リッチマン、プアウーマン 登場人物

リッチマン、プアウーマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 21:09 UTC 版)

登場人物

「NEXT INNOVATION」社員の肩書の出典は公式サイト、ノベライズ、月刊『ドラマ』収録シナリオ、およびコンテンツの「NEXT INNOVATION」サイト[30]より。読み仮名などの出典は公式サイト相関図と放送やホームメディアで確認できるものである[31]

主要人物

日向 徹(ひゅうが とおる)〈29〉
演 - 小栗旬(幼少期:真部晟凪)
「NEXT INNOVATION」代表取締役社長。最終学歴は高校中退。個人サイトの運営から始まり、2004年に朝比奈とともに設立した同社の携帯ゲーム事業で成功を収め、日本最大のSNSを運営する大企業に育て上げる。社長としては徹底した実力主義の経営を行い、社員の創造性を引き出すためレクリエーション設備の充実したオフィスを作りあげる反面、プログラマーは3か月毎に契約更新し、利益を上げられない者には更新日に日向からただ1行だけの解雇メールを送る(社員の間では「デスメール」と呼ばれている)。
天才的なプログラマーであり、聴衆を引き付ける魅力的なプレゼンテーションができるカリスマ性の持ち主として賞賛を浴びる一方、傍若無人、人間不信で無意識に他人をバカにして傷つける言動をする傾向があり、変人扱いする者もいる。また、心因性認識不全症候群[注 2]を患い、一度に人の顔や名前を覚えることが出来ない。このため、第3話で真琴が回想する土佐清水での彼女との出会いは覚えていなかった。
インテリアや食べ物に対するこだわりが強く、自宅の家具を買い揃えるのに長期間迷ったり、偏食であったりする。嫌いな食べ物は、トマト左利きである。なお、番組の宣伝ポスターなどでは「オレのプログラムに、ない女。」というキャッチコピーが使用されたが、作中での一人称は一貫して「僕」である。
6歳で施設に預けられてその後養子に出され、養父母に育てられた。対外的には実の両親の顔も名も覚えておらず関心も無いと語るが、実際は真琴の実家のある町へ実母を探しにきたことがある。物語の初め頃はたびたびSNS上でその名を検索し、澤木千尋のアカウントを発見しているが連絡は取れていない。母に捨てられて以来、心の中に壁を作っており、真琴に出会うまでは朝比奈が唯一心を許せる存在だった。
出会った当初、自分とは全くタイプが異なる千尋(真琴)を「使えない奴」だと見なしていたが、徐々に興味を示していくようになる。
第6話より始まった朝比奈の社内クーデターでNIを追われたあとは真琴と新会社を設立、のちに安岡らが加わって社名を「WONDER WALL(ワンダー・ウォール)」(以下、WW)とし、核となる信念は曲げずに大手会社の下請け・孫請けの仕事をこなしていく決意をするが、朝比奈の居場所を残したい気持から最終話でNIの代表取締役に復帰する。
夏井 真琴(なつい まこと) / 澤木 千尋(さわき ちひろ)〈23〉
演 - 石原さとみ
東京大学理学部4年生。堅実で努力家。要領が悪くあがり症であるが、記憶力には非常に長けており、電話帳並みの厚さの資料を一晩で丸暗記できるほどである。東大には浪人の末入学している。
就職活動がうまくいかず全敗記録を更新していた最中、「NEXT INNOVATION」の会社説明会で日向と対話した際、昔出会った時の因縁から思わず日向の実母・澤木千尋の名を語ってしまい、彼にばれるまでその名のままNIでインターンシップとして働いていた。偽名を名乗る以外は全く普通の家庭の娘であり、高知県土佐清水市民宿を経営する実家に両親と兄がいる。
当初は突然現れて日向に優遇されているように見えたため事実を知らない社員たちの間で「クラウドの神」などと呼ばれるが、第2話で学生と分かってからはプロジェクトのかたわら社内の雑用などをこなしている。本名を明かした後のNIでの肩書は「ユニバーサルデザイン部 主任」(ただし部署のスタッフは真琴一人だけ)である。
第8話でインターンシップ終了後、NIの採用、大手企業エステル製薬の研究所の採用を断り、そばで日向を支えていく。しかし、社長として以前より成長していく日向を見て、自分にはもう何もできないと考えて彼に対する恋心に苦悩するようになり、エステル製薬の研究所でバイトを始め、そのまま社員になることを決意する。物語終盤ではブラジルの研究所でiPS細胞関連の研究に携わっている。スペシャル版ではエステル製薬がアメリカの大手製薬会社ラングレンラボに買収されたことに伴いボストン勤務になる。
朝比奈 燿子(あさひな ようこ)〈25〉
演 - 相武紗季
恒介の妹。「NEXT INNOVATION」が入るビル・TCP TOWER1階に新しく出来たレストラン「Eclat Noble(エクラ・ノーブル)」のチーフ・シェフを任される。開店のために日本国外から帰国して、兄の恒介と彼の住むマンションで同居している。
高校中退後、調理専門学校に進学する。その後カリフォルニアの調理学校で料理の腕を磨き、世界から認められる料理人に成長を遂げて日本に帰国したが、厨房の男社会の中では若くて女であるゆえに部下たちからの嫉妬を受け苦労している。また、店が料理評論やイマつぶなどで酷評され、客足が遠のいていることに悩んでいる。
日向とは9年前に夜行列車で出会い、その場で意気投合し、1年後に再会する約束をしていた。その思い出から彼の好物のオムライスをレストランのオープニングパーティの目玉料理にしたこともある。日向に名前を覚えてもらえないことに苛立ちを見せていたが、事情を知ってから、彼との再会を運命と感じて積極的なアタックをする。
やがて兄の日向に対する仕打ちを知って同居する部屋を出ていき、「嫌いだった」と言い捨てるなど敵意を露わにするが、日向を傷つけてしまい自己嫌悪に陥ったときには兄の元を訪れて泣くなど妹らしい甘えを見せていた。また、逮捕後の兄を心配している。日向の真琴への思いの強さを知ってからは恋に関しては身を引き、彼らが結ばれるように心を砕いている。
兄の逮捕の影響で店にマスコミが押しかけ騒ぎになってしまい、最終話でセカンドシェフに降格したが、新たにチーフとなった乃木との関係は以前より良好になっている。スペシャル版では自分の店を持つ目標のため休日に別のレストランでアルバイトをしており、それを心配する乃木が自分に惚れているのを自覚している。
朝比奈 恒介(あさひな こうすけ)〈36〉
演 - 井浦新
「NEXT INNOVATION」取締役執行役員・副社長。燿子の兄。東京大学経済学部経営学科卒業後、大手通信事業会社に在職中に日向と出会い、彼の才能に可能性を感じて、共同で出資しNIを立ち上げた。
一対一で話をする時は、日向を下の名前で「徹」と呼ぶことがある。日向とは反対に穏やかな性格だが、互いを補い合う関係として彼とは深い信頼関係にあり、社員からの人望も厚い。しかし温厚なイメージの反面、解雇した社員を適当にあしらうしたたかさも持っている。
大手企業との提携で対立した際の日向の言葉をきっかけに密かに憎しみを募らせ、彼を陥れる計画を進めていく。遠野の会社の社外取締役に就任し、独立した坂口の会社から人材を引き抜くなどの妨害も行っている。その後遠野のリークにより個人情報保護法違反、インサイダー取引、特別背任罪などの容疑で逮捕され、東京拘置所に勾留される。日向や家族との面会を拒否していたが、日向が社長に復帰したことを知って彼と面会し、謝罪する。
その後、真琴とのことでアドバイスを求めてきた日向に真琴が言ったことの真意を教えるなど、以前のような関係に戻っていたが、スペシャル版では模範囚として服役・出所したあと、燿子らとも連絡を絶ってサーバ保守会社で働いていた。日向や真琴との再会後、変わることを恐れず「ふてぶてしく生きる」決意をしてNIに復帰する。
物語の早い時点で千尋(真琴)が偽名を使っていることを知るがそれを周囲には知らせず、しかし密かに彼女の素性を調査し続けながら、しばらくの間秘密を共有する。第6話で真琴に対する恋愛感情を告白したが、彼女にはからかわれていると思われ本気にされなかった。しかし最終話では社内クーデターを起こした背景は日向との関係をめぐって真琴に嫉妬したからとも発言しており、この告白が本心からの行動だったかどうかは、ドラマ上でははっきりと描かれていない。

NEXT INNOVATION

安岡 倫哉(やすおか みちや)〈25〉
演 - 浅利陽介
日向のスケジュール管理などを行う日向の専属秘書的存在。日向に全く名前を覚えてもらえないため、Tシャツに名前を書いたりとあの手この手で覚えてもらおうと努力している。日向が会社を去るときにようやく正確な名前を呼んでもらえるが、直後に日向の新会社への誘いを断ることになる悲痛なシチュエーションだった。しかしのちに、日向が起こした新会社WWの一員に加わり、日向のNI復帰後は彼に替わり社長に就任した。最終話で立石リサとの結婚が写真で示され、スペシャル版では二人の結婚式が描かれた。
小川 智史(おがわ さとし)〈39〉
演 - 中村靖日
プログラミングする際のバグ取りが最も得意なチーフプログラマー。日向から誘われた新会社の話を断ったが、改良PFシステムに仕込まれたイースター・エッグから日向のメッセージに気付き、彼の作るインタフェースの素晴らしさを再認識させられ、新会社WWの一員に加わる。
細木 理一(ほそき りいち)
演 - 植木紀世彦
プログラムを構成する中で、カラーセンスに秀でているチーフプログラマー。同じく日向に新会社へ誘われるが、断ってしまう。その後、小川らと同様に日向のメッセージに気付き、新会社WWの一員となる。
宮前 朋華(みやまえ ともか)〈28〉
演 - 八木のぞみ
社内では朝比奈らの秘書的な役割を担う。英語が堪能で海外出張にも同行。
立石 リサ(たていし リサ)〈23〉
演 - 舞川あいく
秘書。小悪魔的な美貌で取引会社の男性社員を魅了する。WW設立後は彼らとNIの間を繋ぎ、以前から好意を持たれていた安岡と結婚した。
吉田 一雄
演 - 鹿内大嗣
チームリーダー。チームでプロジェクトを計画し、各チームの売り上げ状況が個人の給与に反映される。
山上 芳行(やまがみ よしゆき)〈50〉
演 - 佐野史郎
取締役執行役員・投資育成事業本部長。経理担当。株式上場の際のやり取りが縁で朝比奈からヘッドハンティングされ、収入が安定した堅実な大手企業「山手証券」からベンチャー企業のNIに転職する。コンピュータ関係の知識は乏しいが、長年経理のプロとして従事してきた実績がある。
社長から無理難題を言われたり、また意見したことも流されることも多く辟易しているが、実力は認めているので最終的には力を貸している。若い世代の日向と朝比奈が考える、壮大な夢物語のような事業計画に巻き込まれることを内心楽しんでいた。
その他の社員
NIサイトでは役名は特に設定されず、演者の芸名または本名そのままで紹介されている[32]
  • プログラマー - 田邊俊喜
  • ゲームクリエイター - 藤井正鷹
  • ディレクター - 練苧弘晃
  • ベンチャーキャピタリスト - 大津尋葵
  • デザイナー - 野口卓磨
  • デザイナー - 三箇一稔[注 3]
  • プロデューサー - 近藤芽衣
  • 受付 - 西原亜美
  • WEBデザイナー - 戸田ゆき
  • アカウントプランナー - 我謝レイラニ

東京大学

小野 遙香(おの はるか)〈22〉
演 - 野村麻純
理学部4年生。真琴の親友。お節介で姉御肌な性格。膨大なレポートや就職活動に忙しい中、1社も内定をもらえず落ち込んでいる真琴を励まし、日向との付き合いについてもアドバイスする。
久賀 友紀(くが ともき)〈22〉
演 - 古川雄輝
理学部4年生。真琴と同じゼミに所属。真琴らとランチやおしゃべりをしてお互いの悩みを打ち明け、親交を深めている。

真琴の家族

夏井 歌子(なつい うたこ)
演 - 鷲尾真知子
真琴の母親。夫婦で釣り船の民宿を経営している。気前がよく、お客さんに料理を大盤振る舞いする。
夏井 真二郎(なつい しんじろう)
演 - 螢雪次朗
真琴の父親。無口な性格。怪我で漁師を引退する。
夏井 真一(なつい しんいち)
演 - 夙川アトム
真琴の兄。低所得ながらお金を工面し、妹に小遣いを渡す。

その他

乃木 湧太(のぎ ゆうた)〈37〉
演 - 丸山智己
燿子の部下。「Eclat Noble」シェフ。料理人としてのキャリアはチーフの燿子より長く、その部下に甘んじることへの嫉妬から、彼女にたびたび嫌味を言い、その嫌がらせはわざと体をぶつけるなどの実力行使に発展する。しかし、燿子が店の売上回復のために乃木に頭を下げてまで料理教室を開き、成功させてからは、相変わらず憎まれ口は叩いているが、以前に比べて積極的に協力している。燿子が兄の逮捕後、店に押しかけてくるマスコミに悩まされているのを心配し、ほとぼりが冷めるまで休むよう促す。最終話ではチーフシェフに就任した。
笛木 匡正(ふえき ただまさ)〈60〉
演 - 中原丈雄
寺の僧。日向の良き相談相手で、母についてのエピソードなども知っている。日向からは寺に多額のお布施をもらっている。日向が母に捨てられて以来、心を許せる人が朝比奈だけだったと真琴に語り、彼女に「彼の“壁”を壊してやってほしい」と頼む。

ゲスト

複数回登場ゲスト

藤川 真沙子(ふじかわ まさこ)
演 - 大地真央(特別出演)(第1 - 2・9話)
総務省事務次官。膨大な報告書を提出するよう命じることから「宿題女」と呼ばれる、日向が苦手とするタイプの女性で、NIのPF計画の壁となって立ちはだかっていたため、日向は同じ東大出身の女性で彼女に似た真面目な性格の千尋(真琴)を対応させ、気に入られるよう計画した。
過去、社会保険庁に在籍していたときに年金が消えるという問題が発生し、今でもその失態を鮮明に覚えており、罪悪感に苛まれている。日向と同じく「人々の生活を良くしたい」という信念を持っており、PFの開発を通じて彼の才能を高く買うようになる。
坂口 哲也(さかぐち てつや)〈23〉
演 - 中野裕太(第3・10話 / 第7話[声のみ])
「NEXT INNOVATION」社員。会社のホープとされていたプログラマーで、上昇志向が強く傲慢な振る舞いをすることもあったが、実は学生の頃開発したゲーム以来目立った業績を上げていない「一発屋」。日向からの「デスメール」により解雇され、朝比奈に辛辣な言葉をぶつける。しかし解雇後も実は日向を尊敬しており彼の評価を心から求めていた。その後、新しく作ったゲームを日向に認められ、彼の出資により新会社を興す。
朝比奈の裏切りの計画が動き出して以降、プログラマーを遠野の会社に引き抜かれる妨害を受け、そのことを日向に報告する。のちにNIに日向が復帰する際、彼に請われてWWに出資し、残された安岡らに発破をかける。
澤木 千尋
演 - 萬田久子(第3・10話)
定食屋を営む女将。日向の実母。真琴の実家の近くに店があり、大学に落ちた真琴の良き相談相手になる。過去に息子を捨てたと語り、一生会わないでおく決意をしている。日向が訪ねてきたことを真琴が知らせても、会うことを拒んだ。
日向が燿子とともに定食屋を訪れた時も名乗ることはなかったが、日向の好物のオムライスを勧め、初対面のはずの左利きの彼にあわせてスプーンを置いている[34]。また、日向をテレビで見たと話し、こんな息子がいれば母親は自慢に思うだろうという趣旨のことを語っている。
遠野 秋洋(とおの あきひろ)〈29〉
演 - 綾野剛(第5 - 6・10話)
NIの元社員。創業メンバーの日向と朝比奈に続く3人目の社員でプログラマーとしても優秀だったが、実は日向たちとの価値観の相違から疎外感を抱いていた。退職後は父親が経営する遠野貿易の副社長をしていたが、経営は上手くいかず金に困り、退職時に盗んだユーザーの個人情報を元に朝比奈から金を脅し取ろうとする。しかし朝比奈に反撃されて共闘関係となり、日向を陥れる嘘の出資話を持ちかける。やがて東京地検に朝比奈の犯罪をリークするが、その真意は日向と朝比奈の二人に一度でいいから「凄い奴」と認められたい思いからだった。ロリポップチューインガムなどをよく口にする。
伊藤 正敏(いとう まさとし)
演 - 岩寺真志(第8 - 9話)
大手通信会社「JIテック」役員。「パーソナルファイル」事業を「NEXT INNOVATION」と共同で行うことを発表する記者会見に同席する。
刑務官
演 - ベンガル(第10 - 最終話)
東京拘置所刑務官。人当たりが良く、朝比奈が自殺するのではないかと気遣い、『天才バカボン』の漫画を差し入れする。
宇田川 昇(うだがわ のぼる)
演 - 石坂浩二(最終話・スペシャル)
「JIテック」社長。日向の大胆な交渉に条件付きでOKを出し、契約調印式の後、日向に企業生存率の話をして、経営の厳しさを説きつつも励ましの言葉をかける。

単発ゲスト

山脇 勝(やまわき まさる)
演 - 小浜正寛(第1話)
情報振興事業部統括局長コモンキャリア窓口担当。経済産業省の会合で日向と知り合う。
田中 好人
演 - 村上大樹(第3話)
「NEXT INNOVATION」社員。人がよく、楽天家。「デスメール」で解雇処分になったが、朝比奈の計らいで待遇の良い再就職先を斡旋して貰い、感謝して会社を去る。妻帯者で子供がいる。
青山 誠人(あおやま まこと)
演 - 片岡鶴太郎(第5話)
「solerisa corporation」代表。高名な工業デザイナーであったが突然引退宣言し、現在は故郷の岡山県で農業を営む。高品質で高価なトマトブランド「QUERI TOMATE」のインターネット販売で成功を収めているが、地元では必ずしも全ての村人に受け入れられている訳ではない。「マコト会」という「まこと」の名前を持つ人々のコミュニティサイトで真琴と以前から知り合いであった。NIの実験に協力し、壁に突き当たって焦る日向を、ものづくりに携わる先輩として温かく見守る。
酒井 貴宏(さかい たかひろ)
演 - 菅田将暉(第6話)
NI株主。金髪にTシャツ姿の青年。無職で金に困っていた時に、勧められてNIに投資し、当初は利益目当てであったが日向のビジョンに強く共感するようになっていた。しかし、個人情報流出騒動でパーソナルファイルの計画が頓挫すると、世の中が何も変わらないままだと失望する。投資金額は200万と他の株主に比べれば僅かであるため、他の株主にバカにされ、野次を浴びながらこれらの思いを総会で日向に伝える。日向はそれに応えて酒井の名を忘れないと言い、パーソナルファイルを必ず成功させると約束するが、その直後に日向は他の株主に土産の菓子をぶつけられ罵声を浴びせられる屈辱を味わう。
警備員
演 - 不破万作(第8話)
NIが入るビルの警備員。日向が解雇後、送別会出席のため訪問者扱いで受付に来たときに、初めて言葉を交わした。
松永 秀人(まつなが ひでと)
演 - 山本栄治(アンバランス / 第10話)
ジュンク堂書店」宣伝統括本部長。

注釈

  1. ^ 現実世界の土佐清水市以布利には鉄道駅は存在しない。
  2. ^ 現実にある症状としては相貌失認に似ているが、これは高次脳機能障害の一種で脳の損傷を原因とするものであり、心因性のものとの区別には注意を要する。
  3. ^ コンテンツの「一念」の表記は誤り[33]

出典

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