神御衣奉織始祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/15 01:45 UTC 版)
神御衣奉織始祭は奉織を始める前に清く美わしく奉織できるように祈る祭で、毎年5月と10月の1日、下機殿では午前8時、上機殿では午前9時から行なわれる。奉織作業に従事する地元住民は先だって境内の斎館で潔斎し、予め身を清める。白衣白袴を着てから御塩で清め、八尋殿の内部を清掃する。機織りの道具を準備し、御糸を納める。神職の拝礼ののちに奉織が開始される。織子は夕方に帰宅するが、神宮から参向する神職はこの祭の前日に斎館に入り潔斎し、神御衣奉織鎮謝祭まで斎館に滞在する。織子は翌2日以降の朝に出向き身を清め、白衣白袴を着て八尋殿に入り、完了するまで奉織を行なう。
※この「神御衣奉織始祭」の解説は、「機殿神社」の解説の一部です。
「神御衣奉織始祭」を含む「機殿神社」の記事については、「機殿神社」の概要を参照ください。
- 神御衣奉織始祭のページへのリンク