ページング
ページングとは、仮想メモリーを使用する際のメモリー管理方式で、仮想アドレス空間を「ページ」と呼ばれる単位に分割し、このページを単位として仮想アドレス(メインメモリー)から実アドレス(ハードディスク)へとデータを変換することである。
ページの大きさは固定的で、コンピューターによって異なるが、16バイトから24バイトまでの範囲で2の倍数が用いられる。
ページングと意味のよく似た言葉に「スワップ」があるが、スワップはデータをプロセスと呼ばれる単位で扱う点において異なる。ページングにおけるページのデータ量は、一般にプロセスよりも小さいため、ページングはスワップよりも移動させるデータ量が少なく、それゆえ処理が速いという利点がある。
ちなみに、ページングの際にハードディスクに作成される、メモリー領域を保存しておくためのファイルが「ページングファイル」と呼ばれる。i386以降のx86系CPUでは、プロセッサにページングファイルが搭載されていた。
ページング
【英】: paging
構内など限られたエリア内での通信、通報設備をいう。語源は「ホテルの給仕(page)が大声で人を呼んで探す(paging)」である。有線方式と無線方式があり、いろいろな機能を有したものがあるが、有線方式は基本的に固定局であり、計器室などに親機を設置し、エリア内の必要箇所に複数の子機を配置することによって、親側からはスピーカー、ベルなどで呼び出し、子側が必要に応じて通話するものである。無線方式は子機を小型軽量化し、移動局として使われるものが多い。通信は親子双方より通話が可能で、子同士の通話が可能なものもある。 |

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