WindowsFormsApplicationBase.SplashScreen プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

WindowsFormsApplicationBase.SplashScreen プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

このアプリケーションのスプラッシュ スクリーンを取得または設定します。

名前空間: Microsoft.VisualBasic.ApplicationServices
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property SplashScreen As
 Form

Visual Basic (使用法)

Dim instance As WindowsFormsApplicationBase
Dim value As Form

value = instance.SplashScreen

instance.SplashScreen = value

C#

public Form SplashScreen { get; set;
 }

C++

public:
property Form^ SplashScreen {
    Form^ get ();
    void set (Form^ value);
}

J#

/** @property */
public Form get_SplashScreen ()

/** @property */
public void set_SplashScreen (Form value)

JScript

public function get SplashScreen
 () : Form

public function set SplashScreen
 (value : Form)

プロパティ値
アプリケーションがスプラッシュ スクリーンとして使用する Form オブジェクト。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「My.Application.SplashScreen プロパティ」を参照してください。

My.Application.SplashScreen プロパティでは、アプリケーションのスプラッシュ スクリーンとして使用する Form オブジェクトを取得または設定できます。スプラッシュ スクリーンとは、アプリケーションの起動中に表示される最初のグラフィカル フォームのことです。

このプロパティには、Visual Basic アプリケーション モデルがサポートされています。詳細については、「Visual Basic アプリケーション モデルの概要」を参照してください。

このプロパティに対する変更は、アプリケーションの終了時に失われます。スプラッシュ スクリーンを永続的に変更するには、プロジェクト デザイナで設定を変更する必要があります。詳細については、「方法 : アプリケーションのスプラッシュ スクリーンを指定する (Visual Basic)」を参照してください。

使用例

この例では、My.Application.SplashScreen プロパティおよび My.Application.Startup イベントを使用し、アプリケーションの起動時に、スプラッシュ スクリーンをステータス情報で更新しています。

Visual Basic

Private Sub MyApplication_Startup( _
    ByVal sender As Object,
 _
    ByVal e As Microsoft.VisualBasic.ApplicationServices.StartupEventArgs
 _
) Handles Me.Startup
    ' Get the splash screen
    Dim splash As SplashScreen1 = CType(My.Application.SplashScreen,
 SplashScreen1)

    splash.Status = "Connecting to the database..."
    ' Insert code to connect to the database

    splash.Status = "Downloading updates..."
    ' Insert code to download updates

End Sub

この例は、SplashScreen1 という名前のスプラッシュ スクリーンがプロジェクトに配置されていることを前提としています。スプラッシュ スクリーンには、ユーザー インターフェイスを更新するための、Status というプロパティを割り当てておきます。

このコードは、アプリケーション イベントのコード エディタ ウィンドウで入力する必要があります。詳細については、「方法 : アプリケーション イベントを処理する (Visual Basic)」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
WindowsFormsApplicationBase クラス
WindowsFormsApplicationBase メンバ
Microsoft.VisualBasic.ApplicationServices 名前空間
System.Windows.Forms.Form
WindowsFormsApplicationBase.SplashScreen プロパティ
その他の技術情報
My.Application.SplashScreen プロパティ
My.Application オブジェクト
My.Application.MinimumSplashScreenDisplayTime プロパティ