富士フイルムビジネスイノベーション コーポレート・ロゴ

富士フイルムビジネスイノベーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 06:41 UTC 版)

コーポレート・ロゴ

2代目富士ゼロックスロゴ

2002年平成14年)にコーポレートスローガンであった「THE DOCUMENT COMPANY」[注釈 3] と「FUJI XEROX」の表示比率を変更し、「FUJI XEROX」を強調したロゴにマイナー変更されている。

2008年(平成20年)4月に約13年ぶりにコーポレート・ロゴを一新した。新しいロゴは米国ゼロックス社のロゴ変更に伴うもので、「FUJI xerox」(小文字)と"X"をモチーフとしたシンボルを一体化したものとなっている。

2021年4月(令和3年)、社名を「富士フイルムビジネスイノベーション」に変更したことに伴い、富士フイルムのロゴ(「FUJIFILM」)を使用開始。

オフィスコンセプト

  • モーレツからビューティフルへ」 - 1970年(昭和45年)に放送されたTVCMのキャッチコピー。1960年代の高度経済成長期の経済・産業の発展重視に対するアンチテーゼとして人間回帰を示したものとされる。電通本社ビルにあるアド・ミュージアム東京の「時代別ラジオ・テレビCMコーナー」において視聴が可能となっている。
  • Open Office Frontier
  • Apeos」 ApeosのCM(公式サイト参照)は見ている人に全貌を明かさないで興味を引くティーザー広告であり、話題となった。

主要拠点

研究・開発・生産拠点

一部は2010年(平成22年)に富士ゼロックスマニュファクチャリング(現・富士フイルムマニュファクチャリング)に移管された。

2010年4月より稼働した研究・開発拠点。
次世代の新しい要素技術獲得に向けた研究技術開発拠点。
中低速の複写機や複合機、およびトナーカートリッジの開発・生産子会社。
  • Fuji Xerox of Shenzhen Ltd.(中国 深圳
レーザープリンタ、複写機/複合機、および消耗品の生産子会社。
  • Fuji Xerox Eco-Manufacturing (Suzhou) Co., Ltd.(中国 蘇州
使用済み商品やカートリッジを分解・分別し、再資源化を行なう中国のリサイクル拠点。
  • Fuji Xerox Eco-Manufacturing Co., Ltd.(タイ
使用済み商品やカートリッジを分解・分別し再資源化する統合リサイクル拠点。
  • FX Palo Alto Laboratory, Inc.(米国
米国カリフォルニア州の研究拠点。

営業

営業活動の中核拠点。
中国(香港マカオを含む)における事業展開を推進。
アジアパシフィック地域(中国営業本部担当地域を除く)における事業展開を推進。

国内関連会社

※全て株式会社

持株会社

生産機能

  • 富士フイルムマニュファクチュアリング(神奈川県海老名市
事務用機器、印刷機器および関連製品ならびにそれらの部品・消耗品の試作、製造などを担当。
  • 海老名事業所(神奈川県海老名市)
複写機や複合機、関連商品の開発、モノ作り技術の基幹拠点。2019年3月より、同年2月末で閉鎖された旧新潟事業所(旧・ 新潟富士ゼロックス製造、発祥はNEC新潟)の事業を引き継いでいる[8]
複写機や複合機、プリンター等の画像形成材料の開発拠点。
  • 鈴鹿事業所(旧:・鈴鹿富士ゼロックス)
複写機・複合機の基幹部品の製造拠点。
  • 富山事業所(旧・富士ゼロックスイメージングマテリアルズ)
複写機や複合機、プリンタ等の画像形成材料の製造拠点。

サービス運用機能

  • 富士フイルムシステムサービス(東京都千代田区
地方自治体における公共サービスソリューション、民間市場向けeマーケティング支援・販売促進業務支援アウトソーシングを担当。
  • 富士フイルムサービスクリエイティブ(東京都中野区
サービス業務のフロントエンド(カスタマーサポート他)や関連会社の経理支援などを行う。
  • 富士フイルムサービスリンク(東京都港区
2014年4月設立。ドキュメント関連事業。

販売機能

  • 富士フイルムプリンティングシステムズ販売(東京都中野区
オフィス向けレーザープリンターの卸販売を担当。

販売会社

富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社
FUJIFILM Business Innovation
Japan Corp.
種類 株式会社
略称 富士フイルムBIジャパン
本社所在地 日本
135-0061
東京都江東区豊洲2丁目2-1
設立 1986年(昭和61年)3月21日[9]
業種 電気機器
法人番号 1011101015050
事業内容 オフィス複写機、ワークステーション等の販売、コンサルティング
代表者 旗生泰一代表取締役社長
資本金 5億円
従業員数 10,177 名(2021年4月)
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2021年(令和3年)4月、同社の商号変更と同時に、地域販売会社31社と富士ゼロックスインターフィールドが合併して富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社となり(法手続き上の存続会社は富士ゼロックス東京)、2021年(令和3年)5月に富士フイルムビジネスイノベーション本体の国内営業部門も新会社に統合された[10][11][12]

県別特約店

富士フイルムビジネスイノベーションジャパンへの統合対象とならなかった各社。このうち社名に「富士ゼロックス」または「ゼロックス」を冠していた各社はそれぞれ社名変更を行っている。

地域販売店

以下の2社は2021年4月1日に地場資本と富士フイルムビジネスイノベーションジャパンの合弁会社として設立された。

  • 富士フイルムBI山梨
  • 富士フイルムBI愛媛

注釈

  1. ^ プリンターエンジンの供給元はレックスマークであった。
  2. ^ 当社では、2006年(平成18年)2月28日にDocuShare(日本語版)の販売を打切り、後継ソフトウェアとして当社が開発したArcWizShareを販売していた。なお、当社がDocuShare(日本語版)をArcWizShareに切替えていた2006年~2008年の間も、米国ゼロックスでは日本語版以外のDocuShareの開発を継続し、日本を除く各国にて販売していた。
  3. ^ 米国ゼロックスも同じスローガンを使用していた。

出典

  1. ^ Printing Force FUJI XEROX ロゴマーク - Internet Archive
  2. ^ 富士フイルムホールディングスによるゼロックスコーポレーション株式の50.1%取得 および 富士ゼロックスとゼロックスコーポレーションの経営統合 世界最大規模のドキュメントソリューションカンパニー 新「富士ゼロックス」として事業成長を加速,富士フイルムホールディングス,2018年1月31日
  3. ^ 富士フイルムが米ゼロックス提訴、統合解消巡り10億ドル超賠償請求”. ロイター (2018年6月19日). 2019年11月7日閲覧。
  4. ^ 米ゼロックスの買収断念 富士フイルム 訴訟取り下げ”. 東京新聞 (2019年11月6日). 2024年4月21日閲覧。
  5. ^ 米ゼロックスと提携解消へ 富士フイルムが事務機器で」『』共同通信社、2020年1月6日。2020年1月6日閲覧。オリジナルの2020年1月6日時点におけるアーカイブ。
  6. ^ 米ゼロックスとの提携を解消 富士フイルム、ブランド契約も」『』中日新聞社、2020年1月6日。2020年1月6日閲覧。オリジナルの2020年1月6日時点におけるアーカイブ。
  7. ^ 情報共有ソフトウェア「ArcWizShare」新発売 - Internet Archive
  8. ^ 事業所閉鎖、新事業所発足のお知らせ - 富士フイルムマニュファクチャリング株式会社
  9. ^ 富士ゼロックス東京株式会社について”. 2020年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月7日閲覧。
  10. ^ 「富士フイルムビジネスイノベーションジャパン」を設立、全国統一オペレーションでお客様への新たな価値提供を加速』(プレスリリース)富士フイルムビジネスイノベーション、2020年10月1日https://www.fujifilm.com/fb/company/news/release/2020/707732021年4月5日閲覧 
  11. ^ 新会社設立に伴う一部変更のお知らせ”. 富士フイルムビジネスイノベーション (2021年3月29日). 2021年5月7日閲覧。
  12. ^ 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社に関するお知らせ”. 富士フイルムビジネスイノベーション (2021年5月1日). 2021年5月27日閲覧。
  13. ^ 社名変更についてのお知らせ”. 2021年4月5日閲覧。
  14. ^ 四次元ポケットPROJECT
  15. ^ 富士ゼロックスがドラえもんのひみつ道具実現する「四次元ポケットPROJECT」 第1弾は「セルフ将棋」
  16. ^ ドラえもんのひみつ道具実現する富士ゼロックスの「四次元ポケットPROJECT」 第2弾は「望遠メガフォン」
  17. ^ ドラえもんの秘密道具を作る「四次元ポケットプロジェクト」第3弾は「室内旅行機」
  18. ^ 「Smart Work Innovation アトム Document AI」篇 (YouTube). 富士ゼロックス(fujixerox). 28 December 2018. 2019年1月12日閲覧





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