999号 その他の車両

999号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 02:36 UTC 版)

その他の車両

111 - 888までのゾロ目の8種類の列車はTVアニメ化時に設定され[24]、オープニングやアイキャッチでも111 - 999が登場する映像が何種類か作られている。また999も含めた9種類の列車の先頭車と999を除く後尾車の側面(設定画上では999にも)には、数字部分のみ異なる共通のマークが付いている(111・555・777には、マークがなくマークがある位置に3桁の数字のみが描かれた設定画[25]もあり、999にも3桁の数字の後ろにGのマークが描かれた設定画もある)。また、9種類の列車編成も設定画として描かれており、客車も車種(郵便車や救急・医療車等)によって1両ごとに外観が異なっているが、アニメでは後尾車を除き(999では後尾車も)すべて同じ外観の客車になっている[26]。また888号の最後尾車両には2種類の設定がある。走行路線や愛称も設定されているが、アニメでは111 - 888の同型車両が設定された路線以外にも、複数の路線で使用されているように描かれている。

このため原作と異なり、TVアニメで999号とすれ違う列車は、ほぼ111 - 888のいずれかであり、補助機関車にも444の機関車の重連および666の機関車が設定されている。ただし例外的にこれ以外のデザインの列車も登場している。第1話ではアニメオリジナルデザイン(原作アンドロメダ編の列車同様車輪がない)のどれにも属さない列車が描かれている。第30話ではC62よりも旧式の外観をした幽霊列車(劇場版第2作とは別物、詳細は後述)が登場している。第81話では惑星ヘビーメルダーのステーションに何種類もの列車が停車している光景が描かれている。

下記の表にも記しているように、各列車には「スリー・ワン号」「スリー・ツー号」などの車両自体の愛称の他に「エメロード1号」「ビオナス2号」など走行路線の行先などにちなんだ愛称も設定されている。しかし劇中ではこれらの愛称は用いられず、「スリー・ワン」「スリー・ツー」などと呼ばれている。また路線もマゼラン連絡線の666が999とすれ違った例外を除けば、大銀河本線も含めてこれらの路線名が劇中に登場したことはない。

また、アニメのスポンサーであるポピーから「スタートレインシリーズ」として商品化されており[27]バンダイも111、666、888を除き、機関車1、戦闘車1の2両セットでプラモデルの100円価格販売でキット化しており[28]、その中で222、777、999が機関車1、戦闘車1、客車4の6両セットでNゲージサイズのキット販売されている[29]。Nゲージ鉄道模型では999(TV版、劇場版とも)がマイクロエースから製品化されている。

タイトーからはアミューズメント景品のスーパーメカニクスで、TV版と劇場版の999号が商品化された。ちなみに999関連では他にもアルカディア号(髑髏艦首版)、クイーン・エメラルダス号も商品化されている。

TV版に登場した列車一覧(公式設定)
列車概要 路線概要 機関車性能 戦闘車性能 備考
種別
[共通 1]
列車名 路線名 営業キロ[共通 2] 番号 最高速度
[共通 2]
推力
[共通 3]
動力機関 主コンピューター 全長 高さ 重量
銀河特急
特急
111(スリー・ワン)号
エメロード1号
銀河中央線 60万skm X51-23 700skm 60万cps 重力ボイラー アルカン・モネラードタイプ・RKO-R31 コスモカノン砲1門 [備考1 1]
銀河急行
特急
222(スリー・ツー)号
ビオナス2号
大オリオン線 3万skm 400skm 30万cps 重力ボイラー ダルデ・ゴア・PPR・ダクション3型 冷凍ビーム砲8門 [備考1 2]
銀河特急
特急
333(スリー・スリー)号
ベガラス3号
カペラ高速線 5万skm 800skm 75万cps 重力ボイラー BF・ムネクボ・79年型 電磁スペクトル砲8門 [備考1 3]
銀河特急
特急
444(スリー・フォー)号
カペラ4号
内銀河環状線 7.5万skm
(カペラ⇔オリオン⇔アルカディア間)
600skm 50万cps 重力ボイラー メガラ・バル・ギカオ7型 流星破壊砲2門 [備考1 4]
銀河特急
特急
555(スリー・ファイブ)号
オルオディア5号
オリオン大環状線 8万skm
(オリオン⇔ニケ⇔アルカディア間)
1,000skm 80万cps 重力ボイラー ラゼリー・B2型 イオンビーム砲1門 [備考1 5]
銀河急行
特急
666(スリー・シックス)号
マゼラニアン6号
マゼラン連絡線 15万skm 450skm 35万cps 重力ボイラー スピップ・ハヤブサ33-34型 反重力ベクトル砲4門・パルスレーザー2門 [備考1 6]
銀河特急
特急
777(スリー・セブン)号
プレアディス7号
謎の外銀河線 8万skm
(オリオン⇔地球⇔オクトパス間)
900skm 70万cps 重力ボイラー ベールゼブブ・シード・2000型 超彗星ミサイル20機 [備考1 7]
銀河特急
特急
888(スリー・エイト)号
アルデバラード8号
アルデバラン環状線 100万skm 500skm 40万cps 重力ボイラー 北国・エンパイヤー社製・タイプ2 ガツトリング光子砲2門 [備考1 8]
銀河超特急
超特急
999(スリーナイン)号 大銀河本線 220万skm C62-50 3000skm 200万cps 三連流体動力機関
(超次元機関ボイラー)
エイリアン・ザンデ・カウンター・99年型 20.55m 3.98m 210t ブラックホール砲三連装4基
(超時間重力砲三連装3基)
[備考1 9]
TV版に登場した列車編成一覧(設定画)
列車名 機関車 1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車
111号 X51-23 一等車 二等車 図書室車 一等車 郵便車 救急・医療車 ビュッフェ車 食堂車 戦闘車 展望車
222号 二等車 二等車 図書室車 一等車 郵便車 救急・医療車 展望車 食堂車 戦闘車 二等車
333号 二等車 一等車 コンテナ車 寝台車 郵便車 救急・医療車 展望車 食堂車 戦闘車 二等車
444号 二等車 一等車 図書室車 寝台車 郵便車 救急・医療車 ビュッフェ車 食堂車 戦闘車 展望車
555号 一等車 二等車 図書室車 寝台車 郵便車 救急・医療車 ビュッフェ車 食堂車 戦闘車 二等車
666号 二等車 二等車 図書室車 一等車 郵便車 救急・医療車 展望車 食堂車 戦闘車 コンテナ車
777号 一等車 二等車 コンテナ車 寝台車 郵便車 救急・医療車 ビュッフェ車 食堂車 戦闘車 二等車
888号 二等車 二等車 家畜車 一等車 郵便車 救急・医療車 展望車 食堂車 戦闘車 コンテナ車
999号 C62-50 一等車 二等車 コンテナ車 寝台車 郵便車 救急・医療車 図書室車 食堂車 戦闘車 展望車
(共通) 先頭車 一等車 二等車 図書室・コンテナ・家畜車 寝台・コンパートメント車 郵便車 救急・医療車 パノラマ車 食堂車 戦闘車 後尾車
  • 着色ありの編成は、『銀河鉄道大時刻表』を参照。
  • 着色なしの編成は、『銀河鉄道999アニメ画集PART-3』を参照。111号 - 999号共通。
  • ただし、TVアニメ内での999号は設定画と異なり展望車は連結しておらず、戦闘車も常時ではなく2号車と3号車の間に臨時で組込まれるのみ。また他の列車も通常は戦闘車を連結していない。
備考1
  1. ^ 運転区間(地球⇔冥王星⇔ニケ⇔エメラルダス分岐点)
    正確には、地球⇔冥王星間は大銀河本線との直通運転区間であり、銀河中央線は冥王星⇔エメラルダス分岐点間である。銀河系の非常に高温で高重力のバジル帯や湿地帯を通過するため、車体に耐熱効果の高い金属ボディを使用し、防水シールドを施している。完全コンピューター化されていないので、運転士が搭乗している。
  2. ^ 運転区間(オリオン⇔マザービーナス⇔大王星)
    こちらも銀河系のバジル帯を通過するため、温度と重力の変化に強くなっている。先頭部の外観は0系新幹線をモチーフとしたフォルムながら、全9種類の車両中、最高速度が最も遅く、推力も最も弱い車両である。そのためか最も距離の短い大オリオン線に充当されている。先頭車は三軸ボギー台車を採用している。また、客車側の台車が大きいのが特徴。TV版第9話「トレーダー分岐点(前編)」 にて999号がトレーダー到着前に直角にすれ違っている。第16話「螢の街」でも同型の車両が惑星間鉄道の車両として登場するほか 第20話「プロフェッショナル魂」 でもポルテス星行の急行列車として登場している。
    また『銀河鉄道大時刻表』によれば、新型車両が製造されているとのことらしい。
  3. ^ 運転区間(地球⇔ベガ⇔カペラ)
    戦闘車武装の電磁スペクトル砲は、戦闘時よりかはカペラ付近にある超高密度電離ガス雲突破用に使用されている。完全コンピューター化されていないので、運転士が搭乗している。TV版第7・8話「重力の底の墓場(前編・後編)」にて、999号の通過する二日前に脱線し行方不明中のカペラ行きの列車として登場している。同型車両があるらしく、第1話「旅立ちのバラード」の冒頭及び、32話「停時空間のかじられ星」でも登場している。他にも 第24話「次元航海惑星」にて999号が海の星に到着する前にすれ違っている。第7・8話に登場した333号の車内は国鉄12系客車の車内を思わせる内装のデザインとなっている。また車掌の話によれば、333号の動力は100年間は持つように作られているとのこと。第79話「時間城の海賊(前編)」では惑星ヘビーメルダー到着前に上空で999号とすれ違うシーンがある他、999号が停車しているホームの反対側に停車しているシーンもある。 『銀河鉄道物語 ~永遠の分岐点~』20話では、次元宇宙の重力の底の墓場の中に登場。そこに掴まってから、乗務員も乗客もそのまま朽ち果て、残された自分達もそうなるのを待っていたが、そこへ落ち込んできたビッグ1に連結され、はじめは重い腰を上げなかったものの、シリウス小隊の使命と目的を取り戻したビッグ1の頼みに応え、ビッグ1の脱出に他の連結された車輛と共に力を貸している。
  4. ^ 運転区間(カペラ⇔マザービーナス⇔オリオン⇔地球⇔カペラ・内銀河回り循環)
    444の機関車はヨーロッパスタイルの蒸気機関車をモチーフにしている。流線形の蒸気機関車で、車軸配置は2C1のテンダー式。汽笛も999とは異なり、甲高いものになっている(日本では電気機関車ディーゼル機関車特急形電車が装備するAW2型警笛に近い音色)。また、イラストや玩具では入っている機関車側面の黄色のラインおよび除煙板あたりのGALAXYの文字が、TV版では入っておらず青一色になっている。TV版第6話「彗星図書館」、第7・8話「重力の底の墓場」、及び第14話「二重惑星のラーラ」にて、999号の出力増強のための増結(前補機)用として機関車のみの重連が登場している。ただし、第8話での重力の底から脱出した直後に前補機を走行中に切り離す「走行解放」や、第14話での双方の列車が接近して連結するという、どちらも現実では行われていない方法が使用されていた(「走行解放」は現実でも行われていたがすべて後補機を切り離すもので、前補機を切り離す「走行解放」は行われていない)。客車のデザインは国鉄14系客車(座席車)を思わせる外観をしている。
    PS用ゲーム『松本零士999 〜Story of Galaxy Express 999〜』では、トレーダー分岐点からメタブラディ行きの列車として登場する。
  5. ^ 運転区間(オリオン⇔地球⇔カペラ⇔化石の星⇔オリオン・外銀河回り環状)
    最高速度および推力は999号に次いで、第2位である。完全コンピューター化されていないので、運転士が搭乗している。TV版第67話「宇宙僧ダイルーズ」で999号が臨時停車した救急医療小惑星オーバーホールにて郵便車が強盗に襲われており、第69話「C62の反乱」でその犯人が999号に逃げ込んでいたことが発覚した。 第9・10話「トレーダー分岐点」 でも同型と思しき車両が登場する。
    なお、劇場版第1作のヘビーメルダーでの停車シーンで1カットだけ登場。999号以外では唯一劇場出演をしたTV版車種である。
  6. ^ 運転区間(ニケ⇔マザービーナス⇔大マゼラン⇔小マゼラン)
    大半の資料では「マゼラニアン6号」だが、一部の資料では「マゼラン6号」とも紹介されている。ED30DD51の様な凸型機関車が先頭。パンタグラフ(?)の先は光線銃の様なデザインになっている。機関車は三軸のボギー台車。同型と思しき車両がトレーダー近郊の惑星間通勤路線で運行されている。TV版第16話「さんげの国」で、999号がさんげの国に到着する前にすれ違っており、同型と思しき車両がトレーダー近郊の惑星間通勤路線でも運行されている。また、第13話「化石の戦士」、およびTVスペシャル「君は戦士のように生きられるか!!」では、「化石の星」で脱線し立往生した999号の救助用の補助機関車として機関車のみが登場している。
    PS用ゲーム『松本零士999 〜Story of Galaxy Express 999〜』では、『宇宙戦艦ヤマト』絡みのイベントで、マゼラン観光列車として登場。車掌は赤いショートヘアの若い女性。ネオガミラスの攻撃を受け、イスカンダルに不時着し、後にヤマトに助けられる。装甲車で戦うイベントもある。
  7. ^ 運転区間(オリオン⇔地球⇔オクトパス⇔謎の外銀河方面・行先不明)
    大半の資料では「プレアディス7号」だが、一部の資料では「プレアデス7号」とも紹介されている。TV版では第36話「大酋長サイクロプロス」に登場。最終回である第113話「青春の幻影・さらば999〈後編〉」では、惑星こうもりにて999号の向かい側に停車しており、メーテルが鉄郎のもとを去るために乗車した。また漫画にも同型が登場した数少ない車両。第9話「トレーダー分岐点(前編)」では、一瞬だが色違いの777号(青と白を意識したもの)がトレーダー駅のホームに停車しているシーンを見られるほか、第11話「不定形惑星ヌルーバ」では短距離惑星間鉄道の車両として登場する。 第27話「雪の都の鬼子母神」でも地球に向かう上りの銀河超特急として登場する。 第36話「大酋長サイクロプロス」ではリーマン星へ行く急行列車として登場している。『銀河鉄道物語』13話に登場した時、SDFに復帰する為に有紀学が本列車に間違えて乗車したが、そこで夢を失った旧友の昴と再会したものの、アルフォート軍の襲撃に巻き込まれてしまう。しかし、学の奮闘と、気力を取り戻した昴や車掌によって列車は守られ、ビッグ1に救助された。
  8. ^ 運転区間(トレーダー⇔ニケ⇔オリオン⇔アルデバラン)
    銀河の中でも安定した場所を通ることから、別名を銀河観光線ともいう。弁慶号の様なアメリカ風蒸気機関車列車がデザインモチーフ。車軸配置は2Bのテンダー式で、カウキャッチャーや大型の煙突が特徴。惑星間通勤路線。TV版第9・10話「トレーダー分岐点」では野の花線の普通列車として登場している。また鉄郎が999号以外の列車に乗車したのはこの列車が唯一である。車内は、通勤電車等にみられる、ロングシート車である。
  9. ^ 運転区間(地球⇔トレーダー⇔アンドロメダ)
    全9種類の車両中、最高速度が最も速く、推力も最も強い車両である。そのためか最も距離の長い(行先不明の謎の外銀河線は除外)大銀河本線に充当されている。この列車には他の列車にあるような「○○9号」といった別名はなく、そのまま「スリー・ナイン号」と呼ばれている。鉄郎やメーテルの所有している999号の定期券(地球⇔アンドロメダ)には「オリオン・プレアデス経由」と表記されているが、999号の停車シーンは存在せず、停車駅を公式に定めた『銀河鉄道大時刻表』においても、オリオン及びプレアデスには停車しない。また109話・110話「メーテルの旅(前後編)」では、ワープした際に別の時代の999号と遭遇している。
劇場版に登場した列車
列車概要 路線概要 機関車性能 戦闘車性能 備考
種別[共通 1] 列車名 路線名 営業キロ[共通 2] 番号 最高速度[共通 2] 推力[共通 3] 動力機関 主コンピューター 全長 高さ 重量
銀河超特急
超特急
999(スリーナイン)号 大銀河本線 220万skm C62-48 3000skm 220万cps 三連流体動力機関(超次元機関ボイラー) エイリアン・ザンデ・カウンター・99年型 20.55m 3.98m 210t ブラックホール砲三連装4基
(超時間重力砲三連装3基)
[備考2 1]
幽霊列車 ∞(エターニティー)号 790万cps 重力波ターボ推進機関ボイラー 35.9m 4.7m [備考2 2]
備考2
  1. ^ 運転区間(地球⇔トレーダー⇔アンドロメダ)
  2. ^ 999号よりはるかに大型、高速の武装貨物列車で映画版2作目に登場。モデルはアメリカのユニオン・パシフィック鉄道4000形蒸気機関車(通称ビッグボーイ)や、ナチスドイツの囚人護送用列車(ロマンアルバム『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』 徳間書店および、宝島社『完全版 銀河鉄道999 PERFECT BOOK』の記述より)だと言われる。
    運行スケジュールは不明だが、宇宙各地を回って惑星大アンドロメダへ向かうようである。その実態は機械化人の食料であるエネルギーカプセルの原料・「命の火」を抜き取る処理を行う前の生身の人間を運ぶためのものであった。初登場時、支線の軌道に入るよう999号の機関車(C62 48)に命令し、999号を支線の軌道に入れさせ、追い抜いたことでC62 48のプライドを傷つけた。走行時の衝撃波は999号側面の窓ガラスを軒並み割ってしまうほどである。
    機関車先端のハイパワービームライトと不気味な汽笛で周囲を威圧するように走る。貨車天井にはセンサー式連動銃が内蔵され、接近者に対しての防衛用武器としている。惑星大アンドロメダの命の火を抜き取る工場が終点。最期はサイレンの魔女に吸い込まれた。
    原作の漫画版でも同じ車両と思しき機械超特急が「絶対機械圏」のエピソードで登場している。
その他の列車一覧
列車概要 路線概要 機関車性能 戦闘車性能 備考
種別[共通 1] 列車名 路線名 営業キロ
[共通 2]
番号 最高速度
[共通 2]
推力
[共通 3]
動力機関 主コンピューター 全長 高さ 重量
急行 マゼラニアン4号
(664(ツー・シックス・フォー)号)
マゼラン連絡線 15万skm 450skm 35万cps 重力ボイラー スピップ・ハヤブサ33-34型 反重力ベクトル砲4門・パルスレーザー2門 [備考3 1]
急行 プレアディス6号
(776(ツー・セブン・シックス)号)
謎の外銀河線 8万skm 900skm 70万cps 重力ボイラー ベールゼブブ・シード・2000型 超彗星ミサイル20機 [備考3 2]
急行 プレアディスJ3号
(77J3(ツー・セブン・ジェイ・スリー)号)
謎の外銀河線 8万skm 900skm 70万cps 重力ボイラー ベールゼブブ・シード・2000型 超彗星ミサイル20機 [備考3 3]
急行 アルデバラード3号
(883(ツー・エイト・スリー)号)
アルデバラン環状線 100万skm 500skm 40万cps 重力ボイラー 北国・エンパイヤー社製・タイプ2 ガツトリング光子砲2門 [備考3 4]
急行 アルデバラード6号
(886(ツー・エイト・シックス)号)
アルデバラン環状線 100万skm 500skm 40万cps 重力ボイラー 北国・エンパイヤー社製・タイプ2 ガツトリング光子砲2門 [備考3 5]
特急 998(ツー·ナイン·エイト)号 大銀河本線 220万skm C62-44 3000skm 200万cps 三連流体動力機関
(超次元機関ボイラー)
エイリアン・ザンデ・カウンター・99年型 20.55m 3.98m 210t ブラックホール砲三連装4基
(超時間重力砲三連装3基)
[備考3 6]
増設改良車輌 [備考3 7]
予備機関車 99?(ツー·ナイン·?)号 大銀河本線 220万skm C62-49 3000skm 200万cps 三連流体動力機関
(超次元機関ボイラー)
エイリアン・ザンデ・カウンター・99年型 20.55m 3.98m 210t ブラックホール砲三連装4基
(超時間重力砲三連装3基)
[備考3 8]
ワカラナイトコロ(1000(ミレニアム)号) [備考3 9]
機械超特急 [備考3 10]
武装列車 三連装砲塔多数 [備考3 11]
強行突破用
無軌道型装甲列車
三連装砲塔4基、回転式砲塔4基 [備考3 12]
鉄道警備隊専用
装甲列車
三連装砲塔複数 [備考3 13]
幽霊列車 [備考3 14]
備考3
  1. ^ 運転区間(ニケ⇔マザービーナス⇔大マゼラン)
    『銀河鉄道大時刻表』で設定された急行列車。劇中には未登場。
  2. ^ 漫画版(アンドロメダ編)にのみ登場。TV版333の原型になったと思われる列車。
  3. ^ 運転区間(オリオン⇔地球⇔オクトパス)
    『銀河鉄道大時刻表』で設定された急行列車。劇中には未登場。
  4. ^ 運転区間(トレーダー⇔ニケ)
    『銀河鉄道大時刻表』で設定された急行列車。劇中には未登場。
  5. ^ 運転区間(ニケ⇔オリオン⇔アルデバラン)
    『銀河鉄道大時刻表』で設定された急行列車。劇中には未登場。
  6. ^ 運転区間(地球⇔トレーダー)
    『銀河鉄道大時刻表』で設定された特急列車。劇中には未登場。
  7. ^ 漫画版(エターナル編)にのみ登場。惑星テクノロジアにて製造され、「普通の星」で宇宙嵐通過中に999号の機関車と合体した。
  8. ^ 漫画版(エターナル編)にのみ登場。「殺意と怒気の王女」で惑星殺意怒気の疑い到着前に999号の機関車と合体した。
  9. ^ 運転区間(無制限⇔無制限)
  10. ^ 漫画版(アンドロメダ編)にのみ登場。劇場版『さよなら銀河鉄道999』における「幽霊列車」に相当する列車で、999号が「絶対機械圏(マシンナーズ・エリア)」突入直後、「幽霊列車」と同様に999号を支線に追いやり、追い抜いて行った。
  11. ^ 有事の際に銀河鉄道管理局から派遣される多数の砲塔を装備した武装列車で、「卑怯者の長老帝国」に登場。TV版では車体全体が金色に輝いていた。惑星からのビームにより一撃で破壊された。車輪・台車を持たないのが特徴的。
  12. ^ 有事の事態が更に悪化した際に派遣される強力な装甲列車で、「卑怯者の長老帝国」に登場。原作では「無軌道強攻装甲列車」、TV版では車掌から「無軌道強攻突破装甲車」と呼ばれていた。本部からの通信によると「武器の使用は無制限、抵抗するものは実力で排除して構わない」とのこと。また、この車両が出動する場合、付近を走る列車は戦闘に巻き込まれないよう、全て運転見合わせとなる。車輪・台車を持たない上に異常に車体が長く、列車らしからぬ姿をしている。TV版ではやや編成が短く、車体の前後は共に同じ形状をしている他、強力な防御バリアーを装備しており、惑星からのエネルギー砲にもびくともしなかった。上記武装列車と同様、いわば戦闘艦である。その戦闘力は999号の装甲車や武装列車とは比べ物にならず、単独で惑星を瞬時に破壊するほどである
  13. ^ 鉄道警備局が使用する武装列車で、TV版「C62の反乱」に登場。内部には鉄道警備局の捜査官が乗り込んでおり、走行中の列車を停車させて内部の強制捜査を行う際に使用される。
  14. ^ TV版「幽霊世界のフィラメント」に登場した列車。かつて惑星「フィラメント」があった雲の世界に999号が進入した時に999号とすれ違う所を鉄郎とメーテルに目撃されるが、999号のセンサーには記録されなかった。蒸気機関車型の機関車に牽引されており、モヤのような人型の物体が多数乗り込んでいた。実は「フィラメント」が消滅した時に多数の乗客を乗せたまま「フィラメント」と共に消えた列車で、中に乗り込んでいるのは乗客達の幽霊。劇場版第2作に登場したものと違い、本物の「幽霊」列車である。機関車はC62よりも旧型と感じさせるデザインで、日本においては蒸気機関車の国産化極初期まで見られた背の高いベル型の蒸気ドームを持つ2-C-0機だが、動輪はスポーク動輪ではなく、日本で太平洋戦争中に資源と工数削減を目的として採用され、以降独自に発展したボックス動輪になっている。
共通
  1. ^ a b c 上段はTV版放映当時に設定されていたもの。下段は『銀河鉄道大時刻表』で設定されていたもの(幽霊列車、急行776、予備機関車、1000、機械超特急、武装列車、強行突破用無軌道型装甲列車を除く)。設定当初は111 - 888の列車種別は999(大銀河本線)に接続する列車を「銀河特急」、それ以外の列車を「銀河急行」とした(それらの路線のことを、外宇宙航路線と紹介している資料もある)。『銀河鉄道大時刻表』では「特急」に統一されている。
  2. ^ a b c d e f skm=space kilo meter(宇宙キロメートル)。
  3. ^ a b c cps=cosmo Pferdestärke(コスモ馬力)。

  1. ^ 原作ではスハ43系のスハフ43(スハフ43 1 - 3)を模している描写がほとんどである。また、劇場版第3作『エターナル・ファンタジー』では、鉄郎が車内を歩くシーンで車両番号にGE-999オハ61 819とあった。
  2. ^ 原作アンドロメダ編やそれを原作として描かれるTVアニメ版では、客室窓が2段窓になっているが、これは旧くは「電車窓」と呼ばれ、旧型客車の採用事例は(被災した電車から改造された戦災復旧車70系を除けば)皆無であり、10系以降の軽量新世代車両を含めても、採用したものは12系50系、それに大井川鐵道のSLかわね路号用の一部車両(西武鉄道の旧形電車からの改造)のみである。宝島社『銀河鉄道999 PERFECT BOOK』にも同様の記載がある。
  3. ^ 劇場版1作目ラストで999が地球を去っていく場面など。
  4. ^ どこの星や宇宙ステーションにあるのかは不明だが、司令所で5~6人の運輸司令が999号の状況について会話するシーンも登場する。司令員個々の顔は見えない。
  5. ^ 『ロマンアルバム』によれば「知力燃料」、宝島社『銀河鉄道999 PERFECT BOOK』では「ウラン燃料らしい」とも。
  6. ^ C62形は総数49両のため50号機は実在しない。
  7. ^ 原作での牽引機は48号機だが、『二重惑星のラーラ』で三重連になった際の2両の前補機のうち、前部の車両が50号機である。またTV版でも48号機となっていたり、C52となっているシーンもある。
  8. ^ 企画・編集:株式会社メイジャー『さよなら銀河鉄道999 劇場版パンフレット』東映株式会社映像事業部、1981年8月1日、22頁。 
  9. ^ 設定資料では「宇宙石炭」と記載。
  10. ^ 企画・編集:株式会社メイジャー『さよなら銀河鉄道999 劇場版パンフレット』東映株式会社映像事業部、1981年8月1日、16-21頁。 
  11. ^ 「終着駅 その3 乱動超空間」(少年画報社コミックス版18巻、文庫版12巻、小学館ビッグコミックスゴールド版11巻)で、次のようなやりとりがある。車掌「帰りの999は乗客は 絶対乗せません!!」鉄郎「メーテルは?」車掌「メーテルさんの場合はメーテルさんの考えしだいです……」
  12. ^ 銀河鉄道に遭難者は次の停車駅まで切符なしで乗車させていい規程がある。
  13. ^ ただし、999号は特急列車の一つに過ぎないので、時代によっては別のルートの新路線を作ることによって大銀河本線以外の路線を走行していたとも考えられる。その場合は999号は大銀河本線を走行していたという保証もない。
  14. ^ そもそも、この国鉄型様式の展望車で2軸台車を履いているのは大井川鐵道スイテ82形(元西武サハ1515)とJR西日本オロテ35形の2形式のみ。
  15. ^ 本作が公開された当時は現役の国鉄個室車はA寝台のオロネ25形(後の「シングルDX」)くらいであった。その後、ニーズの変化から国鉄末期からJR化後にかけてB寝台個室が登場し、座席車でもキサロハ183形新幹線電車724形7000番台など普通個室が登場している。
  16. ^ 国鉄の特急形電車・気動車でも配電系統や制御線などの補器類を食堂車形式に搭載することはよくあった(しかし、これは後年食堂車廃止の際編成から食堂車が抜けず、営業していない食堂車を連結したまま走行するという非合理的な運用に繋がった)。
  17. ^ 車体長は他の車両の半分程度(つまり10m強程度)で、砲塔の先が隣(後ろ)の車両にかかっている。
  18. ^ このタイプの場合、車体長は他の車両と同じで砲塔の先は隣(後ろ)の車両にはみ出さない。
  19. ^ 給水温メ器を経由した蒸気を右シリンダー排気付近から排気していたため。
  20. ^ 後半期になると、劇場版のセルが流用されたと思われるシーンもあった。
  21. ^ ただし、TV版ではセル数抑制の為止め絵になる場合も多かった。
  22. ^ サンケイ出版 ワクワクシリーズ 『新竹取物語 1000年女王』 劇画版 PART5
  23. ^ G2999-M 銀河鉄道999 劇場版・改良品 基本6両セット』(プレスリリース)マイクロエース、2008年9月http://www.microace-arii.co.jp/release/pdf/G2999.pdf 
  24. ^ 111・333・555の3つは原作に登場した列車をもとに、あとの5つは新規に設定された。ちなみに原作アンドロメダ編に登場した列車は、999を除いて台車を履いていない。
  25. ^ 本編に登場したものもある。
  26. ^ 例外として、555号の郵便車がTVアニメ69話「C62の反乱」に登場した。
  27. ^ 111、333、444、666、888は機関車のみ。222、555、777、999は機関車・客車・戦闘車の3両ずつで販売されていたが、本来は同梱の解説書によれば後述の未発売の構成車両の販売予定もされていた。
  28. ^ その中で777、999が100円販売されたものと同サイズスケールで機関車1、戦闘車1、客車1での3両セットで販売された(ただしキット構成は金属シャフトも使われており、100円販売されていたものとは異なる)。
  29. ^ これらのキットは後年にBANDAI SPIRITSより再版され、100円価格帯のみで販売された商品は「銀河鉄道999 メカコレ銀河鉄道999 6種セット」で販売された。


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