ZETMAN 桂正和短編集
(WOMAN IN THE MAN -男の中の女- から転送)
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ZETMAN 桂正和短編集 | |
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ジャンル | 漫画短編集 |
漫画:ZETMAN | |
作者 | 桂正和 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』1994年 特別編集オータムスペシャル |
レーベル | ジャンプ・コミックス ※以下の作品では割愛 |
その他 | 49ページ |
漫画:SHIN-NO-SHIN 愛と憎しみのタイムスリップ |
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作者 | 桂正和 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』1989年31号掲 |
その他 | 45ページ |
漫画:WOMAN IN THE MAN -男の中の女- | |
作者 | 桂正和 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』1993年5・6合併号 |
その他 | 33ページ |
漫画:SHADOW LADY | |
作者 | 桂正和 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』1995年3・4合併号 |
その他 | 46ページ 『SHADOW LADY』3巻にも収録 |
テンプレート - ノート |
『ZETMAN 桂正和短編集』(ゼットマン かつらまさかずたんぺんしゅう)は、桂正和による漫画短編集。
概要
『桂正和コレクション』VOL.1・2に続く、桂正和3冊目となる短編集。1995年にジャンプ・コミックス(JC)として集英社より発売された。
1993年から1995年、『電影少女』の連載が終了してから「SHADOW LADY」(WJ版)連載が開始するまで前の作品を中心としているが、『コレクション』VOL.2に未収録だった「SHIN-NO-SHIN 愛と憎しみのタイムスリップ」(1989年)も収録。『週刊少年ジャンプ』(集英社)及びその増刊号に掲載された作品4編が収められている。
収録作品
- ZETMAN(ゼットマン)
- SHIN-NO-SHIN 愛と憎しみのタイムスリップ(しんのしん あいとにくしみのタイムスリップ)
- WOMAN IN THE MAN -男の中の女-(ウーマンインザマン おとこのなかのおんな)
- SHADOW LADY(シャドウレディ)
ZETMAN
『週刊少年ジャンプ』1994年特別編集オータムスペシャルに掲載。49ページ。
連載版『ZETMAN』の元となった作品。
SHIN-NO-SHIN
副題は「愛と憎しみのタイムスリップ」。『週刊少年ジャンプ』1989年31号掲載。45ページ。
未来から暗殺ロボットが襲ってくるSF作品。雨宮慶太の監督作『未来忍者 慶雲機忍外伝』にインスパイアされ、和風をコンセプトとして生まれた作品[1]。
『週刊少年ジャンプ』において好評であった為、桂は今作を元に次の連載を開始するつもりであったが、当時『週刊少年ジャンプ』副編集長の職にあった恩師鳥嶋和彦の鶴の一声により『ビデオガール』を元とした『電影少女』を連載した[1]。
あらすじ
曲がった事が大嫌いな高校生・誠真之進に、突然未来からやって来たロボットが襲いかかる。
登場人物
- 誠 真之進(まこと しんのしん)
- 私立排天(はいてく)高校に通う高校生。曲がった事が大嫌いで、悪い奴を見ると怒りで鳥肌が立ち髪の毛が逆立つ。学力の程度は不明だが非常に優れた身体能力を持ち、不良を複数相手にしても簡単に撃退してしまう。「女の子の下着を見たら責任を取って嫁にもらわなければならない」と言い張る程の時代錯誤も甚だしい考えの持ち主。本来の歴史では、後にまなみの着替えを不可抗力で見てしまった事から「嫁にする」と強引に宣言し、そのまま結婚。幸せな家庭を築いていた。いつも持ち歩く番傘は柄に日本刀の柄の様な意匠がされており、トレードマークと同時に武器でもある。
- まなみ
- 真之進のクラスメイト。不良に絡まれているところを真之進に助けられ、恋心を抱く。後に誤って自分の着替えを見てしまった真之進からの強引なプロポーズで一気に相思相愛となり、結婚している。
- 巻坂 健二(まきさか けんじ)
- 真之進のクラスメイトで、成績はトップだが喧嘩が弱く、真之進が不良を片づけたところを見届けてわざとらしく駆け付ける程の姑息な性格。まなみの事が好きで、逆に真之進をアホと呼んで嫌悪している。真之進とまなみが結婚して幸せな家庭を持った事への恨みを59年後の未来へも持ち続け、誰とも結婚せず、復讐の為だけに科学者の道を進み、真之進への復讐と歴史を変える事を目的に人間大のロボットを開発し、過去の自分の元に派遣して真之進を抹殺しようとするが、最終的に激怒した真之進によってロボットを破壊された上に、自身も番傘で打ち据えられて大失敗に終わる。汚名を被った事でその後は転落街道をひた走る歴史へと変わり、乞食にまで身を堕としていた。
- 苗々(なな)
- タイムポリス。歴史を変えようとする健二の企みを防ぐためにやって来た。着替えをしているところを真之進に見られ、「嫁にする」宣言をされた事と彼の強さと優しさに惹かれ、事件解決後も真之進の時代に留まり、まなみを交えた三角関係、という新しい歴史を作ってしまう。
WOMAN IN THE MAN
副題は「男の中の女」。『週刊少年ジャンプ』1993年5・6合併号掲載。33ページ。
あらすじ
剛力空手道場へ道場破りをしにやって来た邪真塾と決闘する事になってしまった剛力強丸。邪真塾の必殺技「カマイタチ」を破るべく、幼馴染の足軽はずみの家にあるアスレチックマシーンで特訓を始めるのだが、マシーンが暴走して強丸とはずみの心と体が入れ替わってしまい、はずみは強丸として邪真塾との決闘に臨む。
登場人物
- 剛力強丸(ごうりき つよまる)
- 剛力空手道場の道場主の一人息子。小さい頃から空手をやらされている為、体は鍛えられているのだが、邪真塾から「男の中の女」と言われる程気が弱く、女に生まれてきたかったと思っていた。邪真塾との決闘においてはずみを助けようとした際、ふとした事から元に戻り、邪真塾との決闘に勝利する。
- 足軽はずみ(あしがる はずみ)
- 剛力空手道場の隣に住んでいる強丸の幼馴染で両親がアスレチックジムを経営している。体型は良いプロポーションをしているが、非常に男っぽい性格をしている。男に生まれてきたかったと思っていた。
- 邪真塾(じゃしんじゅく)門下生
- 剛力空手道場に道場破りを口実にやって来て、はずみに交際を迫る。何でも切り裂く必殺技「カマイタチ」を持つ。強丸とはずみが入れ替わっているのを知ってはずみにわざと負けるよう話を持ち掛けるなど、勝つためから手段を選ばない。
SHADOW LADY
『週刊少年ジャンプ』1995年3・4合併号掲載。46ページ。JC『SHADOW LADY』3巻にも収録。3作存在する『SHADOW LADY』の2作目。
書誌情報
いずれも桂正和著、集英社のジャンプ・コミックスレーベルより発行。
- 『ZETMAN 桂正和短編集』1995年7月9日初版発行、ISBN 4-08-871820-8
- 『SHADOW LADY』 3巻、1996年9月9日初版発行、 ISBN 4-08-872043-1
脚注
- ^ a b 桂正和「桂正和インタビュー」『4C R-side <HEROES-side> Katsura Masakazu Illustrations 2』集英社、1998年8月9日発行、 ISBN 4-08-782762-3、72頁
関連項目
- 桂正和コレクション
- 同時期の連載作品
「WOMAN IN THE MAN -男の中の女-」の例文・使い方・用例・文例
- 私はEDINETで意見表明報告書を読んだ。
- LINEのダウンロードに成功しましたか。
- INS方式という,飛行機の着陸誘導方法
- 短射程INFという核兵器
- 長射程INFという核兵器
- INF制限交渉という軍縮交渉
- 東京大学の舘(たち)暲(すすむ)教授と彼のチームが,SeeLINDER(シーリンダー)と呼ばれる新しい円筒形ディスプレーを開発した。
- 隠し砦(とりで)の三悪人 THE LAST PRINCESS
- 彼女の曲「INORI~祈り~」は平和を求める祈りの歌だ。
- 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
- INAC(アイナック)神戸,なでしこリーグ2連覇
- 女子サッカーチームのINAC(アイナック)神戸レオネッサが10月28日,岡山県美(みま)作(さか)市(し)で岡山湯(ゆの)郷(ごう)Belle(ベル)を4-1で破った。
- 2試合を残して,INAC神戸は,なでしこリーグ2連覇を果たした。
- その時点でINACは15勝1分0敗の成績だった。
- 岡山湯郷との試合で,INAC神戸のフォワード,川(かわ)澄(すみ)奈(な)穂(ほ)美(み)選手と高(たか)瀬(せ)愛(めぐ)実(み)選手がそれぞれ1点ずつ,ミッドフィールダーの大野忍(しのぶ)選手が2点をあげた。
- INAC神戸は11月22日と25日の埼玉での国際女子クラブ選手権に出場する。
- LINE(ライン)
- NHN Japanは2011年6月にスマートフォン用アプリ「LINE」の提供を開始した。
- LINE利用者は無料でメッセージを送ったり,電話をかけたりすることができる。
- LINEは現在,スタンプの売上高が毎月3億円以上ある。
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