イタリア産干しイチジク
イチジクの名産地として知られる南イタリア カラブリア州産の干しイチジクです。中でも最高品質といわれるコゼンツァ県のドッタート種を100%使用。国内ではトルコ産やカリフォルニア産のものをよく見かけますが、イタリア産のものはとても珍しく、貴重です。果肉がたっぷりつまっていて、やわらか。風味が豊かで、甘みが非常に上品なので、あと味がすっきりしています。
そんな最高のイチジクで最高の干しイチジクを造るアルティベル社は、創業100年以上の老舗です。従業員が10数名とこじんまりとした会社ですが、今でも昔ながらの方法を大事に守り、手作業にこだわって作っています。
果樹園ごと管理しているので、イチジクは全て自家製。実ったイチジクは木になったまま乾燥させ、一つずつ手作業で収穫します。収穫したイチジクは自然のままじっくりと天日干しにされます。この方法は時間も手間も一段とかかりますが、機械でまとめて高温乾燥させたものとは断然風味が違います!
イチジクは幅広い栄養素をたくさん含んでいるので、「不老長寿の果物」とも呼ばれています。食物繊維が豊富なことはよく知られていますが、この他にも糖類、ビタミン類、カルシウム、ポリフェノールなどが含まれています。しかもタンパク質分解酵素を含むので、たんぱく質に富み、食物繊維を含まないチーズとは栄養面からも、まさにベストパートナー。
イタリアでは、プロシュート(生ハム)でイチジクをくるんで食べる習慣があるように、塩気の強めのものとは特によく合います。べとべとしない、あと味がすっきりとした自然な甘さは、いろいろなタイプのチーズとよく合います。特に、ウォッシュタイプやブルーチーズと相性ぴったり。チーズプラトーにも大活躍です。
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