999号 運行

999号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 02:36 UTC 版)

運行

1年に1往復されており(『銀河鉄道大時刻表』では4年に1度)、地球 - アンドロメダ間を結ぶ列車の最上位に位置づけられている。終着駅の駅名は原作・劇場版2作目では「惑星大アンドロメダ」、TV版では「惑星プロメシューム」、劇場版1作目では「惑星メーテル」である。往復列車であり、時刻表にもそのように案内されているが、上り列車(アンドロメダ発)は実際には旅客の取り扱いを行っておらず、回送となっている。ただし、メーテルだけは特例で乗車している[11]ほか、作中での終着駅崩壊後の上り列車では鉄郎や避難する他の乗客も乗車できた[12]。エターナル編では終着駅の消滅ということもあり、地球 - エターナル間に変更されている[13]。途中で地球も破壊されてしまうが、廃止の手続きは取られておらず実質の運行区間は大テクノロジア - エターナル間に短縮、休止扱いとされている様子。

エターナル編の第一話冒頭にて、車掌がメーテルに「なぜ行き先を変更して地球に降りるのか」と質問したことから、その運行にはある程度メーテルの意思が反映されているようである。

劇場版旧2作品をベースとする作品では第1作での惑星メーテル消滅以降は定期列車としては運用されておらず、銀河鉄道の実権が機械帝国に握られていた期間は黒騎士ファウスト、機械帝国崩壊後は銀河鉄道管理局の総司令であるレイラ・ディスティニー・シュラの意向で、それぞれ独自の経路を設定して運行されている。

車両等級・サービス

京都鉄道博物館の特別企画「銀河鉄道999展」に合わせて劇場版999号の装飾を施したマイテ49形展望車

松本作品においては、発表時期により解釈・設定が変更されているところもあるので、注意を要する。

特等車
原作でデンドロビュウム兄弟が乗っていた個室車。1等車の個室車とどう違うかは不明。
展望車1等車
最後尾に連結されており、原作の後半と劇場版で登場している。基本的に展望車は1等車であるとされるが、公式設定上では単に『展望車』とされており、『1等展望車』とは記述されない。展望車のモデルは、特急「つばめ」「はと」に使用されたマイテ49形展望車マイテ58形展望車と言われており、マイクロエースから発売されたNゲージ銀河鉄道999セットではマイテ58形が同封されている。また、台車は劇場版及び原作アンドロメダ編ではTR47形台車様のウィングバネ式2軸台車が描かれているが、このような形式は存在しない[14]。原作エターナル編ではマイテ49・マイテ58が装備していたTR73形様の3軸台車となっている。
なお、劇場版で連結されている展望車は2作目の『さよなら銀河鉄道999』で戦闘衛星に撃墜され、サイレンの魔女に吸い込まれている。3作目の『エターナル・ファンタジー』ではメタノイドの自爆行為によって展望車を含め、後部車両の数両が破壊された。
またこの車両とは別に、2階建て中間車両として展望車が設定されたことがある(「パノラマ車」とも呼ばれたが、劇中には登場しない)。
1等車(2等車グリーン車
座席車と個室車が存在。
リクライニングシート装備車両は内装はより新世代の車両を模している。モデルは、特急「つばめ」「はと」に使用された二等車スロ60形と言われている[要出典](実車もリクライニングシートを備えていた)が、劇場版第1作で描かれた車内は、樹脂製もしくはアルミデコラの化粧板による近代的な内装に蛍光灯照明で空調ダクトが配置されており、サロ481形もしくはサロ183形を連想させるものであった。
ただし、この車両を(3等級制での)2等車あるいは(モノクラス制での)グリーン車と称する場合もある。
同じく劇場版第1作で、個室車の存在が描かれている。ただし、等級については明記されていない[15]
原作1巻第5話「大盗賊アンタレス」では、一等車の車内が描かれているが、この時の一等車は二等車と同じくボックスシートになっている。アンタレスに銃で撃たれた乗客が鉄郎たちに助けを求めて来たときに、メーテルが「一等車の……グリーン車のお客さんだわ」と言ったり、TV版第42話ではフィメールが車掌から食事のサービスを受けているシーンがある。また『銀河鉄道大時刻表』では、列車編成には1等車と記載されているが、時刻表にはグリーン車のマークが付けられている。
2等車(3等車・普通車
4人掛けボックスシート。鉄郎とメーテルが乗車している車両。原作第1巻第1話「出発のバラード」では、鉄郎が自分が座ることになる車内に入る際の扉には「二等」と書かれている。またCR銀河鉄道999で車中の背景のときに「二等客室」とテロップが入る。
PS用ゲーム『松本零士999 〜Story of Galaxy Express 999〜』において、4人掛けボックスシートを3等車と称すシーンがある。
寝台車
連結しているとのことだが実際に描かれたことは原作では1回もなく、鉄郎やメーテルは2等車の座席で毛布に包まって寝ている。前記した座席車とは違い、1・2・3等(またはA・B)寝台のような区分はない。また、眠そうにしている鉄郎に対しメーテルが「寝台車へ行きましょうか?」と配慮するシーンがあったが鉄郎は寝台車へは行かなかった。TV版第27話「雪の都の鬼子母神」では、鉄郎が救出された後、寝台車のベッドと思しき場所で目を覚ますシーンがある。
漫画版『銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー』では鉄郎が寝台車のベッドで寝ているシーンが何度か描かれている。形式は個室ではなくカーテン仕切りのB寝台である。
食堂車
食堂の座席は固定式ボックスシートである。8時から営業している。鉄郎たちがよく食べているのはビフテキやラーメン。さまざまな元素から、食物、食事のメニューを再現する調理器が搭載されている。なお床下には、軌道保持装置が搭載されている[16]
作中の外見は通常の客車と変わらず、普通存在しない客用乗降扉もついている。マイクロエースのセットではマシ49形、2008年のTV版セットではスシ47形といった3軸台車の実在形式モデルになっている。
調理は調理器に転送されてくる資源から分子レベルで料理を再現する。鉄郎はこれを「結局合成か」と言っていたが、車掌曰く「合成なんて生易しいものではなく、完全に本物を再現することができる」とのこと。
本来ウェイトレスが乗務しているが、原作及びTV版では初期にクレアが殉職して以来、ほとんどの期間食堂車専従要員は乗務していない。食堂車に来客があると機関車が車掌を呼び出して接客を指示していることから、車掌が代行していると思われる。劇場版ではクレアが死亡するのは第1作終盤である。また第2作ではメタルメナが既に着任している。
劇場版はメーテルが「お金を払っていく」と言っているので食事は有料だった。
図書館車(車内図書館)
原作第2巻で鉄郎が車内図書館から「古代の新聞」を借りて読む場面がある。またTV版第46話「エルアラメインの歌声」の序盤では図書館車を中心に描写していたほか、「C62の反乱」(原作8巻第3話、TV版第69話)では、鉄郎たちが図書館車の本を並べてドミノ倒しをやっていた。ただし図書館車自体が実際に描かれたことは原作では1回もない。TVアニメでは第100話「ルーズゾーンの怪物」で登場している。
救護室
急病人やケガ人を看護する部屋。TV版に何度か登場している。『さよなら銀河鉄道999』でもメタルメナが気を失ったメーテルの身体を手に入れる際に救護室に運び込んでいる。
浴室(バスルーム)
『さよなら銀河鉄道999』で鉄郎が使用したのは金属製・電動カーテン付きのユニットバスだったが、原作エターナル編でメーテルと鉄郎が入浴したのはタイル張りの普通の浴室になっている。
ランドリー
「蛍の街」(TV版第16話)でメーテルが「服は列車の中の自動洗濯機で洗った」と言うシーンがある。また『さよなら銀河鉄道999』でも車掌が鉄郎の汚れた服を洗濯すると言っている。ランドリー自体が描かれたことはない。
装甲車(戦闘車)
「超時間重力砲」あるいは「ブラックホール・キャノン」なる三連装の砲塔を搭載した戦闘用車両。常時連結ではなく、宇宙海賊の出没が予想される宙域で連結される。TV版では砲塔は車体の上下左右に1基ずつ計4基実装[17]されており、台車は付いていない(ただし、玩具等では下部が通常の台車になっており砲塔が車体の上と左右に1基ずつ計3基のもの[18]が設定されている)。999号には不似合いな未来的な外見をしており、独立した人工頭脳が搭載された、いわばロボットである。「海賊船クィーン・エメラルダス」(TV版第22話)及びTVスペシャル「永遠の旅人エメラルダス」でのクイーン・エメラルダス号による999号襲撃時に999号の2号車と3号車の間に連結されてエメラルダス号を迎撃するも上下の砲塔を破壊されて、最終的には999号が不時着した惑星「ジュエル」に放棄された。「卑怯者の長老帝国」(TV版第38話)では999号が襲撃された時に、これを連ねた装甲列車が救出に向かうも、惑星から放たれたビームにより破壊され、ついに「無軌道型強行突破用装甲車」が派遣されて帝国を破壊した。車掌曰く「当たったら大変なモノ」と解説していたが、結局作中で役に立ったシーンは一度もない。
999自体は列車全体が無限電磁バリヤーで守られていて、ある程度の攻撃は防ぐことができる。

モデルとなった車両

牽引する機関車はC62形である。同形式は実際に特急に用いられた日本国有鉄道最大の蒸気機関車であり、49両がD52形のボイラーを流用して製造された。また、作者が晩年の山陽本線常磐線でのシーンが情緒的という思い出も深くあることから、このC62が選ばれた。車号に関しては、漫画原作では実在した48号機とされた。そのプレートを原作者松本零士がコレクションとして所有していたためである。汽笛の音も、日本の蒸気機関車らしい音色で設定されている。なお、この48号機は現役当時は常磐線にて平機関区に配置され、日本における蒸気機関車最後の定期特急仕業となるブルートレインゆうづる」牽引の栄誉を授かった1機だった。

TVアニメシリーズでは実車の最終番号(49号機)に続く架空の50号機とされており、OPでは毎回汽笛と共にヘッドライトを灯す際に「C62 50」というナンバーが堂々と映るシーンから始まる。

劇場版製作では国鉄(当時)とのタイアップも成立し、上野駅 - 烏山駅間に臨時列車として999号(EF65形1000番台牽引による12系客車(どちらも車体裾に「999」のロゴ入り))が走ったこともあって、ミステリー列車的な999号にふさわしい番号を、ということで4に関連する組み合わせの48号機に戻された。またTVスペシャル3作品のOPの前半にはSLやまぐち号を牽引する蒸気機関車C57 1の映像にアニメ版の999号のマークを合成したものが使用されている。

原作版、TVアニメ版、劇場版それぞれのC62形は全て微妙に異なっている。

原作版
ナンバーは「C62 48」、デフレクター(除煙板)に999の文字がある。炭水車は船底テンダー。形態は鉄道模型メーカーであるカツミから当時販売されていた廉価版模型である『ダイヤモンドシリーズC62』に酷似している。1999年に品川で行われたイベント『アニメドリームトレイン1999』では、松本零士所有物として客車の模型とともに展示されていた。
TVアニメ版
ナンバーは「C62 50」、正面のナンバープレートが黄色地に黒文字で、商品化された際に最も再現されにくい。デフレクターに黄色いGE999(Galaxy Express 999の略)の文字と、ヘッドマークが赤地に黄色の角ばった999の文字、炭水車にオリジナルのマーク(ゾロ目の優等列車がつける共通のもの)がある。
劇場版
ナンバーは「C62 48」、ヘッドマークが黒地に白(銀)の角の丸い999の文字。デフレクター・炭水車に特段のマーキングは施されていない。
第1作ではボイラ位置がやや低く煙突が長く描かれている。これらの特徴は当時中・大型旅客機で唯一の稼働機であり、スタッフが実車を参考にしたというC57形のものである。
第2作では砂撒管が三本から二本へと減らされてしまっている(砂捲管が二本のC62は現実には存在しない)。一方、シリンダー排気が右側(正面から見て左側)の方が多い。これはD51形以降の本省式(密閉式)給水温メ器を搭載した日本国鉄型蒸気機関車に共通の特徴である[19]
銀河鉄道物語版
ナンバーは「C62 48」、ヘッドマークは黒地に白だが、999の文字は細めになっている。また原作版同様デフレクターに999の文字がある(過去の映像では赤いヘッドマークをしていたシーンがあり、インターネットアニメ版に近い)。

動輪の動き方

アニメでは999号が実際に動輪を動かすため、その動きにも作品ごとに特徴がある。

  1. TVアニメ版では空転はせず、ドレン排出(シリンダー内に溜まった水および低温低圧の蒸気を捨てる)の後にゆっくりと起動する。ただし、末期などには下記2.のような描写が急発進のシーンなどで描かれることがあった[20]
  2. 劇場版第1作・第2作では、同様にドレン排出後に起動した後、一度空転して再粘着(出力を絞って空転を止めること)させる。
  3. 劇場版第3作および『銀河鉄道物語』ではいきなり空転し、そのまま引き出しを行いながら再粘着させる。劇場版はCG処理で描かれた。

実際のC62の動きとして正しいのは1.と思われる。C62は動力逆転器(加減リンクと向心棒を動かす為に逆転機ハンドルが逆転棒の先で圧縮空気で作動するアクチュエータと繋がっており、逆転機ハンドルでそれを制御することにより釣りリンク腕と釣りリンクを経由して向心棒を動かし加減リンクも動かす)を装備しているため、乗員は比較的楽に出力を制御できたからである。ただし毎週放映のテレビアニメという性質上、実際の映像はセル画枚数の抑制もあり、必ずしも上出来とはいえない。2.はC58形等の中型機で起こしやすい現象だったが、C62でも全く起きなかったとは言えないため、おかしくはない。また、劇場版ということで描写を細かく行っており、クオリティはもっとも高いと言えよう。3.は、缶圧(蒸気、ひいては水と燃料)の無駄である上、動輪を傷める原因になるため絶対にやらない。

1.および2.の描写は、TVアニメ版および劇場版第1作・第2作の製作スタッフがかなりの年齢になるまで、現役で稼動している蒸気機関車を見て育っている世代であり、中型 - 大型の蒸気機関車の動きを知っていたからで、アニメ製作に当たっては製作スタッフが実際に梅小路蒸気機関車館(現・京都鉄道博物館)に動態保存されているC62 2号機(通称「スワロー・エンゼル」)を取材したと言われる。それに対し3.の描写は、近年の作品のスタッフはほとんどが蒸気機関車を知らないか、知っていても小学校低学年程度までという世代であり、大型蒸気機関車の動きを知らなかったためだと考えられる。

だが、999号はメーテル曰くあくまでも「演出」としてC62形蒸気機関車の形状を模したものであり、実際には「高度な科学技術で作られた最新鋭の超近代化宇宙列車」なのであるから、必ずしも本物のC62と同様に動く必要はないともいえる。とはいえ停車駅の構内では通常の駅同様に線路があり、緊急時など垂直に離着陸する場合を除き惑星内の軌道への進入時には動輪を使用している。宇宙空間の空間軌道上でも基本的に走行中は動輪も駆動しており[21]、また空転で引き出しが出来ない描写もあった。TV版および劇場版第2作では急減速時に車輪から火花が散っている。原作ではトラブルに見舞われたとき、「シリンダーが動かない」「ピストンが動かせない」と機関車が悲鳴を上げる場面もあった。


  1. ^ 原作ではスハ43系のスハフ43(スハフ43 1 - 3)を模している描写がほとんどである。また、劇場版第3作『エターナル・ファンタジー』では、鉄郎が車内を歩くシーンで車両番号にGE-999オハ61 819とあった。
  2. ^ 原作アンドロメダ編やそれを原作として描かれるTVアニメ版では、客室窓が2段窓になっているが、これは旧くは「電車窓」と呼ばれ、旧型客車の採用事例は(被災した電車から改造された戦災復旧車70系を除けば)皆無であり、10系以降の軽量新世代車両を含めても、採用したものは12系50系、それに大井川鐵道のSLかわね路号用の一部車両(西武鉄道の旧形電車からの改造)のみである。宝島社『銀河鉄道999 PERFECT BOOK』にも同様の記載がある。
  3. ^ 劇場版1作目ラストで999が地球を去っていく場面など。
  4. ^ どこの星や宇宙ステーションにあるのかは不明だが、司令所で5~6人の運輸司令が999号の状況について会話するシーンも登場する。司令員個々の顔は見えない。
  5. ^ 『ロマンアルバム』によれば「知力燃料」、宝島社『銀河鉄道999 PERFECT BOOK』では「ウラン燃料らしい」とも。
  6. ^ C62形は総数49両のため50号機は実在しない。
  7. ^ 原作での牽引機は48号機だが、『二重惑星のラーラ』で三重連になった際の2両の前補機のうち、前部の車両が50号機である。またTV版でも48号機となっていたり、C52となっているシーンもある。
  8. ^ 企画・編集:株式会社メイジャー『さよなら銀河鉄道999 劇場版パンフレット』東映株式会社映像事業部、1981年8月1日、22頁。 
  9. ^ 設定資料では「宇宙石炭」と記載。
  10. ^ 企画・編集:株式会社メイジャー『さよなら銀河鉄道999 劇場版パンフレット』東映株式会社映像事業部、1981年8月1日、16-21頁。 
  11. ^ 「終着駅 その3 乱動超空間」(少年画報社コミックス版18巻、文庫版12巻、小学館ビッグコミックスゴールド版11巻)で、次のようなやりとりがある。車掌「帰りの999は乗客は 絶対乗せません!!」鉄郎「メーテルは?」車掌「メーテルさんの場合はメーテルさんの考えしだいです……」
  12. ^ 銀河鉄道に遭難者は次の停車駅まで切符なしで乗車させていい規程がある。
  13. ^ ただし、999号は特急列車の一つに過ぎないので、時代によっては別のルートの新路線を作ることによって大銀河本線以外の路線を走行していたとも考えられる。その場合は999号は大銀河本線を走行していたという保証もない。
  14. ^ そもそも、この国鉄型様式の展望車で2軸台車を履いているのは大井川鐵道スイテ82形(元西武サハ1515)とJR西日本オロテ35形の2形式のみ。
  15. ^ 本作が公開された当時は現役の国鉄個室車はA寝台のオロネ25形(後の「シングルDX」)くらいであった。その後、ニーズの変化から国鉄末期からJR化後にかけてB寝台個室が登場し、座席車でもキサロハ183形新幹線電車724形7000番台など普通個室が登場している。
  16. ^ 国鉄の特急形電車・気動車でも配電系統や制御線などの補器類を食堂車形式に搭載することはよくあった(しかし、これは後年食堂車廃止の際編成から食堂車が抜けず、営業していない食堂車を連結したまま走行するという非合理的な運用に繋がった)。
  17. ^ 車体長は他の車両の半分程度(つまり10m強程度)で、砲塔の先が隣(後ろ)の車両にかかっている。
  18. ^ このタイプの場合、車体長は他の車両と同じで砲塔の先は隣(後ろ)の車両にはみ出さない。
  19. ^ 給水温メ器を経由した蒸気を右シリンダー排気付近から排気していたため。
  20. ^ 後半期になると、劇場版のセルが流用されたと思われるシーンもあった。
  21. ^ ただし、TV版ではセル数抑制の為止め絵になる場合も多かった。
  22. ^ サンケイ出版 ワクワクシリーズ 『新竹取物語 1000年女王』 劇画版 PART5
  23. ^ G2999-M 銀河鉄道999 劇場版・改良品 基本6両セット』(プレスリリース)マイクロエース、2008年9月http://www.microace-arii.co.jp/release/pdf/G2999.pdf 
  24. ^ 111・333・555の3つは原作に登場した列車をもとに、あとの5つは新規に設定された。ちなみに原作アンドロメダ編に登場した列車は、999を除いて台車を履いていない。
  25. ^ 本編に登場したものもある。
  26. ^ 例外として、555号の郵便車がTVアニメ69話「C62の反乱」に登場した。
  27. ^ 111、333、444、666、888は機関車のみ。222、555、777、999は機関車・客車・戦闘車の3両ずつで販売されていたが、本来は同梱の解説書によれば後述の未発売の構成車両の販売予定もされていた。
  28. ^ その中で777、999が100円販売されたものと同サイズスケールで機関車1、戦闘車1、客車1での3両セットで販売された(ただしキット構成は金属シャフトも使われており、100円販売されていたものとは異なる)。
  29. ^ これらのキットは後年にBANDAI SPIRITSより再版され、100円価格帯のみで販売された商品は「銀河鉄道999 メカコレ銀河鉄道999 6種セット」で販売された。





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