御行の又市
作者京極夏彦
収載図書嗤う伊右衛門
出版社中央公論新社
刊行年月1999.8
シリーズ名C・NOVELS BIBLIOTHEQUE
御行の又市(おんぎょうのまたいち)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 13:44 UTC 版)
「嗤う伊右衛門」の記事における「御行の又市(おんぎょうのまたいち)」の解説
小股潜りの通り名を持つ。卑怯小細工を弄して、虚言を以て丸め込むを得意とする。武州三多摩の水飲み百姓の子。その父親は酒乱で稀代のろくでなし、又市が八つのときに死んだという。母親は又市が二つの頃に小間物屋だか飴屋の男と逃げて以来消息が分かっていない。この頃の又市は下谷の金杉に住まい、伊右衛門と岩の縁結びを行う。『巷説百物語シリーズ』にも登場する。冒頭での彼の発言から、『前巷説百物語』の『旧鼠』から2年程が経過していると分かる。
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