アオイホノオ 登場人物

アオイホノオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 08:04 UTC 版)

登場人物

主人公

焔 燃(ほのお もゆる)
漫画家。作品中では「ホノオ」と呼ばれ(めったに出て来ないが、名前に付けられるルビも「ホノオモユル」である)、ペンネームは「炎尾燃」(読みは同じ)。概要で述べた通り吼えろペン』シリーズの炎尾燃と同一人物である。得意なジャンルはSFコメディ。
北海道出身。単行本1巻の時点では、漫画家を目指す一方でアニメーターにも心惹かれる、大作家芸術大学映像計画学科の18歳の一回生であった。画力に自信がなかったにもかかわらず、己の才能に対し根拠のない過剰な自信を持ち、自分がその気になればいつでもプロデビューできると考えており、かつ、他の作家が手を出さない分野に進出することによってさほど努力しなくてもほどほどの人気漫画家になれるのではないかという甘い期待を抱いていた。それゆえ逆に、物語開始時点では何一つ行動を起こさずにいたが、その後各出版社への原稿持ち込みに励むなど、徐々に漫画家への道を歩みはじめ、最大の理解者である若手編集者・三上と出会う。努力して画力を向上させるよりも、楽に描く方向に力を注ぐ傾向があったが、大学の課題の自主アニメを一人で制作して大量に絵を描いた結果、アニメの出来自体は散々だったもののそれなりに画力が向上し、「絵を描いているときが一番落ち着く」という心境に至った。
第72章で「炎尾燃」名義で週刊少年サンデーの新人賞に応募した『必殺の転校生』が佳作受賞して商業デビュー。雁屋哲原作の『風の戦士ダン』で月刊連載漫画家となった。さらに25巻以降の上京編では、1983年に大学を中退して上京、明大前近辺のアパートを短期間で退去したのち高田馬場近くのマンションに住み、この部屋で三上のサポートを受けながら『サンデー』での初の本格的週刊連載作品『炎の転校生』を制作していくことになる。彼の作品はサブカル作品、とくに特撮ドラマのパロディネタを多用した、新しいタイプのコメディ漫画として若い読者たちの支持を集めつつあったが、三上以外の編集者からはなかなか理解が得られず、掲載誌『サンデー』の編集部ですら、その大多数の評価は「すっごく読者にウケてはいるけど、正直何が面白いのかわからない」というものであった。上京した時点で21歳の若者であるため精神的にはまだまだ未熟で、またプロ作家としても画力の低さには根本的な改善はないことから、連載を続けながらも悩みを深めており、些細なことで自分の漫画家としての将来に不安を抱き落ち込むこともしばしばである。一方で、プロ漫画家の雰囲気に憧れを抱いている面もあり、トキワ荘世代以来の作家と同様に「仕事をアシスタントに任せて外出」したいとの長年の夢を、マウント武士という専属アシスタントを得たことで実現させ、さらに憧れの有名人とも対面・対談する機会を得る(が、そうした状況下では相手とまともにコミュニケーションできなくなってしまうことが判明し失敗を重ねる)。
後述の通り、『サンデー』の月刊誌創刊(友人・きっちゃんとの会話の中で「月刊は、無い!」「作らんだろ!!」と発言するが、他ならぬ本作品の掲載誌となった)や大友克洋の週刊連載、無名の漫画家の卵として出会った藤島康介の活躍、集中線を引く新技法の普及など、その後実現したことについての予想を悉く外しており、先見力の乏しい人物として描かれている。また「漫画を読んでスポーツを知った」と言うほどの漫画人間であるが、漫画知識を実践に移して野球の試合で独特の「必殺技」を繰り出し"大失敗"したことがある。反面、漫画やアニメ、特撮ドラマ以外の話題にはきわめて疎いオタク的人間である。そのこともあって黒地に炎のマークのTシャツを常時着用するファッションセンスの無さを周囲から散々指摘されている。
ドラマ版エピローグでは、『吠えろペン』における炎尾燃と同じラグビーのヘッドギアを着用し、プロの漫画家として活動する姿が登場しているが、本作品では週刊連載開始の時点でも未着用である。

ヒロインと周囲の人々

この節では一部実在人物のモデルがいる者を含むが、あくまでフィクション上の登場人物に限定する。実名の人物は次節「実名で登場している人物」を参照のこと

大阪編

年上トンコ(としうえ トンコ)
芸大生時代の焔の女友達の一人で物語前半部のヒロイン
3回生。バドミントン部のマネージャー。スレンダーな体型が特徴的で、大阪府出身で大阪弁を用いる。近眼であるが眼鏡が嫌いで、1980年当時はコンタクトレンズが高価で普及していなかったため、裸眼で生活している。作者によると実在のモデルがいる人物。
マイペースな性格で、大阪時代の焔の部屋にしばしば何の気兼ねなくやって来ては、当時流行の漫画やサブカル作品を話題にし、漫画家の道を踏み出そうとしている焔を励まして自信過剰にしたり、焔の踏み込まれたくない部分をそれと知らず踏みつけたりした。彼女自身はあまり創作に熱心ではないが、そのため入れ込み気味な焔の創作への情熱を冷静に分析したり突っ込んだりすることができ、彼に大きな力を与えた。焔に想いを寄せられていたが、物語開始時はバドミントン部3回生の村上と交際しており、4回生になってからは村上と別れる一方で、焔を自分の下宿に誘ったり好意があるような描写があったものの、卒業以降は作品世界から退場した。彼女自身は津田洋美が焔に気があると考えていた。
テレビドラマ版では「森永とんこ」と苗字が変更された。終盤、焔に対しては弟みたいなものとしか見ていなかったことが判明した。
津田洋美(つだ ひろみ)
芸大生時代の焔の女友達の一人で、バドミントン部員。ショートカットでスポーツウーマンタイプのボーイッシュな女子学生。
焔に親しみのある態度を取るが、彼女自身はトンコと異なってオタク知識やオタクへの理解度が低く、焔とはかなり違った感性を持っている。そのため彼女とは合わないと内心で感じていた焔であったが、親しくしてくれる彼女に押されて何となく友達という関係を受け入れていた。
テレビドラマ版では終盤、焔が髪の長い女性が好みであると漏らしたことから疎遠となる。焔燃の肩をずっとトントンと叩く癖が表現された。
高橋
焔の同級生で友達。
仮面ライダーによく似た自作の仮面をかぶっているが、本人はオリジナルのデザインと強調している。当時は高価だったビデオデッキ・ソニーベータマックスのJ9を購入しており、可搬式ではないそれを大学や焔の下宿へと持ち運んで自慢している。
食事時はさすがに仮面を外し、同席した焔に素顔を見せている。実在の人物[5]。後にレインボー企画で仮面ライダーのマスクの造型に関わっている[6]。同作者の燃えるVにも高橋ケンジの名前で登場し、ライダー風のマスクを作っている様子が描かれている。
テレビドラマ版では仮面は着けていない。
きっちゃん
焔の同級生で友達。小柄で、芸大時代には常にマントを着用していた。生年月日は1961年11月3日[7]
焔と共にプロデビューをめざす仲間であり、一緒に東京へ漫画の持ち込みに向かった際にサンデーの月刊誌について話題にした。焔の上京後は、コミケットに参加するため友人と連れだって焔の自宅兼仕事部屋に宿泊したことがある。
実在の人物で本名は岸本、『少年キング』の第4回キングまんが道大賞の一次選考を通過している[8]
テレビドラマ版ではマントは付けておらずごく普通の服装。身長も演者の関係上で、焔や高橋よりも背が高い。
ジョウ
焔の同級生。無精ひげを生やし、カラーシャツとネクタイを着崩して着用している。
焔と同じく映像計画学科の学生でありながら漫画家を目指している。焔とはライバル関係にあり、何かと張り合う仲だが、思考パターン自体は似通っているため、同族嫌悪に近い。
テレビドラマ版には登場せず、原作の彼の登場シーンは矢野健太郎が代わりを務めている。
村上
バドミントン部の先輩で3回生。トンコの恋人だったが4回生になり別れた模様。
バドミントン部の1回生を鍛えることと、1回生に落語の素晴らしさを伝えることに異常な情熱を傾けているが、漫画家をめざす自分にとって部活は「しょせん片手間」と考える焔の心を動かすには至らなかった
タムタム
特撮マニア。高橋の友達。実在の人物[5]
大学の教員の1人
名前は不明。『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場するヨーダに似た、教壇に立つ小柄な老人として描かれている。脚本家・大阪芸術大学教授で、ヨーダの名前の元になったのではないかと噂されたことがある[9]依田義賢がモデル。
横山
小学館の『週刊少年サンデー編集者まんがカレッジを担当している。焔の持ち込んだ原稿に速読で対応した上にその内容には評価らしい評価をせず、焔を驚愕させる。後に焔が横山に気づかれないようにペンネームを使用して投稿した新人賞作品『必殺の転校生』を審査員に回す前の下読みとして目を通し、「ぼくの感性に合わない」という理由で落選作品の入ったダストBOXに放り投げてしまう[10]。その原稿を後輩の三上が拾い上げた際には焔の担当をあっさり譲るも、審査員に回した『必殺の転校生』が佳作受賞したため、後輩に取られるのが嫌で、焔の漫画を全く評価していないにもかかわらず担当に復帰した。だが、やっぱり感性が合わないという理由で三上に担当を再び押し付けた。
雑誌掲載分と単行本では2014年現在「小学館の偉い人」となっている「奥山」となっているが、後に島本の勘違いと発覚[11]。発覚以降の雑誌掲載分は「横山」に修正され、さらに単行本増刷分、コンビニ用単行本では発覚以前の分も誤植扱いで訂正している[12]
ゆうきまさみ青山剛昌北崎拓などの担当編集者で、後に『週刊少年サンデー』『週刊ヤングサンデー』編集長を経て小学館クリエイティブの社長となった奥山豊彦がモデルだが、上記の理由で曖昧にされている。
MADホーリィ
SA社の編集者。北斗の拳』の登場人物のような容姿をしている上、劇画調のタッチで描かれている。焔達は原稿持ち込みのため彼と会う約束をしていたが、彼が担当している江口寿史の原稿が遅れているために数時間待たされ、しかも彼は横山同様に焔たちの持ち込み原稿にはまともに評価を示さなかった。横山とMADホーリィのこうした態度から、焔達は大きな無力感と挫折感を味わうことになる。しかし、横山とは違って一応の評価はしており、後に焔に新作原稿を送付することを依頼する。焔をギャグよりストーリー漫画向きだと考えており、焔が送ってきたギャグ漫画テイストの熱血漫画をギャグを使って熱血を茶化し照れ臭さから逃げていると判断。「車田正美のベタ(な内容)を見習え」とアドバイスを送るものの、焔はそれを「原稿のベタ(黒い部分)の塗り方を見習え」と言われたと誤解し、馬鹿にされたと思いSA社を見限ってしまう[13]
後に『北斗の拳』の担当編集者となる堀江信彦がモデルで、作中でもそのイメージで描かれているが、島本が持ち込んだ時点では江口寿史など、ギャグ・コメディ系の漫画家の担当が多かった。
岩瀬順(いわせ じゅん)
運転免許証を取得するため、指定自動車教習所に通っていた際に知り合った焔と同年代の女性。焔いわく「三原じゅん子似の魅惑的で危険な香りのするツッパリ系ギャル」。
積極的に焔とコミュニケーションを図り、いい雰囲気になっていくが、いつまでも卒業検定に合格できない焔よりも先に合格して、作品世界から姿を消す。
みつえちゃん
焔が「大学の部活ほど厳しくない程度に体を鍛えたい」のと「門下生は事務所のコピー機が使い放題」なのを目的に入門した町の空手道場に通う女子高生。対象読者に近い年下からの評価を求めた焔に原稿を見せられ、常識的で的確なコメントをする。
凩マスミ(こがらし マスミ)
芸大の女子学生で、手芸部所属であるが、同期のミノムシミノコ[14] が撮影した自主制作フィルム「ワンダーマスミ」の主演女優を務めた美人。学生時代の焔の憧れの対象。
彼女に好意を抱いた焔は、右手薬指婚約指輪に気づき、友人関係から婚約者の存在を友人関係から知らされる。にもかかわらず恋愛感情を捨てきれないままに友人からはダメ出しの応酬を受けた。そのため新人賞をもらい間もないころで調子が追い風状態の時期であったが、心を砕かれ泣き崩れるまでに至った。
焔のデビュー第2作『華麗なる挑戦者』にはヒロインとして「ワンダーマスミ」というキャラが登場している。実在の人物で女優関戸優希の母[15]。焔があげた自作カレンダーも実在しており、マスミの実家に現存している[16]
尾東君子(びとう きみこ)
北海道での焔の女友達で、トンコ退場後のヒロイン的人物の一人。焔が言ってほしいこと、褒めてほしいことを先回りして言ってくれる女性で、単行本21巻の巻末では「全肯定系ヒロイン」と紹介された。
北海道の大学で漫研サークル「ホワイト・ムー」の会長を務める女子大生。焔のデビュー第2作『華麗なる挑戦者』を札幌の自宅で描いていた1982年2月に手伝った。その後も焔が札幌の自宅で漫画を描く際にたびたび手伝ってもらっていたが、初連載作品『風の戦士ダン』4話執筆中には焔が指示見本のことを知らなかったため、むさい男である海蛇牙造の背景にかわいいカケアミを描いてしまった。その後も『ファンロード』誌に焔へのヨイショの投稿をしてくれ、同年7月号に掲載された。
1983年、東京で週刊連載を開始したばかりの焔を訪ねてくるが、喫茶店での歓談中に仕事の疲れからつい居眠りしまった焔を見て、励ましの置き手紙を残して立ち去る。
知丹新生(ちたん にうむ)
焔が受賞した少年サンデー新人賞の同期で入賞受賞者。同い年の女性で『塀の上のバイオリン弾き』で受賞。焔からすれば自分より上の賞を獲得した存在であるため、アドバイスできる資格はないと伝えるが、彼女の方は焔の新作を書き続けるスタンスに敬意を抱いている。
受賞時に焔の担当になった横山から作品タイトルを絶賛された。
焔は彼女に新作ネームを読ませ、面白いと評価したため同年代には通じる笑いであると確信する。
彼女との今後の計画などの会話の中で、焔はサンデー編集の対応を「1作くらい面白くなくても載せてくれる」や「サンデーの増刊号にはいっつもそういうのがたくさんたくさん載っている」など楽観的で失礼な発言をする。
その後も上京時に顔を合わせていることから、連載準備中のようである。
モデルになっているのは、有美新生(あるみ にうむ)で、新人賞受賞作は『縁の下のバイオリン弾き』。『風の戦士ダン』の連載が開始したサンデー増刊1982年6月15日号にも読み切り『750エクスプレス』を描いている。

東京編

樺上桜(かばがみ さくら)
都心から1時間程度の距離の東京郊外に住む女性漫画家。
焔に自分のペンネームを伝えていない(作中でもペンネームは不明)ため、焔は彼女がどのような作品を描いているのかが分からず「謎の漫画家」と呼ぶ。高校時代の女友達「羽澄ちゃん」の結婚の知らせを聞いて傷心に陥った焔が、ラジオ番組に「想い出がいっぱい」(H2O)を「21歳漫画家」としてリクエストしたのをたまたま聴取していたことをきっかけに焔と知り合いになり、都心に来る時にいくどかデートする。可愛いルックスでグラマラスな体型。性格は快活で、やや天然。デートの際、焔の服を見て、やんわりとではあるがダメ出しした。
焔の作品のファンであるとともにジャンプ系作家のファンでもあり、漫画作品の感想を語り合うことが趣味。悪気はなく焔の前で、勢い・将来性のありそうな若手漫画家たちの作品を挙げて褒めちぎるが、それは漫画家としての将来に不安を抱いている焔にとっては触れて欲しくない話題であり、彼に深い精神的ダメージを与えることになった。また、桜が焔の作品を読んだ上で友人となった(したがって焔の作品の感想を作者である焔本人に直接語ることが出来る)のに対し、桜のペンネームを知らない焔の方は彼女の作品をそれと意識して読むことが出来ず、彼女の前でその作品の感想を語ることが出来ない、という非対称な関係に焔がもやっとした感情を抱いている描写がある。
何度目かのデートの際、「漫画の取材」と称して新宿歌舞伎町で当時流行の同伴喫茶に焔とともに入店、あたかも誘惑しているかのようなそぶりを見せ、一時は焔もその気になりかかった。しかし実際のところ彼女自身は焔を全く男性として意識していなかった模様である。
マウント武士(マウントぶし)
「東京編」ヒロイン。漫画家志望で焔の専属アシスタント第一号の少女。
本名は富士山沙雪(ふじやま・さゆき)。東京近郊の実家で両親・兄弟姉妹と同居し、焔の部屋に通いで仕事をしながら、「漫画芸術プロ養成学園」にも通学、少年誌でのデビューを目指しつつ小学館に持ち込みをしている。長い黒髪、キュートでグラマーなルックスだが、目つきは鋭くぶっきらぼうな口調で強気。胸元に大きなのマークが入ったシャツ、ローラーブーツサポーターを常時着用。
「マウント武士」という風変わりなペンネームは、サムライ」に過剰な憧れを抱き、「男はみんなサムライ」と思い込んでいる彼女が、少年誌の読者に性別を分かりにくくするために名乗ったものであり、自分ではかなり気に入っているが、周囲からは変なペンネームだと言われている。焔の服装にはダメ出しをしているものの、自分のファッションセンスも変であることを認めている。蹴り技に自信を持っているらしく、興奮して焔に蹴りかかったこともある。
漫画家としての焔を尊敬し「自分の漫画と方向性が同じ」と感じているが、その方向性とは「苦労しないで適当にチャチャッとギャグを入れて一丁上がり」ということである。またデビュー前の焔と同様かなりの自信家であり、初対面で「ホノオ先生さえ先にデビューしてなかったら、『風の戦士ダン』は私がやってた」と口走るなど、アシスタントでありながら焔をライバル視していることを隠そうともせず、何かにつけて勝負を挑み上に立とうとして焔を大いに困惑させる。当時の女性では珍しい特撮ドラマのファンであり、同じく熱心な特撮マニアである焔相手にヒーローの変身ポーズ対決を仕掛けたこともある。
その反面、アシスタントとしては非常に有能であり、しばしば焔から感謝されている。ある時、原稿に画鋲を刺してそれを支点に集中線を素早く正確に描く技法を編み出し、得意満面で焔に披露するが、原稿に傷をつけたとして焔に激しく叱責され禁止された(後に漫画界では一般化する手法となる)。
彼女の持ち込み作品は、ギャグ漫画としては極端な「強い」「厳しい」作風であるらしく、小学館の編集からは残酷な描写やドギツいギャグがよくないと注意され、「焔のマネをしない方がいい」「読者にはもう少し優しく」とアドバイスされるも、本人はあまり納得していない。
焔の部屋での徹夜作業や雑魚寝も厭わず、焔本人に対しては「頭おかしくてダメ」と、まったく男性として意識していないことを家族や友人に公言しているが、彼女自身も焔からは全く異性として意識されていない様子である。
性別は違うが、モデルになっているのは、島本和彦の初期アシスタントで作風も類似していた藤原昌幸(富士原昌幸)と思われる。
マウント武士の母
マウントなど家族のために朝早くから食事を作るのが習慣となっており、独身男性の焔とともにしばしば徹夜の作業をしている娘のことを心配している。マウントのことは「沙雪(さゆ)ちゃん」と呼ぶ。
マウント武士の男友達
氏名不明。「漫画芸術プロ養成学園」の生徒で、マウントを「冨士山」と本名で呼ぶ。焔の部屋で2人きりで仕事をしているマウントを心配し「抑止力として俺と付き合ってみるというのはどうか」と提案(告白)するが…。

実名で登場している人物

南雅彦(みなみ まさひこ)
映像製作実習で焔と組む。夏休みの課題をやっていなかった焔に、完成課題を1枚1,000円で売り付けたことも。
人付き合いがよく人望があるため、焔の知らない業界の裏話を仕入れることもあり、庵野や山賀がマクロスの制作に携わった件についても話すなどした。
矢野健太郎(やの けんたろう)
漫画研究会「グループCAS」創始者。その実力と熱意で焔の半端な心構えを打ち崩し、商業デビュー作『強化戦士アームピット』によって、焔のやりたかった「SFヒーローの舞台設定におけるマジメな雰囲気の中でのギャグ」を先に持っていってしまうことで焔をさらに打ちのめす。実在人物の中では唯一、未だに島本と面識がない[要出典]。白いスーツのハンサムとして描かれている。実際に当時シャアのマネで白いスーツとサングラスをしたことがあり学内では有名だった。
テレビドラマ版ではアニメ『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルを意識した言動がより色濃く、初登場シーンではガンダムの劇中BGMが流れた他、自身も赤い自転車を駆って「通常の3倍(自称)」で移動するなどの演出・描写が追加されている。
三上信一
週刊少年サンデーの新人編集者で、焔をプロ漫画家の地位に導いた最大の理解者・功労者である。童顔であるが前髪の後退がかなり進んだルックスとして描かれている。
先輩・横山がダストBOXに放り投げた『必殺の転校生』を見て「絵もイマイチ、ストーリーもイマイチ」「全くなっちゃいない」が、「一コだけギャグが面白い」として拾い上げ、審査員に回す(しかしこの時三上が唯一評価したギャグは、焔が自分で考えたものではなく、大学の友人が考えたものの借用であった)。その後紆余曲折はあるものの、横山に代わって焔の担当をすることとなる。当時は新谷かおるの担当も兼ねており、締め切り間際の新谷が逃亡しないように常に張り付いていたため、焔の相手をする時間的余裕が少なく、大阪にいる焔の下宿まで公衆電話の電話代も馬鹿にならないので、電話代が安い深夜に電話をかけてくるのが常であった。そのため「東京に出なければ漫画家になれない」と焔に上京を促した。
上京した焔に対しては、彼を人気漫画家へと成長させるべく、不慣れな東京生活にアドバイスを与えたり、閉鎖的になりがちな人間関係を広げるためにさまざまな先輩漫画家に紹介したり、研究のために最新流行の作品についての情報をもたらしたり、専属アシスタントとしてマウント武士を連れてくるなど、さまざまな点で焔をフォローしており、彼からは有能な編集者として非常に有り難がられている。しかし同時に、打ち合わせのため非常識な時間帯に押しかけたり(上京したばかりの焔が短期間のうちに転居を余儀なくされる結果となった)、プロ作家としてはまだまだ未熟な彼の精神状態を考慮せず「炎の転校生」の連載開始時期の大幅な前倒しを一方的に通告するなど、次々と無理難題を持ち込む迷惑な人物でもある。
作品途中から新谷の担当を外れてあだち充の担当になり、編集部上司からの「絶対に和也を殺させるな」という意向に逆らって、和也の事故死が確定する回の原稿を秘密裏に校了させるべく奮闘したことがある。
須本壮一(すもと そういち)
ホノオが受賞した少年サンデー新人賞の同期佳作受賞者。ホノオより3歳年下(当時17歳)。岡崎つぐおのアシスタント。
新谷かおる佐伯かよの(新谷かおる夫人)
三上に連れられて仕事場を訪れ、焔がいろいろと教えを受ける。『ファントム無頼』『エリア88』『スマッシュ!メグ』などを連載中。
当初焔は新谷のフルネームから彼を女性漫画家と勘違いしていた。
〆切はぎりぎりになって追い込まれるほどいいアイデアが出てくるという主義の持ち主であり、そのため三上は焔に「新人が知ってはいけない禁断の知識」の影響は受けないように強く念を押した。
原作付きで連載デビューをすることになった焔に「原作通り描かなくていい」とアドバイスする。
また、安い原稿用紙を使うのをやめるよう指摘したり、頑張って女性の裸を描いたことを褒めたりもした。
〆切間際は三上は彼らに相当振り回されていたようで、約束した日に作業が終わっていない状況に対し「約束なんてクソの役にも立たない」と返答されたり、三上不在のスキに昼食のために外出してしまったり、食事外出からの帰りが遅く新谷から連絡を受けると、うどんを食べるために奥多摩まで車を走らせたあげく車内にキーを閉じ込んでしまい、仕事場に帰れなくなるトラブルに見舞われるなど気苦労が絶えなかった模様。
石黒昇
アニメーションスタジオアートランドの創業者。
DAICON IIIのアニメ製作技術の高さを買い、マクロス製作スタッフとして庵野と赤井をスカウトするも、眼中になかった山賀が大阪の下宿を全て引き払って単身スタジオを訪れ困惑する。
山賀へのアニメ製作に関連する質問に対し「何もできません!!」と回答されうろたえ頭を悩ますものの、雑用係に近い形で受け入れてしまう。
本当に何もせず過ごし、それでも自信を崩さない山賀を試すかのごとくマクロスOPの絵コンテ製作を託す。
細野不二彦
焔がこれからウケると予測するジャンルを描いた漫画家たちの1人。『恋のプリズナー』や『さすがの猿飛』で焔が目指そうとしていたジャンルを先に開拓されてしまう。
同期で受賞した知丹の付き添いで仕事場を訪問し、カケアミなどの指示見本や原稿用紙などプロの仕事として参考になるものを吸収しようと試みるも、不明な点は焔の抱く「くだらんプライド」が邪魔してしまい質問できずじまいになってしまった。
用紙に至っては細野に確認せずに、触った感覚の記憶を頼って探した安いお絵描き画用紙だと思い込みで判断してしまう。テクニックを盗んでやったとしてやったりだったのだが、新谷から紙の安さや細野の原稿用紙とは違うことを指摘され大きく落ち込む。
雁屋哲
漫画原作者。『男組』などの硬派な漫画の原作者として有名。焔の初連載作品『風の戦士ダン』(当初タイトルは『闇戦士リュウ』)の原作を執筆する。
焔が原作を読んで思い浮かべる画は、『男組』の池上遼一風となっている。
原作を漫画に起こすにあたって焔がギャグを追加するのに影響されて、自分も原作にギャグを入れるようになった。
出渕裕
毎週主人公側に倒される「やられメカ」のメカデザイナー。焔の初連載作『風の戦士ダン』の小道具、メカのデザインを行うが、焔の画力の低さのためほとんど作品には反映されなかった。焔は少年サンデー編集部の紹介で出渕に対面した際に初対面で印象を悪くしないように気を遣うあまり、焔があまり評価していない『闘将ダイモス』ではなくその前番組である『ボルテスV』を出渕が制作に参加していると思い込んで熱く語ってしまうが、出渕が勘違いを指摘せずに黙っていたため、その致命的ミスに気付いたのはずっと後のことであった。
一本木蛮
尾東君子が焔をヨイショした投稿が掲載された『ファンロード』1982年7月号の表紙に載っていた元祖コスプレイヤーの女子。焔は「ラムちゃん姿の一般の女子」と呼び、表紙で彼女の画像がキャプテン・ハーロックの頭上に配置されているのを見て、苛ついた気分になった。
後に本作ドラマ版の総作画監督となる。
石渡治
「"趣味がロック音楽”的なものを感じる」「"ちゃんとしたアニキ"が描いてるような」作品である『火の玉ボーイ』を連載している漫画家。自分の作風とは全く対極的で接点が無さそうと思っていた焔が、「モテる漫画を描きたいなら石渡治を研究するといい」と三上からアドバイスを受け、また、漫画事務所やアシスタントの使い方を学ぶためにアシスタントに送り込まれる。
硬派な作品からはまったく想像できない、力強く底抜けに明るいパワーのある人柄。音楽好きで、仕事場の大型ステレオでレコードをかけ音楽を流しながら仕事をし、アニメや特撮ドラマの主題歌しか知らない焔には疎い分野である最新流行の曲をチェックしている。
焔が初めて他のプロ漫画家の原稿を手伝った相手(それまでは原稿に触らせてもらえなかった)であり、「フツピタ」という未知の専門用語を焔に教え、長年にわたり漫画家を続けていくための知恵を与えた。一方で焔の絵柄の古さをストレートに指摘し、彼を動揺させる。
若くして妻子持ちなので、夜7時になると家族の世話のため仕事をアシスタントに任せて帰宅するが、彼がいない間もアシスタントたちの作業がグレードアップしていく様子は焔を感動させる。
藤島康介
漫画情報誌『ぱふ』編集見習いで漫画家志望の青年。同誌の焔へのインタビューに同席した際に、焔のファンであると告げ、アシスタントになりたいと打診してくるが、彼の好青年そうな人柄を「漫画家に向いていない」と即断した焔に断られる。
後年、江川達也のアシスタントを経て漫画家デビューし、焔を死ぬほど後悔させることになる。

ダイコン フィルム

庵野らを中心としたグループが、DAICON FILMとしてSF大会のオープニングアニメを制作するまでの過程(主人公である焔が一切登場しない)や、その後の彼らの動向は、本作前半部の主要パートの一つとなっている。

庵野秀明(あんの ひであき)
雰囲気も独特だが、クラスメイトを突然締め上げて、ショッカーの基地のありかを吐かせようとするなど、奇行が目立つ眼鏡をかけた男。異常な密度で描き込まれたパラパラ漫画や、ウルトラマンを題材とした特撮フィルムで、焔の自信を完膚なきまで打ち砕く。メカから女性まで、あらゆる作画が可能で、一度仕事に入れば周囲が心配するほど、寝食が最小限になる驚異の職人気質。風呂嫌い。
大学の1回生から3回生まで、それまで制作した映像をまとめて上映するフィルムコミッションで、ペーパーアニメ「じょうぶなタイヤ」を上映し、焔の自信をまた打ち砕いた。その後、ステレオの大型テレビを持っているヤツがいるという理由で、山賀と共に赤井のいる寮に引っ越す。
デビュー後の島本和彦に初めてサインを求めた男であり、本作で焔のデビュー作が掲載された『増刊少年サンデー』にサインを求めるシーンは、ドラマ版では最終回のクライマックスシーンのひとつになっている。後にこのシーンが描かれた原作では、デビューしても誰からもサインを求められず自信を喪失しかけている中で初サインを求められたことで焔は張り切ってサインを書いているが、庵野自身が何を考えてサインを求めたかは明確に描かれておらず、横で見ていた赤井は「庵野くんも物好きだなあ」「(庵野は)なんでも集めておきたい性分の男だからな」と内心で思っていた。
山賀博之(やまが ひろゆき)[17]
映像製作実習で庵野ら実力のある生徒をまとめ上げ、後に有名になる「庵野ウルトラ」を作る。
自分ではまったく絵が描けないし描くつもりもないが、描ける人間を操ってアニメ業界で一儲けしようと目論むプロデューサー気質の男。作中では年齢に似合わぬ巧妙な交渉術を当然のように使いこなす。隠れた才能を見抜く特技があり、すぐに庵野と赤井を取り巻きにし、誰も評価しない焔制作アニメすらうまいと言及した。諸星ダンによく似ている。
作品上では、庵野秀明と同じ寮に住んでおり、部屋には大きなテレビがある。最近(1980年ごろ)のアニメは全く見ておらず、関連知識は全くない。
フィルムコミッション後、今の寮がボロく騒音がうるさかったため、庵野と共に赤井のいる寮に引っ越す。薬師丸ひろ子似の妹がいる。
DAICON IIIのアニメ制作では目立った活躍がなく、アニメ関係者からのスカウトも山賀にはかからなかったにもかかわらず上京を決意。スタッフを手放したくない岡田も建前上は惜しみながらの承諾だったが、本心は「君やったら別にええわ」であった。単身でマクロスの制作スタジオにほぼ押しかけのような形で入り込んでしまう。
赤井孝美(あかい たかみ)[17]
出っ歯の男。初回登場時には庵野秀明にショッカーの基地はどこだと、いきなり首を絞められ落とされる。短編映画の課題で山賀チームに入り、その後も、庵野・山賀と共に3人組で行動している。1話から登場しており登場回数も多いが、作中で説明があったのは夏休みの終わりになってから。フィルムコミッションまでは、庵野・山賀とは別の寮で暮らしていたが、自分の寮に2つ空き部屋ができたので2人を寮に呼び寄せる。すぐに落ち込む欠点があるが、女性作画は得意なため自主制作アニメで任されることになる。
武田康廣(たけだ やすひろ)[17]
帽子・ジャケット・ズボンと全身黒革製で固めた太めの青年。後のガイナックス取締役統括本部長。第20回日本SF大会、通称「ダイコンIII」の責任者。SFは小説だけのものという先人たちの固定観念を覆し、漫画やアニメ、特撮もSFであることを主張するため、庵野たちにオープニングアニメーションの制作を依頼する。
沢村(さわむら)
メタルでサングラスをかけた青年。後のガイナックス代表取締役。武田と同じくダイコンIIIの責任者。
岡田斗司夫(おかだ としお)[17]
秘密基地のような怪しげな家に住み、両親譲りの「俺って凄いやろ」オーラを放つ太目の青年。後のガイナックス初代代表取締役。武田によれば「完全にどうかしてしまってる男」。

  1. ^ 文化庁メディア芸術祭歴代 受賞作品”. 文化庁メディア芸術祭. 2016年1月5日閲覧。
  2. ^ 第60回小学館漫画賞にアオイホノオ、あさひなぐ、妖怪ウォッチなど輝く”. コミックナタリー (2015年1月21日). 2015年1月22日閲覧。
  3. ^ 『吼えろペン』でボタQも、『アオイホノオ』を炎尾サーガの一つとしている。
  4. ^ 特に、本作では実名で登場するあだち充は、『吼えろペン』ではわだち充として登場している。ただし、同シリーズ内では小学館をモチーフにした会社が大学館・中学館・少学館の計3つ別々に存在するなど、あだち充とわだち充もモチーフが同じだけで別人の可能性もある。
  5. ^ a b 島本和彦秘書ブログ『先生、考え過ぎです。』より[要ページ番号]
  6. ^ 島本和彦 2014年9月20日の発言、2014年9月20日閲覧。
  7. ^ 第79章より。
  8. ^ 一本木蛮同人少女JB 第2巻』双葉社、2012年、206頁。ISBN 978-4-575-84180-0 、一次選考通過を発表した号でキングが休刊したため該当の回は受賞者はいない。
  9. ^ 現在ではこの説は否定されている。詳細はヨーダ#名前とモデル説を参照。
  10. ^ コマのすぐ下にはこの描写は島本の妄想であり、「応募原稿を投げたりしません!」との編集長の注釈が入っている。
  11. ^ 島本和彦『My First BIG specialアオイホノオ[オレだけのあだち充編]』小学館、2014年、204頁。ISBN 978-4-09-119533-3 
  12. ^ ドラマ版でははじめから「横山」として登場
  13. ^ 岡田斗司夫によれば、これはフィクションであり、実際の島本はアドバイス内容を理解したうえで、自分の作風を変えることを受け入れられなかったとのこと。(ドラマ『アオイホノオ』最終話「青春とは何だ!?」のひみつ
  14. ^ ドラマ版では「ミノムシミノコ先輩」、真田みのこのペンネームで活動している実在の人物で、ミノムシミノコは当時のペンネーム。[1]
  15. ^ 現在は名古屋市の映像制作会社でディレクターをしている元子役で関戸優希とは中学生日記での共演者である谷口新之介のツイッターより [2]
  16. ^ [3]
  17. ^ a b c d e f g h i 原作およびテレビドラマにモデルとなった人物が登場しながらも、テレビドラマ版に出演した人物(もしくは関わった人物)。なお、全員、本人役ではない。
  18. ^ ゲッサン編集部2014年8月8日15時27分のツイート
  19. ^ ゲッサン編集部2014年8月11日7時55分のツイート
  20. ^ ただし『ゲッサン』初出時には、矢野健太郎の説明文等で「集英社」の名前も登場していたが、単行本では「SA社」に統一されている
  21. ^ ゲッサン2018年8月号巻末コメント
  22. ^ 漫画家 島本和彦さんのツイート: "某喫茶店のノートに今回の話を当時の私が漫画にして書いてるからね(笑)よく知ってたねそれを‼︎… "
  23. ^ 柳楽優弥、地上波連ドラ初主演 島本和彦原作『アオイホノオ』ドラマ化”. ORICON STYLE (2014年5月6日). 2016年1月5日閲覧。
  24. ^ イントロダクション”. アオイホノオ. テレビ東京. 2014年9月5日閲覧。
  25. ^ 島田 (2014年7月17日). “大阪芸術大学を舞台にした「アオイホノオ」”. 2016年11月28日閲覧。
  26. ^ アオイホノオ11のひみつ”. アオイホノオ. テレビ東京. 2014年9月5日閲覧。
  27. ^ 福田雄一監督のツイート(2:20 - 2014年9月27日)
  28. ^ Blu-ray/DVD|ドラマ24「アオイホノオ」 - テレビ東京
  29. ^ “「アオイホノオ」ヒロインは山本美月、他キャストも発表”. コミックナタリー. (2014年6月11日). https://natalie.mu/comic/news/118654 2016年1月5日閲覧。 
  30. ^ “ドラマ「アオイホノオ」にラバーガール大水”. お笑いナタリー. (2014年7月15日). https://natalie.mu/owarai/news/121281 2016年1月5日閲覧。 
  31. ^ 柳楽優弥主演『アオイホノオ』 庵野ヒデアキ役は安田顕”. ORICON STYLE (2014年5月23日). 2016年1月5日閲覧。
  32. ^ “濱田岳が岡田斗司夫に!「アオイホノオ」追加キャスト発表”. コミックナタリー. (2014年6月27日). https://natalie.mu/comic/news/119875 2016年1月5日閲覧。 
  33. ^ 小嶋陽菜、“ぐずぐずヒロイン”で連ドラ出演 福田雄一氏「中途半端な美人」”. ORICON STYLE (2014年6月27日). 2016年1月5日閲覧。
  34. ^ “今夜アオイホノオに若き高橋留美子が登場”. コミックナタリー. (2014年7月25日). https://natalie.mu/comic/news/122044 2016年1月5日閲覧。 
  35. ^ “ドラマ『アオイホノオ』最終回に山田孝之出演 主人公のライバル役で”. ORICON STYLE. (2014年9月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2042585/full/ 2014年9月26日閲覧。 
  36. ^ a b c d e f g h i j 本作以前に、元となる作品およびその派生作品で同キャラクターを演じたキャスト。
  37. ^ オリジナルキャストではないが、同作者の『みゆき』でのヒロイン・鹿島みゆき役を演じている。オリジナルキャストは、主人公の新見(声:古谷徹)と違い、石原真理子(第一作)・倉田まり子(第二作)・安田成美(第三作)と、声優が定まっていない。
  38. ^ オリジナルキャストは、主人公の矢吹(声:あおい輝彦)と違い、西沢和子(第1作)・恵比寿まさ子(第1作第34話-第44話) ・檀ふみ(劇場版・劇場版2)など、声優が定まっていない。
  39. ^ 本作放送時点で『さよなら三角』のメディア展開はテレビドラマしか存在せず、テレビアニメ化・ラジオドラマ化されていないため、声優のオリジナルキャストは存在しない。
  40. ^ オリジナルキャストではないが、『ガンフロンティア』で主人公・大山トチローを、同作者のゲーム『松本零士999』で、『超時空戦艦まほろば』の主人公・大山歳郎役を演じている。
  41. ^ “ウルフルズ、島本和彦原作の熱血ドラマ主題歌”. 音楽ナタリー. (2014年7月8日). https://natalie.mu/music/news/120725 2016年1月5日閲覧。 
  42. ^ “柴咲コウ、ビクターへ移籍&新曲「蒼い星」を8月リリース”. 音楽ナタリー. (2014年7月3日). https://natalie.mu/music/news/120343 2016年1月5日閲覧。 
  43. ^ ギャラクシー賞 月間賞放送批評懇談会、2014年12月14日閲覧。
  44. ^ エンタミクス : 14年“大穴”TVドラマNo.1に「アオイホノオ」 「家族狩り」続く”. MANTANWEB. 毎日新聞デジタル (2014年11月21日). 2014年12月8日閲覧。
  45. ^ 感謝状
  46. ^ 星雲賞決定 日本長編部門に藤井太洋、メディア部門は「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」、2015年8月29日閲覧。
  47. ^ 『天皇の料理番』が4冠獲得 「東京ドラマアウォード2015」”. ORICON STYLE (2015年10月21日). 2015年10月21日閲覧。
  48. ^ 該当各日 『朝日新聞』 テレビ欄
  49. ^ 「発表! 第82回ドラマアカデミー賞」『ザテレビジョン関西版』第20巻46号(2014年11月21日号)、KADOKAWA、10頁。 
  50. ^ 『今日から俺は』公式サイト ゲスト






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