蝶形骨 蝶形骨の概要

蝶形骨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/21 18:23 UTC 版)

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骨: 蝶形骨
頭蓋内での蝶形骨の位置
蝶形骨
名称
日本語 蝶形骨
英語 sphenoid bone
ラテン語 os sphenoidale
関連構造
上位構造 頭蓋骨
画像
アナトモグラフィー 三次元CG
関連情報
MeSH Sphenoid+Bone
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
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蝶形骨の位置を様々な角度から見た動画。出典:Anatomography

ヒトの成人の蝶形骨は1つの体と3対の突起(大翼、小翼、翼状突起)よりなる[1]

後頭骨の底部の前方にあり、前方は鼻腔に達する。 内部は副鼻腔の一つである蝶形骨洞で占められている[1]

蝶形骨と連結する骨(9種類14個)

語源

昭和初期までは ラテン語: os sphenoidale の直訳で楔状骨と呼ばれていたが、 足根にも楔状骨と訳される部位があって紛らわしいため、 骨の形が蝶の形に見えることから、1944年に日本解剖学会『解剖学用語』において新しくこの用語が選定された [2]。 はじめは蝶骨とする案もあったが、今度はチョウコツという発音が腸骨と同音になるため、「形」の字が加えられたという [2]。 楔状骨の名は現在では足根骨にのみ用いられている(なお、足根骨にある楔状骨の原語は ラテン語: os cuneiformise つまり直訳すれば「楔形文字骨」であって、ラテン語においてはそもそも同名ではなかった)。

参考文献

  • 原著 森於菟 改訂 森富「骨学」『分担解剖学1』金原出版、東京都文京区、2000年11月20日、第11版第20刷、19-172頁。ISBN 978-4-307-00341-4
  • Neil S. Norton著 前田健康監訳 ネッター頭頚部・口腔顎顔面の臨床解剖学アトラス 医歯薬出版株式会社 原著第1版 CHAPTER 2 骨学 25−68頁。

関連項目


  1. ^ a b 森ら, p.58
  2. ^ a b 澤井 直、2010、「昭和初期解剖学用語の改良と国語運動」、『日本医史学雑誌』56巻1号 pp. 39-52


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