マイメロディ
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マイメロディ My Melody | |
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![]() 船橋駅に設置されているちば興銀のコラボATMコーナー | |
モチーフ | ウサギ |
発売年 | 1975年 |
デザイナー |
松本よう子(初代) 小林久美子[1](7代目) |
キャラクター大賞順位 | 1位(第25回・第26回・第29回) |
いちご新聞初見 | 1975年9月15日号(11号)[2] |
愛称 |
メロディちゃん マイメロ |
関連キャラクター |
リズム フラット マイスウィートピアノ クロミ リトルフォレストフェロォ |
出演 |
マイメロディの赤ずきん マイメロディのオオカミさんにきをつけて おねがいマイメロディシリーズ ハローキティのスタンプヴィレッジ |
誕生日 | 1月18日 |
公式サイト | マイメロディプロフィール |
日本ではハローキティと肩を並べるサンリオの人気キャラクターである。ハローキティのシンボリック性の高さに対し、赤ずきんをベースにしているマイメロディはリトルツインスターズと並び、サンリオキャラクターとして数少ない物語性のあるキャラクターである[3][4]。また、日本国外でもグッズ展開が行われている。
来歴
1975年にキャラクター開発。第1号グッズの販売は同年末。
当初はハローキティと同様、女子児童向けキャラクターであったが、現在では幅広い世代に人気があり、大人向けのグッズも多数販売されている。
最初期は「赤ずきん」の登場人物(赤ずきん、おばあさん)を動物に置き換えたキャラクターと位置付けられており、「Little Red Riding Hood(赤ずきんちゃん)」と呼ばれていた[5][6][7][2]。1976年に「マイメロディ」と命名され[6]、以後はキャラクター設定において「赤ずきん」との直接な繋がりはあまり無くなり、その分「友達」の動物たちが登場するようになった[5]。なお2000年には「赤ずきんちゃん」時代のグッズの復刻版が発売された。
初期のマイメロディグッズは被っている頭巾が赤いものしかなかったが、1977年にピンクの頭巾を被ったグッズが発売された[8]。その後長らくピンクのものが主流となっていた。
1980年代後半には、洋服を着たマイメロディのグッズが発売された[8]。
マイメロディの人気が低迷していた1980年代後半頃には、誕生当時から継続して発売されていたグッズは菓子類程度しかなかった時期があったが、1996年9月[9]の『いちご新聞』の読者投票企画「サンリオキャラクター大賞」でマイメロディが上位に登場したのを機に、1997年3月[9]に本格的な商品展開を再開。このとき発売されたグッズは赤い頭巾のものであった(ピンクを使用しなかったのは当時人気のハローキティグッズにピンクを基調としたものが多かったため[10]とされている)。1999年にはピンクの頭巾のグッズも発売再開[10]。2000年以後は、赤・ピンク以外にも様々な色の頭巾を被ったグッズが販売されている[8]。
1997年頃から、ハローキティと共に10歳代の女子を中心にブームとなった(ただし、「サンリオキャラクター大賞」で1位を獲得したのは、2010年~2011年と[11]、2014年の3回に留まっている。このうち、2010年は、1998年から続いてきたハローキティの連続1位獲得を12年で止めたものである)[11]。
マイメロディのキャラクターグッズは多くの場合赤やピンクを基調としているが、2001年、青を基調とした「マイメロディ ブルー」が発売された。[12]クロミのキャラクターグッズは多くの場合黒を基調としている。
2004年、サンリオピューロランドの「夜を楽しまナイト!」限定ユニットとして、ウサハナ、マロンクリームと共にウサギユニット「バーニーズ」(Barnies)を結成。松田聖子のカバー曲『赤いスイートピー』をリリースした。マイメロディ名義では他にも『夢見るシャンソン人形』や『オトメロディ』など多くの歌をレコーディングしている。
2010年9月15日、サンリオ創業50周年を記念して商品シリーズ「ゴールデンメモリーズ」を発売し、マイメロディのほか、「ハローキティ」や「パティ&ジミー」や「リトルツインスターズ」の1970年代-1980年代前半のデザインを使用して新規に企画した商品、もしくは当時の商品を模した商品を発売した。マイメロディからは26アイテムが発売された[13]。
生誕40周年を記念して2016年に、バンダイから超合金が[14]、タカラトミーからキュートランスフォーマーのシリーズ[15]としてそれぞれリリースされた。
2019年4月7日より、デジタルラジオ放送TS ONEにて「マイメロディのマイメロセラピー」(後述)のパーソナリティを担当[16]。
日本以外での人気
- 1981年にイタリアで、マイメロディのキャラクターグッズがサンリオ商品の売り上げTOP3を独占した。1位:クリアカップ、2位:歯磨きセット、3位:ぬいぐるみ[10]。
- 1983年、アメリカ・サンフランシスコでメロディとフラットがセットになったステッカーが人気を集めた[10]。
注釈
- ^ 「マリーランド」のラテン文字表記は「Maryland」[18]もしくは「Mari Land」[22]。
- ^ 『マイメロディ&クロミ Official Fan Book』p.51によると、太陽神戸銀行のイメージキャラクターにマイメロディが起用されていたのは「1977年からしばらくの間」とある。
- ^ ただしトミカにおけるマイメロディバスは三菱ふそう・エアロスターKにマイメロディバスと同じデザインを施したもので、実車とは大きく異なる。
- ^ ネット投票のみの順位は1位はポムポムプリン、2位はシナモロール、3位はふくちゃん(くすりの福太郎)、5位はゴーちゃん。。
- ^ この回の票は、公式にはサンリオキャラクター大賞の結果には反映されない。
- ^ 1995年まで10位圏外。
- ^ 翌年よりキャラクター大賞本戦に単独で参加のため、「サブキャラコンテスト」より脱退している。
- ^ DVDなどの映像化作品においては本編30分などと記されている。
- ^ 本作のみ『アニメロビー』枠内での10分の短編作品となっている。
- ^ 同番組はマイメロセラピー開始後も継続(2019年6月終了)。初回放送日はどちらも日曜日である他、金曜日のリピート放送では両番組が連続して放送される。
- ^ キキとララの青い鳥 VHS(SAVM-2) サンリオ(1992年6月21日)他。何れの回も映像ソフト化済み。
出典
- ^ a b いちご新聞2014年9月号(560号)p. 26-27。
- ^ a b c 『月刊モエ通巻438号』14頁。
- ^ 『月刊モエ通巻438号』32-35頁。
- ^ 月刊モエ通巻438号p. 7 - 白泉社(月刊モエ)、2016年10月16日閲覧。
- ^ a b 『マイメロディ&クロミ Official Fan Book』p.40。
- ^ a b c 竹村真奈 (2013, pp. 48–49)
- ^ 竹村真奈 (2013, pp. 52–55)
- ^ a b c 『マイメロディ&クロミ Official Fan Book』p.41。
- ^ a b 『KITTY GOODS COLLECTION』'97冬号、78頁。
- ^ a b c d 『KITTY GOODS COLLECTION』VOL.5、63頁。
- ^ a b c d e f 竹村真奈 (2013, pp. 140–144)
- ^ サンリオ 「「マイメロディ ブルー」シリーズ」 2001年。(2002年1月8日時点のアーカイブ)
- ^ “サンリオ創業50周年記念 1970年代から1980年代前半の懐かしいデザインを使用した「ゴールデンメモリーズ」シリーズ発売” (PDF). サンリオ (2010年8月6日). 2016年10月16日閲覧。
- ^ ““超合金”シリーズにマイメロディが登場です!”. 株式会社KADOKAWA(電撃ホビーウェブ) (2015年8月21日). 2017年5月11日閲覧。
- ^ “キュートランスフォーマー QTC06 マイメロディ”. 株式会社タカラトミー. 2017年5月11日閲覧。
- ^ マイメロディがラジオDJに初挑戦! 4/7(日)から「TS ONE」でラジオ番組がスタート☆ サンリオ 2019年3月11日
- ^ “サンリオキャラクターたちの本名、言えますか?”. エキサイト株式会社(Excite ニュース) (2008年7月11日). 2016年8月29日閲覧。
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- ^ a b c 『月刊モエ通巻438号』23頁。
- ^ “【萌えアニメ化で話題】サンリオ、本流のマイメロ&キキララも来年で40周年!”. ダ・ヴィンチWeb. 2024年2月19日閲覧。
- ^ a b c d 株式会社バンダイ、2024年2月19日発売、サンリオキャラクターズ ツインウエハース 収録カードの裏面による情報
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