光岡・ヌエラ 光岡・ヌエラの概要

光岡・ヌエラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 02:26 UTC 版)

概要

光岡がホンダへ正式にベース車両の直接提供を申し入れ、車両販売契約を締結したことで誕生した。

初代のベースは7代目アコードヘッドランプは丸形4灯、リアコンビランプは左右をつなげたU字形に変更され、各所にメッキ仕上げの装飾部品を配している。リアコンビランプは専用設計で、そのノウハウはオロチにも生かされている。車体色や内装、各装備の名称などもアコードに準じたものとなっているが、ヌエラのみの専用外板色として、ディープグリーンパールが設定されていた。

発売以来、その存在感や希少性で一定の人気を集めたが、ベース車の生産中止に伴い販売も休止された。

2代目はベースモデルを3ナンバーサイズのアコードから5ナンバーサイズのトヨタ・カローラアクシオ(初代)/カローラフィールダー(2代目)に変更。ボディサイズも先代のヌエラより235mm短く、65mm狭くなった。

初代(2004年-2008年)CL7/8/9型

光岡・ヌエラ(初代)
CL7/8/9型改
概要
別名 ホンダ・アコード(7代目)
販売期間 2004年4月 - 2008年3月(新車)
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアセダン
駆動方式 FF
4WD
パワートレイン
エンジン K24A型:2.4L 直4 DOHC i-VTEC
K20A型:2.0L 直4 DOHC i-VTEC
最高出力 200PS/6,800rpm
155PS/6,000rpm
152PS/6,000rpm
最大トルク 23.7kgf·m/4,500rpm
19.2kgf·m/4,500rpm
19.0kgf·m/4,500rpm
変速機 5速AT
サスペンション
サス前 ダブルウィッシュボーン
サス後 5リンク・ダブルウィッシュボーン(マルチリンク)
車両寸法
ホイールベース 2,670 mm
2,665 mm (4WD)
全長 4,860 mm
全幅 1,760 mm
全高 1,450 mm
1,470 mm (4WD)
車両重量 1,390-1,470 kg
その他
生産台数 450台[1]
テンプレートを表示
  • 2003年10月-11月 第37回東京モーターショーに参考出品
  • 2004年4月 光岡がホンダと車両販売契約を締結。
  • 2004年4月 ヌエラ発売。グレードは24LX24ST20LX20STが用意された。エンジンはベースとなるホンダ・アコードに搭載される2.4L(200PS)と2.0L(152PS)直4i-VTECを搭載し、トランスミッションは5速AT。駆動方式はFFだが、20ST・20LXには4WDも用意されている。運転席・助手席エアバッグ・EBD(各輪独立制御)付ABS+ブレーキアシスト・VSA(24LXのみ)を標準装備。
  • 2005年2月 ベース車の変更に伴い、細部の変更を行った。グレード「24ST」廃止。
  • 2005年5月 ボディーカラー「ミストオパールグリーン・メタリック」が、ベース車両の変更により、受注終了。
  • 2006年2月 アコードの一部仕様変更に伴い、マイナーチェンジ。新色追加、内装デザインの変更、16インチアルミホイールの設定など。
  • 2008年アコードの年内のモデルチェンジを控え2月中旬を以て受注を終了。
  • 同社が展開している認定中古車制度では、かつて良質なアコードユーロRの中古車を用いて「ヌエラユーロR」が製作・販売されたことがあった。また良質なアコードワゴンの中古車を使用して「ヌエラワゴン」も製作・販売されていたが、フロントビューがセダンと同様なのに対しリアビューはベース車のアコードワゴンとの差異が少ない物となっている。

  1. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第52号19ページより。
  2. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第70号17ページより。


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