五式中戦車 登場作品

五式中戦車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/13 20:19 UTC 版)

登場作品

小説

『日本本土決戦』
物語の前半、九州南部でオリンピック作戦を迎え撃つ日本陸軍の装備として登場。なお、資料が充分にない時代(1981年)に執筆された作品のため、作中に登場する車両の各種のスペックは現在知られているものとは異なっており、四式中戦車との混同が見られる。
最初に出版されたカッパ・ノベルス版にはイラストも掲載されており、これは、アメリカ軍が終戦時に撮影した有名な写真(本項目の冒頭にて用いられているもの)を参考に作画されている。

ゲーム

『HiddenStrokeII』
九九式八糎高射砲を搭載した日本重戦車「Type 5 Chi-Ri」として登場。
『HiddenStrokeIII』
九九式八糎高射砲を搭載した日本の重戦車「Type 5 Chi-Ri」として登場。
『Men Of War.Assault Squad』
九九式八糎高射砲を搭載した日本の重戦車「Type 5 Chi-Ri」として登場。
R.U.S.E.
日本の重戦車として登場。
War Thunder
日本陸軍ツリーの中戦車としてエンジン強化型の「五式中戦車II Chi-Ri II」が登場。半自動装填装置が再現されており、装填時間最短三秒という脅威的な速さで3発まで射撃が可能。
World of Tanks』『World of Tanks Blitz』
日本中戦車「Type 5 Chi-Ri」として開発することで使用可能。
搭載できる三種の砲は全て「7.5cm Tank Gun Type5」の名を持つが、内一種が「Autoloading(自動装填)」砲となっている。

参考文献

  • 昭和20年4月 陸軍機甲本部、参考機の3 『対戦車戦闘の参考(戦車関係)補遺』、アジア歴史資料センター。Ref:C14060869100。
  • 昭和20年 陸軍歩兵学校将校集会所 『重速射砲敎育ノ參考』、近代デジタルライブラリー。書誌ID:000000675992。
  • 『日本の戦車と装甲車輌』(アルゴノート社『PANZER』2000年6月号臨時増刊 No.331) p149~p155
  • 福島紐人「中戦車 重戦車」『GROUND POWER 特集/第二次大戦の日本軍用車両』デルタ出版、1996年11月号
  • 佐山二郎「日本陸軍の火砲(5)戦車砲/自走砲」『GROUND POWER 日本陸軍の戦車砲と自走砲』ガリレオ出版、2008年10月号
  • 『GROUND POWER 特集・日本陸軍三式/四式/五式中戦車』ガリレオ出版、2005年5月号 No.132
  • 高橋 昇「五式中戦車 その開発とメカニズム
    アルゴノート社『PANZER』2006年1月号 No.405 p83~p96
  • 『歴史群像 太平洋戦史シリーズ34 戦車と砲戦車』学習研究社、2002年。ISBN 4-05-602723-4
  • 『日本陸軍の戦車』株式会社カマド、2010年。
  • 白井明雄 『日本陸軍「戦訓」の研究』 芙蓉書房出版 2003年
  • 佐山二郎『機甲入門』光人社(光人社NF文庫)、2002年。ISBN 4-7698-2362-2
  • 佐山二郎「日本陸軍の火砲 歩兵砲 対戦車砲 他」ISBN 978-4-7698-2697-2 光人社NF文庫、2011年
  • 原乙未生『機械化兵器開発史』1982年
  • 陸戦学会戦史部会 編著 「近代戦争史概説 資料集」 陸戦学会 1984年
  • US Naval Technical Mission to Japan - Japanese Navy Diesel Engines - INDEX No. S-42 - December 1945

外部リンク


  1. ^ a b c d e f ファインモールド社 「FM28 五式中戦車 実車解説」(協力:国本康文)の記述による.
  2. ^ a b 『機甲入門』 p571.
  3. ^ 『帝国陸軍 戦車と砲戦車』学習研究社、67頁。
  4. ^ 佐山二郎『機甲入門』光人社NF文庫、508頁、509頁。
  5. ^ 『帝国陸軍 戦車と砲戦車』学習研究社、110頁
  6. ^ https://www.youtube.com/watch?v=4mkS8EodQbA
  7. ^ 佐山二郎「日本陸軍の火砲 歩兵砲 対戦車砲 他」p367。
  8. ^ a b 白井明雄 『日本陸軍「戦訓」の研究』 94頁、107頁
  9. ^ 陸戦学会 「近代戦争史概説 資料集」 p93。野戦砲兵学校に於て1回試射、細部不明。徹甲弾の弾種は記載されず不明。射撃対象の防弾鋼板は、陸軍の他の対戦車火砲の試験資料の表記に従えば、「1種」は第一種防弾鋼板、「2種」は第二種防弾鋼板のことを指すと思われる。また、「近代戦争史概説 資料集」 p92の別資料の記述から、「1種」は弾頭に被帽のある試製APCであり、「2種」は通常弾頭のAPであるとして、「1種・2種」は徹甲弾の弾種を指す、とする推測もある。
  10. ^ 『重速射砲敎育ノ參考』、近代デジタルライブラリー。書誌ID:000000675992。
  11. ^ 『対戦車戦闘の参考(戦車関係)補遺』、アジア歴史資料センター。Ref:C14060869100。
  12. ^ 佐山二郎『日本陸軍の火砲 歩兵砲 対戦車砲 他』 546頁
  13. ^ 佐山二郎「日本陸軍の火砲 高射砲」266頁
  14. ^ 砲と機関銃の双連となっているのは一〇〇式三十七粍戦車砲も同様である。
  15. ^ US Naval Technical Mission to Japan - Japanese Navy Diesel Engines - INDEX No. S-42 - December 1945, p34






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