御衣奉織行事とは? わかりやすく解説

御衣奉織行事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/15 01:45 UTC 版)

機殿神社」の記事における「御衣奉織行事」の解説

毎年5月10月初旬、両機殿八尋殿皇太神宮正宮別宮荒祭宮での神御衣祭供える御衣を奉織する。地元で「おんぞさん」と呼ばれるこの行事戦国時代中絶となり、皇大神宮神職による形式的な祭祀のみが行なわれ、愛知県で奉織された和妙や、奈良県奈良市月ヶ瀬で奉織された荒妙などが神御衣祭供えられていた。 大正3年5月愛知県木曽川町現在の一宮市木曽川町)の職人により機殿での奉織が再興されたが、地元住民はこれを無様感じ機織り技術習得し伝承することにした。1967年昭和42年以降和妙祖父らから継承され女性が奉織することになったが、荒妙は現在も男性が奉織している。松阪市1975年昭和50年9月27日和妙荒妙の奉織を「御衣奉織行事」として無形民俗文化財指定した。 ただし地元住民による両機殿での奉織は神御衣祭必要な和妙36匹(正宮24匹、荒祭宮12匹)と荒妙120匹(正宮80匹、荒祭宮40匹)のうちの各1匹のみで、残り和妙荒妙は他に必要とされる頚玉くびたま)・手玉(てだま)などと合わせて木曽川町奈良市月ヶ瀬専門業者に奉織を委託している。

※この「御衣奉織行事」の解説は、「機殿神社」の解説の一部です。
「御衣奉織行事」を含む「機殿神社」の記事については、「機殿神社」の概要を参照ください。

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