
- 主人公[注 4]
- 本作の主人公。エスタード島の漁村フィッシュベルに住む16歳の少年。
- 漁師・ボルカノとその妻・マーレの息子であり、自身も漁師を目指している。左腕には水の精霊の紋章[注 5]が刻まれており、その力により普通の人間には理解できない文字を読んだり、海上に旅の扉を出現させることもできる。
- コスタールなどでのイベントの内容から実父はシャークアイであり、神様の力により過去から現在に時代を超えて移ってきたと解釈できる[23]。
- PS版の公式イラストでは小さなトカゲが手の上に乗っているが、ゲーム中ではオープニングムービーにほんの少し登場するのみである。
- 戦闘能力値はとくにHPとちからの伸びがよく、ほかの数値もバランスよく成長していく。しかし、プレイ中盤までのレベルの上がり方は一番遅い。
- マリベル
- 声 - 悠木碧(ヒーローズII、ライバルズ)
- フィッシュベルの網元・アミットの娘で、主人公とは同い年の幼なじみである少女。
- 我がままかつ好奇心旺盛なお転婆お嬢様で、アミット漁の際にはこっそりと漁船の中に忍び込む大胆な行動をとる。仲間外れになるのを嫌い、どんなことにも介入しようとする[24]。主人公とキーファが遺跡の探検をしていることを知り、成り行きで2人に同行することになる。
- かなりの毒舌家ではあるが、暗い出来事には心を痛め、何かと心労が絶えずにいたりと根は優しい。また台詞の節々に主人公に気があることを匂わせるものがある。
- 父の病気により一度パーティを離れるが、エスタード島が封印されたときに再び主人公の仲間に加わる。
- 戦闘能力値はMPやかしこさ、すばやさが高いが、HPやちからはパーティ中もっとも低い。
- 堀井雄二は「『ドラクエVII』ではじめて、仲間のセリフを採用した。それで女の子の仲間(マリベル)も作ったけど、ただカワイイだけじゃつまらないからって、ボロクソに言ってくるような設定にしたんだよ」と語っている。また、それに対して齊藤陽介は「まだツンデレなんていう言葉がなかった時代にアレは、インパクトありましたね(笑)」と語っている[25]。
- キーファ・グラン[注 6]
- 声 - 宮野真守(ライバルズ)
- グランエスタード王国の王子で、主人公とは物心ついた頃からの親友同士である18歳の少年。
- 冒険好きで、物語が始まる前から父のバーンズに内緒で主人公と遺跡を探検している。好奇心が非常に強く、謎の石版を見つけ出したことが主人公と旅に出るきっかけとなる。
- 石版の秘密が明らかになった後もしばらくは主人公と冒険をするが、冒険の途中でユバール族の踊り子・ライラに惚れ、主人公と別れユバール族として生きることを決意して過去の世界にとどまる。後に彼女と結婚し、生涯をユバール族の守り手として生きたと推測される[誰によって?]。アイラの話を聞く限りでは、歴代のユバール族の守り手の中で彼が一番強かったようである。別れた後も主人公の身を案じており、無地の石板に主人公へのメッセージを彫って海へ流し、後に主人公が読むことになる。
- 公式イラストでは剣を持っているが、この剣はゲーム中には登場しない。
- 装備できる武具は豊富で、ちからとHPが高いが、MPは増えず呪文は一切使えない。しかしレベルの上がり方は一番速い。真空斬りを覚える。
- 後にドラゴンクエストシリーズのスピンオフ作品『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』では、幼少時代の彼が主人公として登場する。
- ガボ
- 声 - 田村睦心(ヒーローズII、ライバルズ)
- 隙っ歯と小柄な体格が特徴の野性的な少年。
- その正体は過去のオルフィーで出会った白いオオカミの子供がデス・アミーゴの魔力によって人間に変化した姿。デス・アミーゴとの戦いで親を亡くし、普通の雌のオオカミに育てられた。
- デス・アミーゴを封印後、アミーゴの封印を解いた存在(魔王)と戦うため、主人公たちの一行に加わる。現在の世界で人間と化して改心したデス・アミーゴがガボをオオカミに戻そうとしたところ、その呪文の失敗によりガボはオオカミに戻れなくなったが、人間の言葉を話せるようになる(それまではほとんど「ガボ!」としか喋れない)。本人はむしろ人間の言葉を喋れるようになったと喜ぶ。完全な人間になってからもオオカミの並外れた嗅覚は健在で、冒険中もクレージュを破滅させようとする怪しい男の正体を早くも魔物だと見破るなど役立っている。
- 旅の中では「腹がへった」など楽観的なコメントを話す場合が多いが、情と正義感に熱い一面も持ち合わせている。
- 元の姿をオルフィーの女性には「白いワンちゃん(犬)」だと勘違いされていた。
- 戦闘能力値はすばやさがパーティ中最も高く、ちからもそれなりに高い。反面、MPとみのまもりは低め。また、オオカミを呼び寄せる独自の特技を覚える。大剣など、身体に似合わない武器を装備すると攻撃力が低下する。
- メルビン
- 声 - 千葉繁(ライバルズ)
- 神に仕える伝説の英雄で、神が存在した時代には年老いてなお最強の英雄と呼ばれていた。かつての神と魔王との戦いの最中、神によって石として封印される。よって、その戦いの結末を知る者はいない[24]。この石はホンダラによって発見され、ホットストーンと名付けられた。数百年の時を経て主人公たちの手により復活し、魔王討伐のために主人公の一行に加わる。過去の魔王を倒し、神復活の儀式を終えた後は神の城クリスタルパレスで聖戦士長として働くが、(魔王が化けた)神に反逆したとして追放され、コスタールに逃亡。大灯台の聖なる炎を封印されたエスタード島に送るため1人で活躍する。
- 堅物のようだが主人公たちともすぐに打ち解ける好々爺であり、若い女やカジノを好む俗な面も見られる。喋ると語尾に「ござる」が付く。
- 戦闘能力値はいずれもバランスよく成長し、とくにみのまもりは仲間の中で最高。HP・MP・ちから・かしこさも高く、打撃・魔法ともにトップクラスである。ただし、すばやさはパーティー内では最も低く、戦士用の重装備にも制限がある。
- アイラ
- 声 - 今井麻美(ライバルズ)
- 旅の民族ユバール族の1人で、踊りが上手な女戦士。伝説のトゥーラの弾き手を探すために主人公一行の旅に加わる。
- 踊り手としての才能と、祖先はどこかの国の王子であったという本人談により、キーファとライラの子孫で生まれ変わりのような節が読み取れる。お転婆のじゃじゃ馬で儀式の途中に抜け出したり、休息地を訪れた主人公たちと出会うやいなや強引に仲間に加わるなど、キーファの性格を継いでいる描写も垣間見られるが、基本的におっとりとした物腰の優しい女性である。名前もライラにあやかって付けられた。
- バーンズやリーサからは家族のように慕われ、のちに王家直属の近衛兵となる。初めてグランエスタード城に訪れた時には、「初めて来たはずなのに懐かしい」とつぶやき、また王の間に行くとリーサから「兄の気配がする」と言われる[24]。
- 能力的にはややMPが低いが、主人公と同じバランス型。攻撃、防御、どんな局面でも上手く立ち回ることができる。HP、ちからが高めで、パーティ加入直後は「踊り子」をマスター済み、「戦士」が職業レベル★3つとなっている(ただし、「踊り子」のカンは忘れている状態となっている)。
エスタード島の住人たち
パーティーには加わらないが、主人公たちとともにエスタード島に住んでおり、主人公たちと関わりの深い人物である。
- ボルカノ
- 主人公の父親。エスタード島中で評判の漁師である。終盤にてエスタード島が封印される際に行方不明となるが、シャークアイによって救出される。
- シャークアイの人柄に惚れており、「漁師と海賊の違いはあれど同じ海の漢として尊敬する」と発言しており、シャークアイも彼を尊敬している。
- マーレ
- 主人公の母親。肝っ玉母さんで、漁に出る夫のボルカノのためにアンチョビのサンドウィッチを作る。夫が漁に出て留守のときは夫に代わって家を守る。
- 主人公は過去の世界で生まれるはずだったが、神の力によりマーレの子に転生したため、他人の子の育ての親でもあるという少々ややこしい状況に陥っているのだが、本人はその事実は知らないでいる。
- ホンダラ
- グランエスタード城下町に住むボルカノの弟で、主人公の叔父にあたる。通称「ホンダラオヤジ」。
- 仕事もせず怠け者で妻もおらず、困った男ではあるが、どこか憎めない。いつも怪しげな品を売っており、物語に大きく関わることがある。
- 魔王が現代に出現した後は行方不明となるが、のちに無事に帰り、城下町の酒場のバーテンとなる。近衛兵には彼のファンがいる。
- バーンズ・グラン[注 7]
- キーファとリーサの父親で、グランエスタードの国王。城から勝手に大切な品を持ち出すなどの息子の行動にいつも頭を抱えている。後に息子の好奇心を認め、島の人が見つけたふしぎな石版を彼に渡すことを決心するが、そのときには息子が過去の世界にとどまったことから二度と会えないことを知り嘆き悲しんでいた。
- 『キャラバンハート』でも登場する。
- リーサ・グラン[注 8]
- キーファの妹で、グランエスタードの王女。幼少時に母を亡くし、キーファが親代わりとなって面倒を見ていた。
- 『キャラバンハート』でも登場する。
- アミット
- マリベルの父親。フィッシュベルの網元でかつ大富豪であり、フィッシュベルの豪邸に住む。
- 娘が主人公と旅をしている最中、一度病気にかかる。
- 主人公のことをかなり気に入っており、妻と共に娘をいつか主人公の嫁にしたいと思わせる台詞がある。
- きこり
- フィッシュベルの西の山の中に住む木こり。本名不明だが、動物たちと話をすることができる。
- 過去のオルフィー地方でデス・アミーゴと戦う際には主人公たちと共に戦闘にNPCとして参加する。
- のちにガボと一緒に住むことになり、彼と一緒に現代に来たオオカミともども息子のように可愛がる。
重要人物
以下は、物語に深く関わる重要人物である。
- シャークアイ[26]
- 海賊マール・デ・ドラゴーンの総領で、主人公の実父。主人公と同じく、腕に水の精霊の紋章が刻まれている。
- かつて、コスタール王国と手を組み、同国の海軍司令となった。その後、海上での魔王軍との決戦に敗れ、海賊船ごと氷付けにされ、砂漠南の洞窟に封印された。しかし、現在の世界で砂漠の大陸などが再び封印されたとき、呪いの力が及ばなくなったおかげで封印が解けて復活。
- 主人公たちと対面した際、水の精霊の力により、腕にあった精霊の紋章は主人公の腕に移り、それによって主人公の腕の紋章が完全なものとなったことで主人公が未来に託した己の息子に関わる存在と知り、協力するようになる。
- ボルカノとは同じ海の男としてお互いに尊敬しあっている。
- アニエス
- シャークアイの妻で、主人公の実母。どこかの国の王女ではないかという噂があるが、定かではない。
- シャークアイと海賊船に乗っていたが、コスタール王の頼みによりコスタール城に預けられる。主人公がコスタールを訪れた際には病気を患っており、寝室で寝ている。胎内に子供を宿していたが、海底王によれば、その子供は精霊によって未来に託されたという。
- その後、彼女自身は海底王の力により、長年生きることが可能な人魚の力を得る。
- 海底王
- 海底に住む王。不思議な力を持つ。
- 過去では人間の老人の姿で現れ、現在の世界では貝殻帽子を被った姿でエスタード島から南の海底に住む。
- 精霊
- 神に仕える4人の精霊。炎の精霊、大地の精霊、風の精霊、水の精霊が存在し、それぞれ炎の山、砂漠の国、リファ族の神殿、七色の入り江に眠る。
- DISC2で神に化けた魔王によってエスタード島などが封印された後、主人公たちによって目覚め、封印された大陸を復活させ、神の正体を見破る。「アミュレット」という道具によって精霊の力を借りることができる。
- 精霊ごとに性格が異なり、炎の精霊は強者との戦いを好み、当初は人間を見下しており、主人公たちが戦って勝利することで力を貸す。大地の精霊は武人肌で紳士的。風の精霊はPS版の本作の開発当時に流行していたギャルのような口調が特徴。水の精霊は大らかかつ穏やかな性格の四精霊のリーダー格。
- 第2の隠しダンジョン「さらなる異世界」では隠しボスとして、4人同時に登場する。
- 神さま
- 声 - 緒方賢一(ライバルズ)
- かつて魔王オルゴ・デミーラの暗躍に気付き、魔王と数百年間に渡って戦った。最後の決戦において魔王に深手を負わせるも敗北、その際に共に戦った四精霊とメルビンを逃がした。
- 現代では戦いの結末は正確に伝わっておらず、沼地の宿屋の老人にはオルゴ・デミーラに敗れたと語られており、メダル王の城の書物には全ての力を解き放ちオルゴ・デミーラに勝利したとも伝えられている。
- 隠しダンジョンである「なぞの異世界」で隠しボスとして登場。ストーリー中の荘厳な姿(過去およびオルゴ・デミーラがなりすました姿)とはかけ離れたひょうきんな姿で登場し、メルビンを石に封印した理由、四精霊を生み出した理由、隠居した理由、そしてなぞの神殿の真実などを主人公たちに教える。その後は主人公一味に対し一戦を交えることで力量を試す(20ターン以内に倒すと褒美がもらえる)。その後ある条件を満たすと移民の町へ移民する。
- 本人は魔王との戦いは相討ちだったと主張しており、世界の未来を人間に託すために神殿を設けたという。
その他の人物
以下に挙げるのは、主人公たちとの関連は薄いが、ストーリーに関係する人物である。
過去
- マチルダ
- 主人公たちが過去の世界を訪れて最初に出会う女戦士。その正体はウッドパルナの英雄・パルナの妹であるが、臆病な村人に兄を見殺しにされた恨みから魔王と契約して魔物と化した。
- ハンク
- ウッドパルナの戦士。大怪我をして寝込んでいたが、緑のカラーストーンの力により回復し、主人公たちと共に魔物の塔で戦う。パトリックという息子がいる。
- パミラ
- エンゴウの占い師。何にでも効く薬を作れる薬師でもある。
- 後にパミラという名は一族の中で占いの能力を持つ者が受け継ぐ名前となり、現在の世界でも受け継がれている。ただし、当代のパミラは初代と違って薬を作ることができない。
- クレマン
- ダイアラックの町で唯一、町を離れていたことにより石化を免れた老人。一時滞在した主人公たちの行動により活力を取り戻し、一度降ると屋内に居ても石化する「灰色の雨」の恐怖を人々に語り継ぐ決心をする。
- 後にグリンフレークに立ち寄る。
- トラッド
- フォロッドの兵士長。ゼボットの兄であり、彼が人間に心を閉ざすきっかけになった過去を知っている。
- ゼボット
- からくり掃除機などを発明したフォロッドのからくり技師。過去の出来事によって他人に心を閉ざしている。後に自宅にたどり着いた敵のからくり兵1体を改造し、亡くした恋人の代わりとしてエリーと名づける。
- 現在の世界では数百年経っているため、白骨化している。
- エリー
- 敵のからくり兵で、ゼボットが唯一改造に成功して悪意を取り除くことのできた機体。からくり兵の仕組みにゼボットが気付くきっかけになり、妨害音によって敵を無力化することで結果的にフォロッドを救う切り札となった。
- その後、ゼボットと二人きりで研究所で暮らすが、彼の死に気づかず、白骨化した彼の遺体をベッドに寝かせて数百年間ボロボロになりながらも動き続け、現代まで看病し続けている。
- 物語がさらに進むと、完全に機能停止する。
- 「エリー」という名前はフォロッド城の王女(主人公たちが会うことができる姫の姉)のもので、マシンマスター撃破後の彼と姫の会話から「ゼボットに黙って起こした行動による不慮の事故で死亡した」と考えられるが、詳細は不明。
- ペペ
- グリンフレークの庭師。ポルタという大柄な弟が一人いる。「灰色の雨」を浴びすぎたせいか、石化の呪いが解除されたにも拘わらず、彼だけ意識不明の状態だったが、後に主人公らのお陰で全快する。
- リンダという女性に恋していたが、自分の家族の立場を案じる余り煮え切らない態度に終始したため、彼女の反感を買う。後にリンダへの想いを断ち切るため1人町を出て、メモリアリーフと呼ばれることになるハーブ園を作る。また彼は、そこでリンダという想い人と同名の身寄りのない少女を拾い育てたという。
- 再度、時間を経過したメモリアリーフに訪れるとリンダがベシアに名を変え修道院にいたことを主人公らによって知らされることとなる。彼女の想いを知らされ、死後はリンダの側に墓石を建てる。
- リンダ / シスター・ベシア
- イワンの婚約者。しかし、その婚約は彼女の家族の多額の借金を帳消しにすることを条件になされた望まぬ結婚であった。加えてイワン自身の無神経さから、ペペとの駆け落ちを望んでいた。しかし、ペペが町から離れた後はイワンと結婚。男の子を出産するが、イワンが自家の財産を失い、さらには仕事も儘ならない状態になり、彼女なり懸命にイワンを支えるが、ついには限界を超え、体を壊し後にイワンと息子を置いて逃げだす。
- ペペが興したメモリアリーフ・ハーブ園側のギュイオンヌ修道院のシスターとなってペペを見守るが、彼に気付かれぬまま短い生涯を閉じることになる。子供を捨てたという行為をリンダ自身が唾棄すべきことと認識していたことと自身の幸せを求めなかったことから、ペペの近くにいること以上を望まなかった。唯一望んだのは、自身の墓石をハーブ園を見下ろせる場所に建てたことだった。
- イワン
- グリンフレーク町長ボルックの嫡子。リンダの婚約者。次期町長としての能力・見識は低く、独善的で意気地や根気に欠け、リンダは勿論、実父を含めた町民たちからの信望は薄い。しかし、婚約者として彼なりにリンダのことを気遣っている。
- また彼女との不義が疑われるペペに対しても、彼が呪いから全快した際は率先して祝いの準備を行っており、盆暗だが悪い人物ではない。後にブドウ栽培を始めるものの失敗。ハーブ園は別の男の手に渡り、カヤの情けでハーブ園の手伝いをするものの、あまり働くことに精を出さない人物になっていて、息子にたしなめられている。
- カヤ
- グリンフレーク町長宅の家政婦。有能だが、リンダがイワンの婚約者となるまでは彼と交際していたという噂もあり、また、ペペにリンダとの駆け落ちを唆したりと腹の底が知れない面がある。しかし、一人の男性を想い続ける一途な面も持つ。
- 後にイワンが経営していたハーブ園の経営権を譲り受けた別の男性に見初められ結婚するものの、イワンへの想いが捨てられず、主人に毒を盛って殺害しようとした。主人公らの行動でその企図が暴かれ、カヤ独自の行動だったが(イワンが「自分が指示した」と嘘をつき)、イワンと共に町を出る。
- ライラ
- ユバール族の2代目の踊り手。アイラの先祖で、後にキーファと結婚して息子のキーラと娘のライファを生んだという。
- ジャン
- ユバール族のトゥーラの名手だが、占い師を本業としている。ある理由によりユバール族を脱退する。
- その後の消息は不明だが、過去のハーメリアにて老いた彼が旅の老楽師として登場、近未来予知とトゥーラを使って平和維持活動をし、グラコスによって浸水を予知し、塔に村民を避難させた後、主人公一行とともに戦う。その後は隠居し後継者を育成することを主人公らに伝え姿を消す。
- スイフー
- ふきだまりの町を仕切る男。町に堕とされた新入りを「あいさつ」と称して痛めつけることで、町の秩序と自分の地位を保っている。ダーマ地方が解放された後は山賊となり、現代の山賊団の基礎を築いた模様。
- 彼との戦闘は本作に三戦存在する負けることが前提の戦闘であり、普通では勝つことは非常に難しく、たとえ勝てたとしてもストーリーは負けたことになって進行する。再戦の機会はない。
- フーラル
- ふきだまりの町で出会う盗賊。ダーマ親衛隊への入隊を希望しているが、主人公たちを魔物と戦わせている間に自分だけ逃げるなど、ずる賢い面もある。
- のちに1人だけ逃げたのはフォズの所在確認および救出のためだと明かされるが、救出は彼単独では叶わなかった。後に書物に残るような有名な盗賊になる。
- カシム
- ダーマ神殿の親衛隊の一人。ダーマ神殿奪回後は親衛隊長となる。胴長で短足なことを少し気にしている。ネリスに想いを寄せている。
- ザジ
- ふきだまりの町に暮らす少年。病弱な姉ネリスを何よりも大切に思っており、「魂の剣」に操られて敵に寝返ったネリスを正気に戻すため、主人公たちとともに魔物主催の決闘に参加する。ややシスコンの気が過ぎる嫌いがあり、マリベルの台詞でもそれが述べられている。
- ダーマ神殿が解放された後、姉との些細な喧嘩でネリスに言われた一言により、自分が一緒にいることが逆に姉にとって負担だったのだと思い、姉をカシムに任せ旅に出た。
- 決闘場では味方として登場し、火炎属性のイオを主に使用する。
- ネリス
- ザジの姉。心臓病を抱えており、長くは生きられないと医者に告げられていた。
- 魂砕きの際にザジを傷つけた剣士に復讐するために、魂の剣を手に魔物主催の決闘に参加。長く魂の剣を使い続けた影響で性格が一時的に変わる。
- ザジが旅立った後、ダーマ神殿で働きながらザジの帰りを待つことにしたが、体調を崩し寝込んでいる。
- 決闘場では敵として登場し、ザジとは対照的に冷気属性攻撃を主体とする。
- フォズ
- 声 - 高橋李依(ライバルズ)
- ダーマ神殿の大神官の少女。若年ながら高いカリスマ性を有し、周辺からの人気は高く、ガボは彼女のファンであり、転職するなら彼女じゃなければ嫌だという。
- 戦闘では打撃・呪文ともに優れており、ヒャダルコやベホイミの呪文を唱える。
- 決闘場を抜けて偽大神官を倒すまで味方となる。
- 『キャラバンハート』でも登場する。
- ハディート
- 砂漠の村の族長・ザラシュトロの息子。父の死後、族長に就任する。性急で血気盛んな性格。
- 砂漠の女王フェデルのことを魔物側に寝返った裏切者と誤解していた。
- 闇のルビーを魔王像から取ろうとするところをセトに不意打ちされ、ナイラ河の下流まで流されてきた頃にはすでに絶命していたがフェデルによって蘇生される。
- 後に誤解は解け、彼女と結ばれ砂漠の王となる。砂漠の城で味方として中ボスと戦い、はやぶさ斬りを使う。
- 神木の妖精
- 神木の世話をする妖精の少女。クレージュ地方の水脈が汚染されたことにより弱っていたが、主人公たちに助けられ、人々を元に戻すことを主人公たちに依頼する。
- バロック
- 建築家。時計塔や橋を手掛けた。彼が手掛けた建造物はどれも派手であることが特徴。
- リートルードに明日が来ないという異変に唯一気づく。
- 主人公たちが去った後、壮大な芸術バロックタワーを建てる。
- ラズエル
- オルドーの息子。考えごとをすると頭が混乱することも。その性格はしっかり子孫に引き継がれている。
- プロビナ山頂の神父
- 数年前に記憶を失った状態で発見された神父。かつてはレブレサックの村におり、村を出る際に後述する金色の女神像を譲り受けた。
- 最終的には記憶を取り戻すが、プロビナに襲撃してきた魔物たちと戦い戦死する。
- シーブル
- ルーメン町長。魔王の手先ボルンガの一味の中で唯一街に残った爆弾岩「ロッキー」を可愛がっていたが、ヘルバオムが町を襲撃した際、シーブルを守るために自爆したため失う。
- その後ヘルバオムの根についていた虫の魔物を「チビィ」と名付けて飼おうとするも、結局死なせてしまう。
- 後の「モンスターパーク」の主となるモンスターじいさんの先祖であり、「魔物と心を通わせた人間」として語り継がれている。
- ゼッペル
- マーディラスの若き王。18歳。
- 10年前に友達のルーシアをラグラーズ兵に殺されたことにより復讐に燃え、それから9年後、兵力強化によりラグラーズとの戦争に勝利する。しかし、ルーシアを救えなかったことへの後悔、そしてラグラーズに祖国を奪われ自らも虜の身になった屈辱は彼の心に深い傷を残した。
- それらのトラウマによる強迫観念からその後も兵力強化を続けようとするも、その心の闇を魔王の手先に突かれ邪悪な究極魔法「マナスティス」により魔物(モンスター「ヘルビースト」の色違い)へと変貌する。魔物化した彼との最初の戦闘は前述のスイフーら同様、負けることが前提の戦闘であり、やはり勝つことは非常に難しく、たとえ勝てたとしてもストーリーは負けたことになって進行する。
- ディノ
- マーディラスの若き神父。現国王・ゼッペルとは幼馴染。暴走するかつての幼馴染を憂いている。
- 魔王の使い魔が放ったメラゾーマにすら耐えたことから、優秀な魔法使いとしての実力が窺える。
- フィリア
- 聖風の谷の族長の養女。谷で唯一翼を持たない少女で、周辺の子供からいじめられていた。
- 実は立派なリファ族の一人であり、その身体的特徴が結果的にリファ族を危機から救うことになる。
- ルカス
- レブレサックに住むきこりの息子。村人の中でただ一人、ほかの人の知らない真実に気づくが、主人公たちと共に村人に誤解される。
- 両親を亡くしており、黄金の女神像を親の代わりとしている。
現在
- がけっぷちのじいさん
- グランエスタードの外れの崖に住む老人。博識で、王家の古文書なども解読できる。
- かつてキーファの祖父が王を勤めていたころに石版を見つけたが取り上げられ、石版の謎の解明を主人公たちに託す。
- キーファをボンクラと称していたが、王宮兵士のがボンクラと改めている。
- 物語の進行により、ユバールの民やメルビンについても知っていることがわかる。
- シム
- ダイアラックの跡地の石柱周辺に新たな町を作る夢を持つ老人。
- エテポンゲ
- 中ボス、山賊4人衆の1人。汚らしい格好(モンスター「くさった死体」の姿)で、まずい料理を作ったり、喋り方が独特(語尾に「…のんね」をつけるのが口癖)なため山賊仲間からはバカにされている。
- 一度アズモフの「ちしきのぼうし」を盗んでかしこさランキングで1位になるぐらいまで頭が良くなったが、カシラに怒られて帽子を返した。
- 『テリーのワンダーランド3D』ではちしきのぼうしを被った状態で登場。
- 山賊の頭
- ダーマ神殿の南、山賊のアジトに住む山賊のボス。モンスター「プチヒーロー」の姿であるため、マリベルからは「コイツは偽物で裏にもっと悪い奴がいるのでは?」と疑われる。
- 山賊行為の真意は周囲の気を引いて自身の持つ石版を託せる者を探すためであり、魔王についても何か知っている素振りを見せる。
- アズモフ
- ハーメリアの歴史を研究している学者。かしこさが高くなる「ちしきのぼうし」の持ち主で、帽子を盗まれるまではかしこさランキングでは不動の王者となっていた。
- ブルジオ
- オルフィーの北に豪邸を構える大富豪。クレージュとリートルードに別荘を持つ。珍品収集が趣味で、ホットストーンも一時彼のコレクションに加わる。
- とあるきっかけから、主人公らの旅に同行する。
- ニコラ
- メザレの村に住む、「神の兵」の子孫の一人。英雄を探しに行くという願いを持っているが、亡き父との約束との間で葛藤し、冒険者に「魔法のじゅうたん」を渡して英雄探索を託している。
- ラグレイ
- 戦士。メルビン復活後にメザレに現れたところ、村人に伝説の英雄と勘違いされる。
- グレーテ
- 音楽を愛するマーディラスの若き姫。勤勉だが、我儘でかなり癇癪持ちな面もあり、「テーブルを259回ひっくり返した」という「伝説」まであるほどらしい。
- 大神殿でのトゥーラ弾き大会を主催する。
- 主人公に対しては少々想うところがあるようで、最終決戦後は軽いキスで送り出す場面も。
- ヨハン
- マーディラス城下町に住む陽気なトゥーラ弾きの青年。遊び好きでいい加減だが、育ての親である老楽師には忠実な性格。
- 葬儀で派手な演奏をして師匠に叱られたのでしばらくはトゥーラを封印していた。
- 神の復活が成ってからはマーディラスには帰らず、グランエスタードの城下町で活動している。
- 主人公と一緒に旅をして成長し、「魔物が逃げ出すような音楽すればいい」と師匠を説得した。
- サイード
- 砂漠の村の族長ザラシュトロの息子4兄弟の末っ子。「3バカ」と呼ばれる3人の兄たちと違って真面目な性格だが、メイドたちからは「フラフラしてばかり」とあまりいい印象を受けていない。また、なぜか古い家(過去の族長が住んでいた部屋)で一人で暮らしている。
- 主人公とともに大地の精霊像の探索に出かける。
- 砂漠の大陸が復活した当初から会うことはできるが、名前が明かされるのは物語の後半になってからになる。
- セファーナ
- リファ族の族長である女性。
- リファ族は現在の世界では翼を失っているが、彼女のみ翼が生えている。その理由により、大陸が封印される事件まで家の中に身を隠していた。
- ローズ
- 大地の精霊像の近くに家を構える老婆。
- リートルードのかっこよさランキングで長きに渡って1位の座に就き続けていたが、年老いてなおいまだに彼女がランキングトップのままであることを当人に伝えるとランキングからの記録抹消を頼まれる。
敵対者
主人公たちが戦う相手となる存在。その多くは、過去世界に君臨していた大魔王と、その配下として世界各地を征服・封印していた魔物たちである。フォロッド地方やダイアラック地方などのように単純な武力や魔力による侵攻を行った地方もあるが、直接は手を下さず人間の復讐心や猜疑心を利用して争わせ自滅に追い込もうとするなど、人の心の闇や弱みに付け込む手口を用いた魔物も多い。
- 炎の巨人
- エンゴウ封印の鍵となっている闇の炎を守っている魔物。ほむらの祭りの火送りの儀と邪悪な闇の炎を利用して火山活動を誘発しようと目論む。
- デス・アミーゴ
- オルフィー封印の鍵となっている魔物で、ピエロのような姿をしている。かつて白いオオカミの活躍によって魔封じの洞窟の棺に封印されたが、魔王によって棺が開けられて復活し、魔力でオルフィーの人間と動物の姿を入れ替える。
- その後主人公らに倒され封印されるが、その直前、ガボを魔力でオオカミに戻れないようにしてしまう。現在の世界では魔力の減衰により人間になり、それを機に改心し、過去の償いのために残った魔力でガボをオオカミに戻そうとしたが、魔力が衰えていたためオオカミには戻せず、代わりにガボが人間の言葉を喋れるようになった。
- 現代で魔王が復活した後は、洞窟の途中で怯えている。
- マシンマスター
- 魔王から授かったからくり兵を率いる指揮官で、フォロッド地方を侵略しようと、からくり兵たちをフォーリッシュやフォロッド城に次々と送り込む。
- デスマシーン
- 最強のからくり兵で、マシンマスターの最後の切り札。登場時にマシンマスターを踏みつぶす。フォロッド地方の封印の鍵となっている。
- どうくつまじん
- グリンフレーク地方の沼地の洞窟に出現する魔物。洞窟の奥に宝物があるという噂を流し、やってきた冒険者や商人を襲っていた。
- 戦闘では雑魚モンスター「おどる宝石」2体と一緒に現れる。
- あめふらし
- 魔王より人間を石化させる「灰色の雨」を降らせる力を与えられた魔物。その力でダイアラックを壊滅させ、グリーンフレークにも魔の手を伸ばすが、主人公らに見つかり年貢の納め時となる。
- 見かけは雑魚モンスター「ちゅうまじゅう」そのものだが、魔王から力を与えられているだけに段違いの強さを持つ。
- アントリア
- ダーマ封印の鍵となっている悪魔神官。転職希望の人々を騙して呪文や特技を奪い集め、魔王のパワーを強化しようとする。火力の高い魔法や技を操る序盤の大ボス。
- 部下の魔物からは人間にも平等と評されるが、実際はかなり卑怯な性格で、力を奪って捕らえた人々は最終的には皆殺しにするつもりだった模様。
- セト
- 武装した半人半竜。女王や付き人たちを人質に取って砂漠の城を占拠し、民に大地の精霊像を魔王像に作り替えさせ、魔王像の目に闇のルビーを仕込む。それにより巫女の行う大地の精霊への祈りを魔王への祈りに変換し、闇のルビーの力によって魔王と自身の力を強化しようとする。
- ウルフデビル
- 蝙蝠の翼を生やし紫色の毛皮に覆われた粗暴で陰険な獣人。クレージュ地方の水脈を魔王の念が籠められた水で汚染し、その力で村人を洗脳し彼らの手で神木(世界樹)を切り倒させようと画策する怪しい男の正体。
- 洗脳した村人を操り主人公たちを幾度も妨害するが、彼らの手で井戸が浄化されたことにより追い詰められる。最期は正気を取り戻した村人たちの前で、主人公らの手により成敗される。
- 「仮の姿」と「真の姿」と二度にわたって戦うことになるが、どちらも高い攻撃力を生かした打撃主体の戦闘スタイルである。雑魚モンスターとしても登場する。
- タイムマスター
- リートルード地方の封印の鍵となっている邪悪な魔法使い。時のはざまの洞窟の最深部に潜み、時の砂時計を使ってリートルードの時間を1日おきに逆行させ、明日の来ない現象を引き起こしている張本人。マキマキという部下を2体引き連れている。
- 『X』では魔法の迷宮のコインボスとして登場する[27]。
- グラコス
- かつて高度文明都市を沈めた海の魔神で、ハーメリア封印の鍵となっている魔物。魔王の力で強化され、大洪水でハーメリアの大陸全体を海に沈める。海底都市の元住人たちを魔物に変え主人公たちを襲わせるなど非情な性格。
- 現在の海底都市は子孫であるグラコス5世が統治しており、グラコスより強いが、人間側と戦う意図はない。
- 『ドラゴンクエストVI 幻の大地』にも同じデザインで大魔王の部下として登場しているが、別キャラクターである。
- ボルンガ
- ルーメンの町を占拠していた魔物たちのボス。トナカイのような顔の獣人。外見通り戦闘スタイルは打撃一辺倒だが、やみのドラゴンを制御する力も持っていたという。
- やみのドラゴン
- ルーメン地方封印の鍵となっている魔物で、魔王の配下のドラゴン。強力な力を秘めていたが、ボルンガが倒されたため抑えが効かなくなり、暴走する。
- ヘルバオム
- かつてルーメンを恐怖のどん底に陥れた巨大な人喰い植物。やみのドラゴンによって日の光が失われたため一度枯れたが、主人公たちがやみのドラゴンを倒したため復活。
- かつて本体はルーメン近辺の丘にあったが、復活後はルーメンの地下へと移動し、触手を使って再び人々を襲う(戦闘では「ヘルバオムの根っこ」と表示される)。人々を襲った際、街に多くの穴を開け、のちにその穴からヘルワームが現れる。
- やみのドラゴン撃破前に丘に行くと枯れた姿が確認できるが、撃破後はヘルバオムがいた位置に穴が空いている。
- メディルの使い
- マーディラス城を訪れるメディルの使いを騙る魔王の使い魔。年端もいかぬ少女ですらメラゾーマで焼き殺そうとする残虐非道な魔物。ゼッペルに魔王の力が籠められた魔法書を渡し、国を破滅させようとした元凶。
- 戦闘ではメラゾーマは使わないが、バギクロスやラリホーマなど多彩な魔法を繰り出す。
- 本物のメディルの使いも騒ぎが解決したのちに登場し、究極魔法の書物を発見できなかったことから王に合わせる顔がないことでマーディラス城下町で苦悩する老人として描かれている。
- 闇の魔神
- 大男の姿をした魔人。リファ族の神殿に行くために通過しなければならない黒雲の迷路で待ち構えている。巨体を活かした攻撃と、風を操る攻撃を得意とする。
- ヘルクラウダー
- 聖風の谷封印の鍵となっており、老人の姿をした雲の魔物。リファ族の神殿で、風の根源であった精霊の像の周りに黒雲をもたらし、空を飛ぶことが当たり前だったリファ族を苦しめる。一方で今までのボス級モンスターたちとは違い、主人公ら人間の知勇を評価する一面を持つ。
- 強大な打撃や風系のスキルを自在に操り、ラリホーを使う手下を呼ぶ。
- 『IX』にも雑魚モンスターとして登場する。
- ボトク
- レブレサックを霧で包み込み孤立させた鱗肌の魔人。村を襲わない代わりと称して心優しい神父を魔物の姿に変え、村人たちの手で殺させようと企む残忍卑劣な性格。
- ガマデウス
- 蝦蟇のような魔物。コスタール地方にあるホビット族の洞窟の奥に生えている光ゴケを食べることによってホビット族に迷惑をかけていた。
- 雑魚モンスターとして登場する個体より強い、たつのこナイトとシードラゴンズを引き連れている。
- バリクナジャ
- 赤いムチを持ち、牛のような顔を持つ魔物で魔王の配下。色黒の長身。
- コスタールにおける生まれたばかりの赤ん坊が魔物に変わる呪いをかけていた張本人で大灯台に灯った聖なる炎を消し、代わりに邪悪な闇の炎を灯し、灯台を闇で閉ざした。
- 『X』では魔法の迷宮のボスの一匹として登場する。
- ネンガル
- 遥か昔に始祖たちの村から風のローブを奪った魔物。風のローブを自分の宝として独占し、風のローブもろとも風の迷宮に封印されている。
- オルゴ・デミーラ
- 本作の最終ボス。自らを「万物の王にして、天地を束ねる者」と称する大魔王。かつて神を破ったほどの力を持ち、人間を「デク人形」と呼ぶ。
- 体色は赤茶色で、翼を生やしたオカマ口調でナルシスト気味に話す「人型」、竜とムカデをあわせたような巨大な「モンスター型」の二つの形態を持つ。「人型」「モンスター型」通じて普段の目は3つだが、「モンスター型」頭部の剥き出しになった脳の奥底に4つめの目が隠されており、大技を使う時にだけ開眼する。一人称は形態によって「我」「わたし」「俺」と変化する。
- かつて世界中に災いの種を撒き、それによって人々が絶望したところを闇にひきずり込み、世界中の大陸を次々と切り取り封印。ついには神との決戦にも勝利するが、戦いの傷を癒すため魔空間の神殿の深くに身を潜めていたところで、神の導きにより過去世界へやってきた主人公らと対峙。第1形態では上述の「人型」、第2形態は「モンスター型」の姿で戦い、一度は敗れて滅びるが、魂だけはこの世に留まり、各地の魔物たちを強化して回る。そしてユバール族による神復活の儀式を利用して現代世界に復活を果たし、神の名と姿を騙って地上に君臨する。
- その後は神として振る舞いながら密かに人間の力を削ぎ魔物たちの力が増大するように仕向け、闇のルビーを手に入れ力を強化、再び大陸を封印して世界中を苦しめる。しかし主人公たちによって呼び起こされた四大精霊に正体を暴かれ、ダークパレスの地下深くで主人公らと最終決戦を迎えることとなる。
- 最終決戦時の姿は、第1形態が「モンスター型」、第2形態は「人型」と、過去世界での戦いと逆転している。また、体色も、初戦の薄褐色から死体のような青緑色に変化しているが、これは不完全な復活によりアンデッドモンスターのような存在として蘇ったためらしく、「人型」の状態でダメージを受けると、ゾンビのように体が崩れた「人型」と「モンスター型」の中間のような第3形態「ゾンビ人型」となる。この姿こそが復活したオルゴ・デミーラの真の姿とされており、戦闘中に「はなす」コマンドで主人公が話しかけた仲間たちも、この形態を魔王の正体と発言している。さらにダメージを受けると、「モンスター型」がゾンビ化したような最終形態「ゾンビモンスター型」となる。肉体が溶解した半死半生のような姿だが、ナンバリングタイトルの最終ボスとしては最大の体力を誇り、肉片から使い魔を産み出したり、究極魔法「マダンテ」を放つなど恐るべき攻撃を行ってくる。執念深く主人公らに挑むも最後は力尽き敗北。「デク人形」と見下していた人間に敗れたことが信じられず、主人公らに神が助力していたことに思い至るが既に遅く、肉体が完全に崩壊して消滅した。二度倒されたことで完全に滅び去ったか、一度目と同様に魂だけは滅びず、また復活する可能性もあるのかは不明である。
- 後に『モンスターズ』シリーズや『モンスターバトルロード レジェンド』、『IX』などでもゲスト出演している。現在、他作品への登場時の姿は上記の「人型」と「モンスター型」のどちらかのみで、「ゾンビ人型」と「ゾンビモンスター型」では登場していない。
- 『バトルロード』においては、人型は「魔王」、モンスター型は「天魔王」という肩書きが付けられており、「とどめの一撃」を使うため「人型」から「モンスター型」へ変身する際は「人型」の皮膚を破って変身している。
- 『IX』のモンスター図鑑では、真の姿である「モンスター型」の邪悪な姿を嫌っており、「人型」はオルゴ・デミーラ自身の理想を反映した姿とされる。
開発
発売までの経緯
![]() | この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2009年2月) |
1997年1月14日、ソニー・コンピュータエンタテインメントは本作がプレイステーション(PS)で発売されることを発表[28]、エニックスも発表し新聞などで取り上げられた。プレイステーションに決定した理由として当時のエニックス代表取締役社長である福嶋康博は1996年末商戦の結果、「PSの販売台数が国内で約500万台という状態で、SSとN64に比べて十分に多かったことが決め手」と語っている[29]。
プラットフォームを移すにあたり、福嶋は当時任天堂社長の山内溥に会うため、京都の任天堂本社に2回赴き[30]、挨拶・謝罪したと新聞のインタビューで答えている。そのときの山内の返答は2回とも「ああそうか」だったという。
しかし、本作は発売延期が何度もあり、一度は1999年12月29日の発売が予定されたが、土壇場でさらに延期された。このとき、SCEの担当者が何度も来て年末商戦の目玉としたいと求めたのに対し、福嶋は「年末商戦に同ソフトを発売するのは、これまでお世話になった任天堂に対する裏切り行為になると考え延期を決断した」、と日経産業新聞紙上で回顧している。また発売延期発表の少し後、堀井雄二が集英社とエニックスの広報体制に不満を持ち、自身のウェブページで突如制作の無期延期とも取れる発言を行い物議をかもしたが、その後広報体制を見直すことで双方合意した[31]。
販売促進活動としては、
- 1999年初頭に、SCEから「『ドラゴンクエスト』が早く出ますように」と人々が神社でお願いをするテレビCMが放映された[32][注 9]。また、これとは別の、本作の発売前のエニックスによるテレビCMではSMAPが出演した[32][33]。メンバーが次々に登場し、インタビューに答える様子を撮影したドキュメンタリータッチのCMで注目を集めていた[24]。
- 1999年春の東京ゲームショウでは「ドラゴンクエスト神社」ブース内で本作に関連したビデオが上映された[34]。
- 1999年秋と2000年春の同ショウでは、本作の体験版をプレイ可能な試遊台が設けられた[35][36]。
- 2000年7月からはウェブサイト上での本作のオンライン予約が行われた[37]。キャッチコピーは「ひとは、誰かになれる。」が使われた。
- 2000年8月9日 - 8月27日まで広告展示の筆頭として、都内を「ドラクエバス」が走っていた。バスの側面にはロゴとイラスト、上面には発売日が描かれている[24]。
結局発売されたのは、既に当時の同プラットフォームの競争作である『ファイナルファンタジーIX』および次世代機となるPlayStation 2(PS2)が発売された後の2000年8月26日であり、発売されるプラットフォーム発表から3年7か月を要した。
ロード時間短縮による弊害
PS版でのゲームの途中のCD-ROM読み込みによるタイムラグは、特殊な技法を使うことによって最小限に抑えられている。その技法とは、CD-ROMバッファメモリにキャッシュする、マップデータはあらかじめ先読みする(画面切り替え時には移動先ではなく、移動先の次のマップ群を読み込んでいる)、モンスターの立ちポーズデータとアニメーションデータを別々に読む、などといった技法であり、これらは開発を担当したハートビートの山名学によって特許が出願されている[38]。
しかし、そのCD-ROM読み込みの処理時にフリーズしてしまい、ゲームの続行が不可能となる現象が多発することとなった。主に街などでのマップの切り替え時や、戦闘終了時などにフリーズが起こりやすい(戦闘中に「はなす」コマンド実行時、メッセージスピードが極端に遅くなっていたら既に手遅れである)。
スタッフ
- ゲームデザイン:堀井雄二
- 音楽:すぎやまこういち
- メインキャラクター&モンスターデザイン:鳥山明
- モンスターデザイン:中鶴勝祥・かねこ統
- アートディレクション:眞島真太郎
- プログラムディレクション&ディレクション:山名学
- シナリオ:堀井雄二・杉村幸子・石川文則・折尾一則
- プログラム:山名学・川本昌之
- グラフィックデザイン:眞島真太郎・室木博・早川直行・川本昌之
- プロデュースアシスト:市村龍太郎・田中裕臣・沼尻真理子・本多圭司・折尾一則
- バイスプロデューサー:犬塚太一
- プロデューサー:千田幸信
- パブリッシャー:福嶋康博
注釈
- ^ ただし、実際にはNPCとして加わるヨハンを入れた5人で「飛空石」に乗ることが可能である
- ^ 実際は上級モンスター職
- ^ 本作では「からくり」とは機械のことをいう。
- ^ 名前は自由に付けられる。PS版の取扱説明書のキャラクター解説に「主人公(アルス)」と、括弧つきながら名前が明記され、スクリーンショットや小説版、『バトルロード』シリーズなどでも設定されている。また、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』にあるEDでは「セブン」となっている。
- ^ この紋章は海底神殿にて左手にあるとされているほか、ドラゴンクエスト25thアニバーサリー冒険の歴史書でも左手にあると紹介されているが、小説版や漫画版では右手にあることが多いほか、バトルロードのSPカードおよび3DS版でも右手にある。
- ^ PS版・3DS版共に「キーファ」と表記。
- ^ PS版・3DS版共に作中では「バーンズ王」と表記。
- ^ PS版・3DS版共に「リーサ」と表記。
- ^ なお、このコマーシャルがエニックスに無許可で制作し放送されたため、エニックスがこれに怒り、本作の発売が延期したという説がある
- ^ 公式発表はないが、2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波被害を受けての自粛とみられ、敵味方の使用する特技から「つなみ」も削除された(敵側は「ハリケーン」を使うようになった)。
出典
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- ^ a b PS版公式ガイドブック 上巻 p.15
- ^ PS版公式ガイドブック 上巻 p.21
- ^ PS版公式ガイドブック 下巻 pp.18-19
- ^ a b PS版公式ガイドブック 下巻 pp.15,32
- ^ PS版公式ガイドブック 下巻 p.50
- ^ PS版公式ガイドブック 下巻 pp.21-26
- ^ PS版公式ガイドブック 下巻 pp.27-31
- ^ PS版公式ガイドブック 下巻 pp.32-49
- ^ PS版公式ガイドブック 上巻 p.31
- ^ PS版公式ガイドブック 上巻 p.27
- ^ PS版公式ガイドブック 上巻 pp.162-165
- ^ PS版公式ガイドブック 上巻 pp.166-167
- ^ PS版公式ガイドブック 上巻 p.8
- ^ PS版公式ガイドブック 上巻 pp.174-175
- ^ PS版公式ガイドブック 上巻 pp.178-183
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- ^ “スマートフォン版 『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月29日閲覧。
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