ライブドア事件 ライブドア事件の概要

ライブドア事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 09:16 UTC 版)

事件の特徴として、従来の粉飾決算事件は企業が経営破綻してから捜査されたのに対し、ライブドア事件は破綻していない会社が捜査された点が挙げられる[1]。またライブドア事件で問題とされた約50億円という額は金額だけをみると過去の粉飾事件と比べて少ない方であったが[2][3]、判決において成長仮装型と評される通り、前年比で見ると経常利益が-120%で赤字転落のところを+300%の大幅黒字増としており、過去の粉飾事件と比較しても大きな粉飾となる。また一方で、同時期に約1,600億円の資本調達[4]および代表取締役社長が約145億円の持株売却をおこなっており、金額が高額でなくとも犯罪性は大きいと判決で言われた。また、違法の疑いのある手段で発行した自己株式を使い一般株主から集めた資金が粉飾決算の原資だというのも特徴とされている[5]

裁判は、堀江貴文に懲役2年6か月、宮内亮治に懲役1年2か月、岡本文人に懲役1年6か月執行猶予3年、熊谷史人に懲役1年執行猶予3年、中村長也に懲役1年6か月執行猶予3年、公認会計士2人に懲役1年執行猶予4年、ライブドアに罰金2億8千万円、ライブドアマーケティングに罰金4,000万円と計7人と2法人に対して有罪が確定している。

経緯

2005年

ニッポン放送買収問題が決着した4月ごろ、東京地検特捜部にはライブドアに関する情報が企業関係者や一部マスコミからもたらされるようになった。ライブドアに恨みを持つ方面からのものもあったとみられているが、その相対的総量はそうでない方面からのそれには及ばないものであった[6]

秋頃になるとライブドア社内には不穏な空気が流れていて、一部の幹部が好ましからざる人物と頻繁に電子メールをやり取りしていたり、不本意な退職を迫られた幹部のなかには捜査本部に内情をばらすと告発を考える者がいたりしたという[7]

東京新聞』の司法記者クラブ詰めの記者は11月に、防衛施設庁談合事件の取材をしている時に東京地検特捜部がライブドアを捜査しているという情報を攫んだという。『東京新聞』の記者はライブドアや代表取締役社長の堀江貴文への取材は捜査を妨害することから、強制捜査の動きを見極めるまで一切せず、取りあえずライブドアに関する資料を集めることにしたという[8]

ジャーナリストの須田慎一郎は秋ごろに特捜部がライブドアに重大な関心を寄せているという情報を攫んでいたが、どのような要件で内偵を進めていたのかまではわからなかったという[9]。実はそのころには元役員などライブドア関係者に対する事情聴取が始まっており、暮までには堀江の知るところとなっていたとされる[10]

堀江は秋ごろにソニー買収計画を進めていたが、特捜部もライブドアに対する本格的な捜査を始めていた。証券取引等監視委員会に出向していた検事の斎藤隆博が特捜部に戻ると、斎藤の下に数人の専従チームができていた(特殊直告2班[11][12]。斎藤は株に関する捜査が得意で[13]、証券取引等監視委員会では検察出向者の指定席と化していたポストである特別調査管理官を務めていたという[12]

東京地検特捜部は、12月6日に、マネーライフ買収計画を知る立場にいたライブドアマーケティング(旧バリュークリックジャパン)の代表取締役CFOだったKに電話で接触することに成功した。Kはバリュークリック買収後も代表取締役に就いていたが、ライブドアの社風に馴染めず、特捜部から電話を受ける1年前に退任していたという[14]。Kは、強制捜査前は週2回、強制捜査後はほぼ連日のペースで、合計にして30-40回の取り調べを受けたという。Kの供述は特捜部の事件のシナリオ(スジ読み)を決定するのに重要な役割を果たした[15]

12月上旬には元執行役員が堀江に「東京地検特捜部から事情聴取を受けた」と連絡を入れていて、堀江は即座に熊谷史人宮内亮治に「一体なんのことだろう」と尋ねていた[16]

特捜部は12月には証券取引等監視委員会にライブドアを捜査していることを伝えている[17]

雑誌『AERA』記者で、ライブドア事件を取り上げたルポルタージュ『ヒルズ黙示録』の著者でもあり、堀江や村上世彰といったヒルズ族を取材してきた大鹿靖明は、2005年暮れ、後にソニー買収計画とわかった計画の噂について堀江に取材したが、堀江は二日酔いで、険悪な雰囲気のなかでの取材となり、堀江は宇宙ロケット開発の話ばかりしていたという。熊谷に質問したところ、堀江は毎晩のように飲酒をしていて本業に身がはいっていないということで、大鹿は「ライブドア大丈夫か?」というトーンの記事を書いたという[18]

2006年

1月16日証券取引法違反の容疑により、六本木ヒルズ内の本社および堀江貴文の自宅・新宿の事業所などが東京地検による家宅捜査を受ける。翌17日はソニー買収のためのライブドアとリーマン・ブラザーズとのキック・オフ・ミーティングが予定されていたという[16]。家宅捜索の翌日に宮内亮治が中国の大連から急遽帰国する。成田空港で記者団の取材を受けた際、マネーライフ買収での投資事業組合には違法性の認識はない、と投資事業組合にライブドアファイナンスが9割以上出資していたことをあっさり認め、一連の株取引に堀江は一切関与していないと答えた[19]

1月18日 - 国際証券出身ライブドア元取締役でエイチ・エス証券副社長(当時)野口英昭が沖縄のカプセルホテルにて死亡(沖縄県警察は自殺と発表)。

1月23日に証券取引法違反(偽計、風説の流布)の疑いで東京地検により堀江、財務担当の取締役宮内亮治、関連会社ライブドアマーケティング(現 メディアイノベーション)の社長を兼ねる取締役岡本文人、金融子会社ライブドアファイナンスの社長中村長也4名が逮捕される。これを受けて翌24日に宮内の取締役辞任が発表された。取締役会が招集され堀江の代表取締役社長の代表権及び社長の異動が発表された。後任の代表取締役に取締役の熊谷史人が、執行役員社長として平松庚三執行役員上級副社長が就任。堀江、岡本は25日にライブドア取締役を辞任した。加えて2月22日、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで堀江ら3名を再逮捕し、熊谷を新たに逮捕した。これを受け、代表取締役の異動を発表し、山崎徳之取締役が代表取締役に就任した。この間、2月9日には株式会社ライブドアオート(現カーチス)とメディアエクスチェンジ株式会社がライブドアグループから離反を表明した。また、2月21日にはライブドア株主被害弁護団が、3月11日には「ライブドア被害者の会」が結成された。

3月13日、証券取引等監視委員会は2004年9月期の連結決算を粉飾した疑いで堀江・宮内・熊谷・岡本・中村の5名と、法人としてのライブドアを証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で東京地検特捜部に告発した。告発を受け、東京証券取引所はライブドア株およびライブドアマーケティング株の上場廃止を2006年4月14日にくだすことを決定した。また、同日ライブドアでも記者会見をおこない、山崎・羽田寛・熊谷が取締役を退任することに決めた。同日ライブドアは取締役会を開催し、2006年6月中旬に臨時株主総会を開催することと、新任取締役候補の一部を決定した。新任取締役候補に選任されたのは平松、清水幸裕執行役員上級副社長、落合紀貴執行役員副社長である。さらに同13日、ライブドアは東京地方裁判所へ一時取締役の選任を申し立てた。東京地方裁判所は3月17日に腰塚和男弁護士を一時取締役として選任した。

3月16日 - 株式会社フジテレビジョンが保有のライブドア株式を株式会社USEN宇野康秀社長に売却する旨を発表。ライブドアとUSENは共同の記者会見を開催し、包括的業務提携の締結を発表。

4月14日、ライブドア株式上場廃止

5月29日 - 株式会社ライブドアオートが8月1日付で株式会社カーチスに商号を変更することを発表。

6月14日 - 臨時株主総会幕張メッセにて開催され、取締役選任等の全議案が賛成多数で可決された。ただ、この臨時株主総会は2万人規模の会場を用意していたにもかかわらず、参加者は1,800人程度であった。この臨時株主総会終了後の臨時取締役会において平松と清水に代表権を与えることを決議された。

9月4日、堀江の初公判が東京地方裁判所刑事第一部で開かれた。事件名は証券取引法違反。事件番号は平成18年特(わ)第498号等。

2007年

2月13日 - 日本郵政公社がライブドアの有価証券報告書等虚偽記載に伴う損害賠償請求訴訟を提起。

3月16日 - 東京地裁が堀江に懲役2年6月(求刑懲役4年)の実刑判決を言い渡す。堀江は東京高裁に即日控訴した。

3月22日 - 東京地裁は「捜査段階から実態解明に協力的だったが、社内でのその地位や役割の重要性から、堀江被告に準じて刑事責任は重い」として、宮内に懲役1年8か月(求刑懲役2年6か月)の実刑判決を言い渡す。同日には中村と岡本にそれぞれ懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を、熊谷に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡す。

3月23日 - 東京地裁は法人としてのライブドアに罰金2億8千万円の判決を言い渡す。平松は判決後の会見で控訴しないとした。

2008年

2月22日 、東京高等裁判所にて堀江の控訴審初公判がおこなわれた。弁護側は「一審には重大な事実誤認があり、公判前整理手続きで絞り込んだ争点を無視して有罪判決を出したのは訴訟手続き上の法令違反だ」などと主張、一審判決を破棄し堀江を無罪とするよう求めた。3月28日、同高等裁判所にて堀江の控訴審第2回公判がおこなわれ、弁護側証人として出廷した堀江の元秘書は宮内らから不正を伝えられたとされた会議について、スケジュール表に記載がないことを理由に当日に会議の予定はなかったと証言した。次回公判で弁護側・検察側双方が弁論をおこない結審した。控訴審には被告人が出廷する義務がないため、堀江はいずれの公判にも出廷せず、高井康行弁護士は「判決公判にも来ません」として逆転無罪判決まで堀江が公の場に出ない方針をあきらかにした。

7月25日 - 東京高等裁判所の長岡哲次裁判長は懲役2年6か月とした一審・東京地裁の実刑判決を支持し、堀江の控訴を棄却した。量刑について堀江側は過去の粉飾決算事例に比べて粉飾額が少なく、有罪としても執行猶予が相当と訴えたが、判決は「粉飾金額が高額でなくとも犯行結果は大きい」と退け、公判前整理手続きで争点にならなかった投資事業組合の脱法性を一審判決が認定しており、訴訟手続きに問題があるとの主張も判決は手続きに法令違反はないとした。堀江は最高裁に即日上告した。

8月25日 - 1審・2審(控訴審)と続いた連続敗訴の責任と堀江との再協議の結果、「上告審は事件を色々な角度からもう一度検討し、弁護団も一新して検察側と争う方がよい」ということにより、主任弁護人だった高井弁護士以下の4人の弁護団全員が辞任した。後任の主任弁護人にはロス疑惑三浦和義の弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士と喜田村洋一弁護士らが就任した。

2009年

1月25日 - 宮内亮治が上告を取り下げ、懲役1年2か月とした2審東京高裁判決が確定、収監された。宮内側は「判決内容には不満だが、早期の社会復帰を優先させたい」と上告を取り下げた理由を述べている[20]

4月23日 - 堀江貴文が最高裁判所に上告趣意書を提出。上告趣意書では「会計基準上、あやまった取り扱いとの認識はなかった[21]」、「当時は会計基準が確立されておらず、2008年7月に無罪が言い渡された長銀事件の最高裁判例に反する[21]」、仮に有罪としても「わずか53億円の一期限りの粉飾で、ただちに実刑とするのはあまりに不公平で正義に反する[22]」と主張している。堀江は記者会見で「無罪と分かってもらえる。じっくり検討してもらいたい」と最高裁の判断に期待を寄せ、「頭の中が整理されてきて堂々と反論できるようになった」と会見を開いた理由を説明した。刑事裁判が終結した後の計画については「金をがんがん稼ぐというビジネスは考えていない。夢に生きるんだということで宇宙開発とかをやっていきたい」と述べた[22]

5月21日 - 証券取引法違反によって株価が暴落し損害を受けたとして、ライブドア株主の一部が同社や堀江ら旧経営陣に計約231億円の賠償を求めた民事訴訟で、東京地方裁判所の難波孝一裁判長は堀江らの不法行為責任を認めつつも、堀江の逮捕や上場廃止などが急速な株価下落に影響を与えたとして、損害額を一株200円として算定し、賠償額を大幅減額した計約76億円の支払いを命じる判決を言い渡した。原告は請求より大幅に減額された賠償額を不服として控訴を検討している[23]

2011年

4月26日 - 最高裁判所第3小法廷(田原睦夫裁判長)[24]が堀江の上告を棄却、懲役2年6か月の実刑が確定した[25]。決定は25日付で、5人の裁判官全員一致の結論であった[25]

2013年

12月13日 - ライブドア事件で損失を受けたとして、ライブドアから損害賠償金を受け取った兵庫県内の女性が、大阪国税局から賠償金について課税処分を受けたとして、同国税局を相手取って処分取り消しを求めた訴訟で、神戸地方裁判所は「賠償金は被害回復したものに過ぎず、利益を得たものではない」として訴えを認め、課税処分の取り消しを命じた[26]

検察が捜査に踏切った理由

東京地検特捜部が得意としてきた政界の汚職捜査は、自民党旧田中派の終焉や、利権がはびこる公共事業の縮小を受け、従来型の「巨悪政治家」の摘発という存在意義が揺らいできたといわれていて、2004年の日歯連闇献金事件での村岡兼造の起訴は攻めやすい人物を狙い撃ちしただけという批判があった[27]。従来型の政界捜査が行き詰まりをみせるなか、当時の検事総長の松尾邦弘は、経済犯罪、金融・証券犯罪をより重視する姿勢を鮮明にしていた。経済・金融の規制緩和が進んだため、事前規制型社会から事後チェック型社会への移行にともない、社会において司法の果たす役割が大きくなっているというのが理由だったとされる[27]

ライブドアの株式市場の私物化、政治や経済までを牛耳ろうとする同社や堀江貴文の姿勢に対する政財界の危機感が理由にあげられている。また、東京地検元特捜部長の大鶴基成の、「額に汗して働く人、リストラされ働けない人、違反すれば儲かると分かっていても法律を遵守している企業の人たちが憤慨するような事案を万難を排しても摘発したい」という発言にみられるような国民感情を代弁したかったということもあげられている[28]。このため、ライブドア事件の捜査は規制緩和が進んだ新自由主義の行き過ぎを是正するための国策捜査だったのではないかという指摘もある。佐藤優は、国策捜査は「時代のけじめ」をつけるためにおこなわれると述べているが、実際、日本が銀行の不良債権問題に起因した長期不況にあえいでいたころ、堀江は規制緩和と過剰流動性という金余りを享受していた。しかし、竹中平蔵金融担当大臣に就任してからは銀行の不良債権問題は解決に向かい、それにつれ景気は回復し、日本銀行は2006年3月9日、過剰流動性を生んだ量的緩和の解除を決めた。そのような時代の転換点に強制捜査がおこなわれたという[29]

ライブドアに買収されそうになったフジテレビは調査チームを設置し、ライブドアの違法行為をみつけ出して検察に摘発を打診していたという説がある。特捜部も、ライブドアのニッポン放送株大量取得以降、堀江について具体的に内偵を始めていたといわれる[30]。実際、特捜部の事情聴取を受けたあるライブドア幹部は検事から「フジテレビからおたくのデューディリジェンス(資産査定)の内容は聞いているのだぞ」といわれたという[要出典]。フジテレビはライブドアからニッポン放送株を取り戻す際、大手監査法人を使って厳格な資産査定をおこなっている[31]

ライブドア事件の捜査には証券取引等監視委員会に出向していた斎藤隆博の存在も大きかったといわれている。斎藤がいなかったらライブドアや村上ファンドを捜査することはできなかっただろうという声が検察内部には根強いという[13]


注釈

  1. ^ 内閣府令などでは株式交換によって傘下におさめられる子会社が親会社の総資産の30%以上かつ売上高が10%以上であるならば重要事項として情報開示しなければならないと定めているが、ライブドアに株式交換で買収された各社ともこの条件を満たしていないため、本来ならば公表しなくても済む「軽微基準」の対象だったといわれる。
  2. ^ 「社長日記」の記述によると、堀江の行動は、11/13:午前に出社。午後、成田から上海へ移動。11/15:上海から成田経由でアメリカへ移動。11/19:帰国して夕方出社。となっている。
  3. ^ 堀江の裁判における東京地方裁判所の判断(2007年3月16日)では「脱法目的で作られた団体」であるというライブドアのケースのみの判断となる限定的なものとなっており、連結対象外の出資関係があるファンドなどが自社の株式を売却した利益が含まれる還元益を売上に計上することが会計上の違法行為に当たるのか当たらないのか明確な基準や判断は起訴案件でないこともありしめされなかった。
  4. ^ a b c d e 不正な株式交換で株式を大量に発行して利益を供与する行為はそれ自体が合法でも脱法行為でもなく、違法行為(偽計取引)として摘発されている事例(IEC事件)がある。

出典

  1. ^ a b 東京新聞特別取材班 2006, p. 410
  2. ^ a b c 東京新聞特別取材班 2006, p. 56
  3. ^ 東京新聞特別取材班 2006, p. 411
  4. ^ a b c ライブドア発表資料によると、2004年4月-2005年4月に公募増資、MSCB、第三者割当増資により、新株を発行・転換して約1,600億円の資本を調達している。
  5. ^ a b c 高橋篤史『粉飾の論理』東洋経済新報社(原著2006年10月10日)、pp. 333-335頁。ISBN 9784492394687 
  6. ^ 『検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか』 65頁。
  7. ^ 『ヒルズ黙示録』 24頁。
  8. ^ 『検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか』 77-79頁。
  9. ^ 『マネーゲーム崩壊』 27頁。
  10. ^ 『マネーゲーム崩壊』 34頁。
  11. ^ 『検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか』 64頁。
  12. ^ a b 『ヒルズ黙示録・最終章』 22-23頁。
  13. ^ a b 『検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか』 55頁。
  14. ^ 『ヒルズ黙示録・最終章』 24頁。
  15. ^ 『ヒルズ黙示録・最終章』 25頁。
  16. ^ a b 『ヒルズ黙示録・最終章』 22頁。
  17. ^ 『検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか』 76頁。
  18. ^ "再上場でもしてくれたら、また取材意欲がわくと思います" - 大鹿靖明さん”. livedoor 10周年記念スペシャルインタビュー「きっかけはlivedoor 2009」. ライブドア (2009年12月17日). 2009年12月19日閲覧。
  19. ^ 『マネーゲーム崩壊』 47頁。
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