インターネットの歴史 利用と文化

インターネットの歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 03:14 UTC 版)

利用と文化

電子メールとネットニュース

電子メールはよくインターネットのキラーアプリだと言われてきた。しかし、インターネット以前から電子メールはあり、インターネット誕生にあたっても電子メールは不可欠の存在だった。電子メールは1965年、メインフレームタイムシェアリングシステムで複数の利用者間のコミュニケーションに使われ始めた。そのころの歴史は不明瞭だが、そのころ電子メール機能を備えていたシステムとしてSDCQ32やMITのCTSSがある[62]

ARPANETは電子メールの進化に大きく貢献した。あるレポートによれば[63]、ARPANETの誕生直後にシステム間の電子メール転送の実験が行われたという。1971年、レイ・トムリンソンは後にインターネットのメールアドレスの形式となるフォーマット、すなわちアットマークでユーザ名とホスト名を分ける形式を生み出した[64]

電子メールの配送に関しては、インターネット以前からタイムシェアリングシステムのコンピュータ間で使うプロトコルがいくつか開発された。例えば、UUCPIBMVNET電子メールシステムがある。電子メールの転送はそういった方法で、ARPANETBitnetNSFNETといったネットワーク間で転送され、UUCPで相互接続されたホスト間でも同様に転送されていた。

さらにUUCPは文書ファイルを多くの人に読んでもらうよう公開するのにも使われた。1979年、トム・トラスコット英語版ジム・エリス英語版がシェルスクリプトで書いたネットニュースのプログラムをトム・トラスコットとスティーブ・ダニエルがコンパイルして使用する普通のプログラムに書き換え、それが広く使われることになる。そこにニュースグループと呼ばれる議論グループが生まれ、様々な主題が議論されるようになった。ARPANETとNSFNETでは同様の議論グループはメーリングリストを使う形で誕生し、技術的問題やより文化的な話題が扱われた(サイエンス・フィクションのメーリングリスト sflovers など)。

インターネット黎明期、電子メールと類似の機構はオンライン接続できない人々がリソースにアクセスするのに必須だった。UUCPはファイルの配布にもよく使われ、alt.binary などのニュースグループがその用途に使われていた。また、アメリカやヨーロッパ以外の人々がファイルをダウンロードするために、FTPメールが使われた。これは既知のゲートウェイに対してFTPコマンド列を記した電子メールを送ってFTPの実行を代行してもらい、ダウンロードしたファイルを符号化・断片化して電子メールで送り返してもらうサービスである。受け取った後は、メールの内容を繋ぎ合わせ、デコードする必要がある。初期のLinuxのソースコードなどは、低速なインターネット接続しかない場合、この方法でダウンロードするしかなかった。WebとHTTPが一般化するにつれて、そのようなツールは徐々に使われなくなっていった。

GopherからWWWへ

1980年代から1990年代初めにかけてインターネットが成長するにつれて、ファイルや情報を整理して見つけやすくする必要性が徐々にわかってきた。GopherWAISといったプロジェクトやFTPアーカイブの一覧を作るといった試みは分散して存在するデータを組織化するために行われた。しかし、これらの試みはあまり成功したとは言えない。

このころ最も注目されたユーザインタフェースパラダイムハイパーテキストである。ヴァネヴァー・ブッシュの「Memex」に触発され[65]テッド・ネルソンザナドゥ計画ダグラス・エンゲルバートNLSの研究で開発された[66]。小規模の自己完結型ハイパーテキストシステムはいくつも開発されており、例えばアップルの HyperCard (1987) がある。Gopherはインターネット上で広く使われた最初のハイパーテキスト型インタフェースとなった。Gopherのメニューはハイパーテキストと言えるが、当時一般にはそう認識されていなかった。

ティム・バーナーズ=リーCERNで使っていたNeXTcube。世界初のWebサーバになった。

1989年、CERNに勤務していたティム・バーナーズ=リーはハイパーテキストの概念をネットワーク上で実装したものを発明した。これを無償で公開したため、広く使われる技術となった[67]World Wide Web (WWW) の発展をもたらした業績により、バーナーズ=リーは2004年のミレニアム技術賞を受賞[68]。初期の人気のウェブブラウザの1つとして、HyperCardにならって作られたViolaWWWがある。

World Wide Web の潜在的可能性のターニングポイントとなったのは、1993年のMosaicウェブブラウザ[69]の登場[70]であった。Mosaicはイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校米国立スーパーコンピュータ応用研究所 (NCSA-UIUC) でマーク・アンドリーセンの率いるチームが開発したグラフィカルなブラウザである。Mosaicの開発資金は、1991年高性能計算・通信法 (en) 、別名「ゴア法案」に基づく「高性能計算・通信イニシアティブ」から出されていた[71]。実際、間もなくMosaicのグラフィカルなインタフェースは当時基本的にテキストベースだったGopherより人気となり、WWWがインターネットにアクセスする際の最も好まれるインタフェースとなった。アル・ゴアは「私がインターネットを作った」と自分の役割を強調したが、2000年アメリカ合衆国大統領選挙でのネガティブキャンペーンの材料にされた(詳しくは en:Al Gore and information technology を参照)。

Mosaicは1994年、スピンアウトしたアンドリーセンのNetscape Navigatorに世界で最も使われているウェブブラウザの座を奪われた。その後1997年からWindows 98と抱合せで配布されたInternet Explorerがバージョン4にて逆転し、他の様々なウェブブラウザも登場すると後継をMozilla Firefoxに譲りNetscapeは2008年を最後に消えていった。2014年3月現在のシェアは、パソコン向けではGoogle Chromeが調査によっては首位もしくは2位となり, モバイル向けではSafariが首位である[72][73]

検索エンジン

World Wide Web が登場する以前から、インターネット上の情報を組織化する検索エンジンが存在した。初期の例としてマギル大学で1990年に開発されたArchie、1991年のWAISGopherがある。これら3つのシステムは World Wide Web 以前に開発されたものだが、その後 Web も含めて検索対象として何年か存続し続けた。2006年時点でもGopherのサーバは存在していたが、当然ながらWebサーバの方が多数存在していた。

Webの発展と共に、Web上のページを追跡し目的のページを探し当てるための検索エンジンウェブディレクトリが作られていった。最初の全文検索型のウェブ検索エンジンとしては、1994年のWebCrawlerがある。それまでの検索エンジンはウェブページのタイトルだけを検索していた。他の初期の検索エンジンとしては1993年に大学のプロジェクトで開発されたLycosがあり、検索サイトとして初めて商業的成功を収めた。1990年代後半、ウェブディレクトリではYahoo!(1994年創業)、検索エンジンではAltaVista(1995年創業)がそれぞれ人気となった。2001年8月までにGoogle(1998年創業)が人気を集めるようになり、ウェブディレクトリ方式は検索エンジン方式に負け始めた。Google検索適合性ランキングの新たな技法を採用していた。ウェブディレクトリは今でも使われているが、検索エンジンの検索結果をベースにするようになっている。

2000年代初めはデータベースサイズが検索エンジンの重要なマーケティング機能だったが、それが検索結果を検索キーワードとよく適合するものから順にソートして表示するという適合性ランキングの強調で置換された。適合性ランキングはまず1996年ごろに大きな問題として取り上げられ、当時は検索結果全体について順位付けするのは現実的でないとされていた。その後、適合性ランキングのアルゴリズムは洗練されていった。Googleのページランク方式はよく引用(リンク)されているページほど適合性が高いとするのが基本だが、主要な検索エンジンはいずれも結果の表示順序を改善する技法を改良し続けている。2006年の時点で、検索エンジンにおけるランキングは極めて重要になっており、検索エンジン最適化と呼ばれる検索ランキングを上げる技法をウェブ開発者が使うようになっている。一部の検索エンジンではランキング上位に表示される権利が販売対象になっており、司書や消費者運動家などの間で議論となった[74]

2009年6月3日、マイクロソフトは新たな検索エンジンBingを立ち上げた[75]。翌月マイクロソフトとYahoo!は、Yahoo!が検索エンジンとしてBingを採用することで合意したと発表した[76]

インターネット・バブル

突然世界中の数百万人に低コストで情報を届けられるようになり、広告、通信販売顧客関係管理など様々な分野で従来の商慣習を打ち破る可能性が生まれた。ウェブは新たなキラーアプリとなり、シームレスな低コストの方法で従来出会うはずのなかった買い手と売り手を1カ所に集めることができると考えられた。世界中の夢想家たちが新たなビジネスモデルを考案し、近場のベンチャーキャピタルへと駆け込んだ。ビジネスや経済学の知識を持った新しい起業家は一部であり、大多数は単にアイデアをもっているだけで、資本流入を慎重に管理することができなかった。さらに、多くの事業計画はインターネットを活用することを前提とし、既存の流通経路とは競合しないだろうと仮定していた。もともと強力なブランドを持つ企業がインターネット上にも進出すると、インターネット上の新興企業は太刀打ちできなかった。

インターネットバブルは2000年3月に最高潮に達した。3月10日にはNASDAQの指数は5,048.62という終値(日中最高値は5,132.52)を記録し[77]、1年前の倍になった。2001年にはバブル崩壊の影響が急速に進行する。多くの新興企業が利益を出すことなく、集めた資金を消費して消えていった。それにも関わらず、商用利用に牽引されてインターネットはその後も成長を続けている。

オンライン人口予測

JupiterResearch の調査研究によれば、オンラインアクセスする人口が38%増加すると仮定すると、2011年には全人口の22%の人々が定期的にインターネットを利用することになるだろうとしている。そのレポートでは、11億人の人々が定期的にウェブにアクセスしているという。なお、JupiterResearch の研究では携帯電話からのアクセスは含めていない.[78]

携帯電話とインターネット

インターネット接続可能な最初の携帯電話は、1996年フィンランドで発売されたNokia 9000 Communicatorである。携帯電話の価格がさらに下がり、ネットワークプロバイダが携帯電話から便利にアクセス可能なシステムやサービスを始めるまで、携帯電話向けインターネットサービスへのアクセスはあまり広がらなかった。日本ではNTTドコモが1999年に携帯向けインターネットサービスであるiモードを開始したのが、携帯電話向けインターネットサービスの最初とされている。2001年、リサーチ・イン・モーション が同社のBlackBerry向けの電子メールシステムをアメリカで立ち上げた。片手で操作するのが一般的な携帯電話で小さな画面とキーパッドを効率的に使うため、携帯電話向けの文書やネットワークのモデルとして Wireless Application Protocol (WAP) が策定され、多くの携帯電話向けインターネットサービスで採用されている。まず日本・韓国・台湾といった東アジア諸国で、携帯電話向けインターネットサービスが成長した。その後、通常のインターネット普及が遅れていた開発途上国、インド・南アフリカ・ケニア・フィリピン・パキスタンといった国々で携帯電話向けインターネットサービスが普及する。ヨーロッパや北アメリカではパーソナルコンピュータによるインターネットアクセスが普及していたため、携帯電話からのインターネットアクセスの伸びはややゆっくりとしていた。2008年には、インターネットに接続する機器の台数で携帯電話がPCを追い越した。開発途上国の多くでは、PC利用者1人に対して携帯電話利用者10人という比率になっている[79]

携帯電話の加入数は2016年(予測)で約74億に達しており、人口普及率は99.7%に達している。インターネットの利用者数についても2001年からの15年で、4億9,500万人から34億8,800万人に増加し、人口普及率では47.1%に達している[80]


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