機殿神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 16:25 UTC 版)
境内社
両機殿のそれぞれの境内に御前の神を祀る大小8つの祠がありそれぞれ神麻続・神服織機殿神社末社とされているが、いずれも祭神は不詳である。
社殿など
両機殿ともに本殿は内宮に準じ内削ぎの千木と6本で偶数の鰹木を持つ神明造で南面する。本殿東側に奉織作業を行うための八尋殿が併設される。本殿は独立した鳥居を持たない。
八尋殿は内宮別宮と同じ8本の鰹木と内削ぎの千木を備える茅葺屋根で、本殿より大きい。棟持柱はなく、東面以外の3面に扉が設けられている。この3面の扉は奉織時には開けられる。八尋殿には鳥居が与えられる。
本殿と八尋殿は個別の板垣で囲われ、本殿左右に2つの祠がある。
両機殿ともに潔斎のための斎館が本殿南側に設けられている。
交通
関連項目
参考資料
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- 『神宮の和妙と荒妙』(平成17年4月1日発行、神宮司庁)
- 『松阪市史 第三巻 史料篇 古代・中世』(1980年6月発行、編集:松阪市史編さん委員会、発行:蒼人社)
- 『松阪市史 第六巻 史料篇 文化財』(1979年12月発行、編集:松阪市史編さん委員会、発行:蒼人社)
- 『松阪市史 第十巻 史料篇 民俗』(1981年3月発行、編集:松阪市史編さん委員会、発行:蒼人社)
- 『伊勢神宮の祖型と展開』 (平成3年11月30日発行、櫻井勝之進著、国書刊行会発行、ISBN 4-336-03296-3)
- 『伊勢神宮』(櫻井勝之進著、学生社、昭和44年5月20日発行)
- 『お伊勢まいり』(平成18年7月1日発行改訂7版、神宮司庁編、伊勢神宮崇敬会発行)
- 『角川日本地名大辞典 24 三重県』(角川書店、昭和58年発行)
外部リンク
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