ハヤブサが守る家 登場人物

ハヤブサが守る家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/05 08:12 UTC 版)

登場人物

奇妙なこどもたち

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  • ジェイコブ・ポートマン: Jacob Portman)- 16歳のアメリカ人少年で、物語の主人公。祖父エイブラハムが怪物に殺された後、ミス・ペレグリンが運営する奇妙な子供たち用の孤児院へ辿り着き、自分の家族には「ホローガスト」(英: hollowgast)が見える特性が代々伝わっていることを知る。後に、ジェイコブの能力は、ホローガストが見えることに留まらず、彼らの言葉を喋って相手を操ることもできると分かる。
  • エマ・ブルーム(英: Emma Bloom)- タイム・ループの中で暮らしているためティーンエイジャーの見かけをしているが、実際には80歳以上である。10歳の時にミス・ペレグリンに助けられ、ケインホルム島にやってきた。火を作って、素手で触れたもの全てを燃やす能力を持つ。ジェイコブの滞在中、彼と急接近する。映画版ではオリーヴがこの特性を持つ[12]
  • オリーヴ・エレファンタ(英: Olive Elephanta)- 奇妙なこどもたちの中で、クレアに次いで幼いひとり。彼女は空気よりも体重が軽い。映画版では、オリーヴとエマの特性が入れ替わっている[12]
  • ブロンウィン・ブラントリー(英: Bronwyn Bruntley)- きょうだいのヴィクターと同じく、怪力の持ち主である思春期の少女。オリーヴやクレアなど年下のこどもたちにとって、ミス・ペレグリンとは別の立場で母のように接する。忠誠心に厚く心優しい性格で、友人のためなら何でも行う。
  • イーノック・オコナー(英: Enoch O'Connor)- 降霊術ができ、無生物に一時の命を吹き込むことができる。無慈悲な人物に見えるが、実際には心配性の人間。
  • ホレース・ソムナッソン(英: Horace Somnusson)- 予知夢を見ることができる。ファッションに敏感で、シルクハットモノクルスーツタイと、紳士の出で立ちをしている。明確なイングランド訛りで話すほか、高慢で上流ぶった様子である。一方でとても臆病でもあり、3部作では狂言回しも多いなど最も喜劇的人物として描かれている。
  • フィオナ・フラウエンフェルト(英: Fiona Frauenfeld) - タイム・ループの中で生活しているため、ティーンエイジャーの見かけをしている。植物を自在に操る能力があり、嬉しい時には植物を育てたり枯らしたりすることができる(但し枯らすことは稀)。多くの毒・毒素に耐性を持っている。だらしない身なりをしているが、これは愛する植物への尊敬を込めた行動でもある。
  • ヒュー・アピストン(英: Hugh Apiston)- ハチと心を通わせるティーンエイジャーの少年。ハチたちを守るため自分の胃の中で飼っており、外へ飛び出すよう命令できる。フィオナと心惹かれ合っているが、ほかの「奇妙なこどもたち」は、ハチ・植物を自在に操れるふたりが惹かれ合うのは当然のことだと感じている。
  • ミラード・ナリングス(英: Millard Nullings)- 透明人間の青年で、他の人間には姿が見えないため、ミス・ペレグリンの命令でほとんどいつも服を着て生活している。奇妙なことについて造詣が深く、タイム・ループ中に島で起こった全てのことを記録している。
  • クレア・デンスモア(英: Claire Densmore)- 奇妙なこどもたちの中で最年少のひとり。ブロンドの巻き毛に隠れた後頭部に、鋭い歯が生えた口を持っている。
  • ヴィクター・ブラントリー(英: Victor Bruntley)- ブロンウィンのきょうだいで、彼女と同じく怪力の持ち主。物語開始より前にホローによって殺されており、遺体は埋葬されるまで寝室に放置されていた。死ぬ前はイーノックと親友関係にあり、このためにイーノックは物語・映画の終盤までエイブラハム・ジェイコブを責め続けることになる。
  • エイブラハム・ポートマン(英: Abraham Portman)- ジェイコブの祖父で、孫同様ホローガストを見る能力を持つ。ポーランド出身で、戦時中はウェールズにある児童保護施設で生活していた[1]。かつてループで生活していた時は、エマと恋仲にあった。エイブラハムは戦うためにループを離れ、人生をホローガストたちを殺す旅に費やしていたが、このことを家族には秘密にしていた。後にホローに殺される。
  • 双子(英: The Twins)- 正式に名前が紹介されることなく、映画全編を通して双子揃って行動している。頭から足先まで覆うように白い布を被っており、顔も全て白い仮面で隠している。彼らの特殊能力は物語場明示されないが、最後の戦いのシーンでは、仮面を外しゴルゴンのような姿を露わにする。原作には現れず、映画独自の登場人物。

インブリン

インブリンはある種の鳥に変身することができ、タイム・ループを維持する能力を持つ種族である。彼らは必ず女性で、奇妙なこどもたち・大人・動物を守る役割を持ち、彼らを恐ろしい状況から助けることも多い。

  • アルマ・ルフェイ・ペレグリン(旧姓ベンサム、英: Alma LeFay Peregrine (née Bentham))- 学校長。パイプ煙草を楽しむ優美な人物で、いつも厳格な態度ではあるが、こどもたちをあたたかく見守っている。幼い頃はミス・アヴォセットのタイム・ループで生活していた。ハヤブサ(英語名:ペレグリン・ファルコン)に変身する。
  • エスメラルダ・アヴォセット(英: Esmeralda Avocet)- ヴィクトリア朝中期のイングランド出身である高齢女性。ワイトやホローガストにタイム・ループを襲われ、ミス・ペレグリンのループへと逃げ込んだ。ソリハシセイタカシギ(英語名:アヴォセット)に変身する能力を持つ。
  • ミス・フィンチ(英: Miss Finch)- 彼女について知られていることは少ない。フィンチに変身する能力を持ち、フィンチの姿をしたおばを持つ。
  • バレンシアガ・レン(英: Balenciaga Wren)- 奇妙な動物たちを集めた動物園の園長で、ミソサザイ(英語名:レン)に変身する能力を持つ。
  • ミリセント・スラッシュ(英: Millicent Thrush)- ロンドンに奇妙なこどもたちのためのタイム・ループを持っており、ツグミ(英語名:スラッシュ)に変身する能力を持つ。

奇妙でない人々

  • マリアン・ポートマン(英: Maryann Portman)- ジェイコブの母でフランクリンの妻。裕福な家庭に育ち、実利主義的な信条を持ち続けている。ジェイコブに対して非常に心配性に振る舞う。
  • スーザン・ポートマン(英: Susan Portman)- ジェイコブのお気に入りのおば。ジェイコブにエイブラハムが持っていたラルフ・ワルド・エマーソンの詩のコピーを渡すが、これがジェイコブをウェールズ旅へ誘うことになる。
  • フランクリン・ポートマン(英: Franklin Portman) - ジェイコブの父、マリアンの夫、スーザンの兄弟、エイブラハムの息子。

注釈

  1. ^ カリフォルニア州パサデナで開催されている蚤の市
  2. ^ 英: the old man's grave

出典

  1. ^ a b c d ランサム・リグズ『ハヤブサが守る家』山田順子訳、東京創元社、2013年10月30日。全国書誌番号:22322116ISBN 978-4-488-01656-2NCID BB13892268OCLC 862055605
  2. ^ a b c ランサム・リグズ『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(上・下)』金原瑞人・大谷真弓訳、潮出版社、2016年12月。全国書誌番号:22827858ISBN 9784267020728NCID BB22829943OCLC 968148113
  3. ^ a b Rife, Susan (2011年12月16日). “Ransom Riggs visits alma mater to discuss 'Miss Peregrine's Home for Peculiar Children'”. Sarasota Herald-Tribune. オリジナルの2012年1月3日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/64QIUDMeF?url=http://artssarasota.com/2011-12-16/featured/ransom-riggs-visits-alma-mater-to-discuss-miss-peregrines-home-for-peculiar-children/ 
  4. ^ a b Cameron, Claire (2011年8月19日). “Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children, by Ransom Riggs”. The Globe and Mail. 2012年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月29日閲覧。
  5. ^ Medley, Mark (2011年6月21日). “Freak chic: The "universal creepiness" of Ransom Riggs' new novel”. National Post. オリジナルの2012年1月3日時点によるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/64QJ3ie9c?url=http://arts.nationalpost.com/2011/06/21/freak-chic-ransom-riggs-new-novel-uses-vintage-photography-for-universal-creepiness/ 2017年1月29日閲覧。 
  6. ^ Best Sellers – Children's Chapter Books”. New York Times (2011年8月21日). 2012年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月29日閲覧。
  7. ^ a b Best Sellers – Children's Chapter Books”. The New York Times (2012年4月29日). 2012年9月30日閲覧。
  8. ^ a b Best Sellers – Children's Chapter Books”. The New York Times (2012年5月6日). 2012年9月30日閲覧。
  9. ^ a b Best Sellers – Children's Chapter Books”. The New York Times (2012年5月13日). 2012年9月30日閲覧。
  10. ^ a b Best Sellers – Children's Chapter Books”. The New York Times (2012年5月20日). 2012年9月30日閲覧。
  11. ^ ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち - 映画.com 2017年1月29日閲覧。
  12. ^ a b “奇妙なこどもたち”の能力が一挙判明!「ミス・ペレグリン」本編映像入手”. 映画.com (2017年2月1日). 2017年2月1日閲覧。
  13. ^ Best Sellers – Children's Chapter Books”. The New York Times (2012年9月2日). 2012年9月30日閲覧。
  14. ^ Best Sellers – Children's Chapter Books”. The New York Times (2012年9月9日). 2012年9月30日閲覧。
  15. ^ Netburn, Deborah (2011年5月17日). “Found photography drives 'Miss Peregrine's Home for Peculiar Children'”. Los Angeles Times. 2012年4月25日閲覧。 “The best part of the new novel "Miss Peregrine's Home for Peculiar Children," (besides that deliciously gothic title) is a series of black-and-white photos sprinkled throughout the book.”
  16. ^ Children's Review: Miss Peregrine's Home for Peculiar Children”. パブリッシャーズ・ウィークリー英語版. 2012年4月25日閲覧。 “It's an enjoyable, eccentric read, distinguished by well-developed characters, a believable Welsh setting, and some very creepy monsters.”
  17. ^ Riggs, Ransom (2013年2月7日). “Hi! I'm still alive . . .”. 2013年4月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年2月2日閲覧。
  18. ^ Lee, Stephan (2013年5月29日). “See the title and an excerpt from the sequel to 'Miss Peregrine's Home for Peculiar Children' -- EXCLUSIVE”. Entertainment Weekly . 2013年6月4日閲覧。
  19. ^ a b Romney, Ginny (2015年2月21日). “Author Ransom Riggs draws inspiration from old photos for Peculiar Children series, sequel 'Hollow City”. Deseret News. オリジナルの2015年2月21日時点によるアーカイブ。. http://www.deseretnews.com/article/865622417/Author-Ransom-Riggs-draws-inspiration-from-old-photos-for-Peculiar-Children-series-sequel-Hollow.html?pg=all 
  20. ^ Lodge, Sally (2013年11月14日). “Ransom Riggs Returns to Miss Peregrine's Home with 'Hollow City'”. Publishers Weekly. 2013年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月29日閲覧。
  21. ^ Fleming Jr, Mike (2011年12月2日). “'X-Men: First Class' Scribe Jane Goldman Scripting 'Miss Peregrine's Home For Peculiar Children'”. Deadline.com. http://deadline.com/2011/12/x-men-first-class-scribe-jane-goldman-in-talks-for-miss-peregrines-home-for-peculiar-children-200480/ 2014年10月10日閲覧。 
  22. ^ Kroll, Justin (2014年7月28日). “Eva Green Eyes Tim Burton’s ‘Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children’”. Variety. http://variety.com/2014/film/news/eva-green-tim-burton-miss-peregrine-1201267954/ 2014年7月29日閲覧。 


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