骨まで愛して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/06 05:00 UTC 版)
「骨まで愛して」 | ||||
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城卓矢 の シングル | ||||
A面 | 骨まで愛して | |||
B面 | ひとりじゃ淋しいんだ | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチシングル盤 | |||
録音 | 日本・1966年 | |||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | 東芝音工 | |||
作詞・作曲 | 川内康範 / 北原じゅん | |||
プロデュース | 川内康範 | |||
チャート最高順位 | ||||
順位不明 | ||||
城卓矢 シングル 年表 | ||||
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略歴
- 1966年1月 : 菊地正夫、城卓矢に改名すると共にシングル「骨まで愛して」を発表して再デビュー
- 同年7月9日 : 同作を原作とした映画『骨まで愛して』公開
- 同年12月31日 : 同作をもって『第17回NHK紅白歌合戦』に初出場
- 1989年5月9日 : 城卓矢、急逝
- 同年6月7日 : 同作を収録したベスト盤CD『城卓矢 全曲集』発売
概要
1958年(昭和33年)、東京・有楽町の日本劇場で開かれた第1回『日劇ウエスタンカーニバル』にウエスタン・キャラバンのメンバーとして参加、1960年(昭和35年)にテイチク・レコード(現:テイチクエンタテインメント)から「ひとりぼっちで」でデビュー、B面曲「スタコイ東京」で注目を浴びた菊地正夫は、1963年(昭和38年)に東芝レコード(東芝音工→東芝EMI→EMIミュージック・ジャパン[注 1])に移籍、「アホカイ節」等をリリースしていた。1966年(昭和41年)1月、心機一転して『城卓矢』と改名、本作は、親戚にあたる川内康範がプロデューサーとなり、作詩[注 2]は川内の妻『川内和子』名義で川内が書き、兄の北原じゅんが『文れいじ』名義で曲を書いた、再デビュー曲である。
本作は、167万枚を売り上げるミリオンセラーとなる(1968年時点)[3]。
本楽曲は1966年2月4日に起きた全日空羽田沖墜落事故にて、事故現場へ駆け付けた川内康範が現場にて目撃し体験した出来事に基づいて制作されたという経緯がある[4]。
川内は更に本楽曲を原作に脚本を書き、日活が渡哲也主演で映画化、本楽曲は同作の主題歌となり、城卓矢も本人役で同作に出演している[1][2]。同作は同年7月9日に公開された[1][2]。
城卓矢は、本楽曲のヒットをもって同年12月31日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で行なわれた『第17回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしている。
レコード録音版の調は変ニ長調(嬰ハ長調)であるが、歌番組などではニ長調で披露することも多かった。
1984年頃に放送された東芝家具調こたつのCMで榊原郁恵が本楽曲の替え歌を唄った。また、1985年放送のグリコスナック『とと吉』のCMでも唄われている。
1989年(平成元年)5月9日、城卓矢・急逝。同年6月7日に東芝EMIが発売したベスト盤CD『城卓矢 全曲集』に収録された。
JASRACデータベースでは、作詞:川内康範/作曲:北原じゅん/出版者:クラウンミュージック、と登録されている[5]。
収録曲
全作詩:川内和子(川内康範)/作曲・編曲:文れいじ(北原じゅん)
- 骨まで愛して(3分40秒)
- ひとりじゃ淋しいんだ(3分01秒)
注釈
- ^ 現:ユニバーサル ミュージック合同会社
- ^ 川内康範は “作詞“ と云う表現を嫌い、生涯 ”作詩” と表現していた。
出典
- ^ a b c d e Hone made aishite , Internet Movie Database (英語), 2010年8月13日閲覧。
- ^ a b c d e 骨まで愛して、日本映画データベース、2010年8月10日閲覧。
- ^ 堀内敬三『音楽明治百年史』音楽之友社、1968年、348頁。NDLJP:2518791/191
- ^ 『篦棒な人々 戦後サブカルチャー偉人伝』河出書房新社(河出文庫)、2007年、249-251頁。ISBN 978-4-309-40880-4。
- ^ JASRAC作品データベース検索サービス J-WID 検索結果
- ^ 『シャネル・ファイブ・イン・サッポロ』、原みつるとシャネル・ファイブ、キングレコード、1975年、ジャケットの記述。
- ^ a b 音楽の森 music Forest データベース検索より
- ^ 骨まで愛して、allcinema ONLINE, 2010年8月13日閲覧。
- ^ 骨まで愛して、キネマ旬報映画データベース、2010年8月13日閲覧。
- 1 骨まで愛してとは
- 2 骨まで愛しての概要
- 3 カバー
- 4 脚注
固有名詞の分類
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