龍涎香とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 文化 > 和の香り > 龍涎香の意味・解説 

龍涎香(リュウゼンコウ)

龍涎香
原産地南洋
抹香鯨消化器内に、不明原因により生じ一種病的分泌物で、グリスの名の如く灰色ロウ物質である。その形成には諸説あるが、抹香鯨食物であるイカタコの嘴が消化されずに結石し、この廻り芳香成分分泌され、これが体外排出されものという説が妥当と思われる実際良質品ほどイカ等の嘴が多く混入している。昔は海岸海上漂着しているのを採集するけだったが、捕鯨時代には解体時に得られるようになった。しかし、捕鯨禁止になって再び採取困難な貴重な香料といえる漢名由来は、正体不明物質だった為に『龍の吐く涎』の意で付けられた。麝香と共に動物性香料双璧で、媚薬として用いられる事も多かったようである。薬用としても強心・鎮痙等に効果的


このページでは「和の香り」から龍涎香を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から龍涎香を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から龍涎香を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「龍涎香」の関連用語

龍涎香のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



龍涎香のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
香雅堂香雅堂
Copyright (c) 2024Kogado lnc All rights reserved.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS