X-メンとの出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 16:57 UTC 版)
「キティ・プライド」の記事における「X-メンとの出会い」の解説
キティは13歳の頃から頭痛を起こすようになり、それは彼女のミュータント能力の目覚めを知らせる物だった。彼女はそれぞれの目的の為にリクルートしたいと考えるX-メンのエグゼビア教授とヘルファイアクラブのホワイトクイーン(エマ・フロスト(英語版))の双方からアプローチを受けた。キティはホワイトクイーンが自分をあたかも「美味しそうなご馳走(something good to eat)」であるかのように見つめるのをみて狼狽した。彼女はエグゼビアと彼をキティとキティの両親に会わせる為にエスコートしてきた3人のX-メン(ストーム、ウルヴァリン、コロッサス)と仲良くなり、オロロとすぐに友達になった。オロロはキティに自分の正体とX-メンについて語り、その事でティーンエイジャーはエグゼビアの学園に赴く事をより強く望むようになった。 しかし彼等の会話は彼等がフロストとヘルファイアクラブに雇われた武装した傭兵たちによる攻撃によって妨げられた。X-メンはその攻撃者たちを倒したが、その直後ホワイトクイーンのテレパシー能力に屈服してしまう。混乱のなか、X-メンと離ればなれになったキティは彼等に捕まる事はなかった。彼女はどうにかしてサイクロップスやジーン・グレイ、ナイトクローラーと接触した。ダズラーとプライドの助けを借りて、X-メンはチームメイトと同じく捕われていたエグゼビアを救出した。 ホワイトクイーンは戦闘によって死んだかと思われ、それは彼女がもはやエグゼビアとキティの両親との承認を巡って争わない事を意味していた。不幸にもキティの両親は一日以上も彼女の消息を掴めなかった。それというのもその間彼女は初めてヘルファイアクラブの男達に追跡されX-メンと共に彼等の友人を救う為に働いていたからである。両親が知っていたのはキティがソーダの為にエグゼビアの生徒と共にでかけていた事であり、ソーダショップが襲撃を受けていた記録があり、キティはそれ以降行方不明になっていた。無理もないが、彼等は最終的にエグゼビアがキティと共に戻ってきた時に腹を立てていた。最初のうちはキティが学園にきてX-メンに加わる事が許される余地はないかに思われたが、フェニックス(ジーン)が自分のテレパシー能力でキティの両親から記憶を消し、偽の記憶を植え付ける事で、両親のエグゼビアに対する態度はがらりと変わった。このようなやり方で精神に干渉する事に対するモラルの問題は別にして、キティは両親の了解を得てエグゼビアの学園に参加を許される事になった。彼女はその時点で最年少でX-メンに加わった。
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