UNIXの場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/30 19:54 UTC 版)
「多段フィードバックキュー」の記事における「UNIXの場合」の解説
UNIX系オペレーティングシステムは多段フィードバックキューを採用したが、一般に以下のような改良を施している。 リソース待ちでブロックしたプロセスが起床した際、以前と同じレベルのキューではなく別のキューに置く。例えば、リソースの種類(ディスクI/O、メモリ、通信など)によって戻すキューのレベルを決めておく。これにより、CPUバウンドだったプロセスがI/Oバウンドに変化する可能性に対応する(例えば対話型で計算の指示を与え、計算が終わると次の指示待ちとなるようなプログラム)。 低レベルのキューにあって実行可能でありながら長期間実行されていないプロセスを徐々に高いレベルのキューに移していく。これによりリソーススタベーションを回避する。 表・話・編・歴 オペレーティングシステム 概要 歴史 - 一覧 カーネル 構造 モノリシックカーネル - マイクロカーネル - エクソカーネル(英語版) - ハイブリッドカーネル (en) 構成 アドレス空間 - マイクロカーネル - ローダブル・カーネル・モジュール - デバイスドライバ プロセス管理 概念 プロセス - プロセス制御ブロック - 割り込み - スレッド - コンテキストスイッチ スケジューリングアルゴリズム マルチタスク - プリエンプション - ラウンドロビン - 多段フィードバックキュー - Shortest job next メモリ管理とリソース保護 セキュリティリング - メモリ保護 - 仮想記憶 - ページング方式 - セグメンテーション違反 / バスエラー - 一般保護違反(英語版) 実例 AmigaOS - BeOS - BSD - DOS - GNU - Linux - Mac OS - MorphOS - OS/2 - ReactOS - Solaris - UNIX - Windows その他 ブートローダー - Live CD - Live USB - PXE - API - 仮想ファイルシステム - 仮想テープライブラリ(英語版) - コンピュータネットワーク - OSシェル(英語版)(CLI - TUI - GUI - VUI(英語版))- HAL Category:オペレーティングシステム
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