UNIXの物理パーティションの特性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/26 00:10 UTC 版)
「パーティション」の記事における「UNIXの物理パーティションの特性」の解説
Unix系OSという括りで考えると、これはひとつのファイルシステムが壊れても、残りのデータ(他のファイルシステム)が影響を受けないのでデータ損失を最小化できるからである。細かくパーティション分割する欠点としては、例えばユーザーが /home パーティションを使い切った場合に他のパーティションには余裕があるのに処理を続行できなくなることがあげられる。そのため、各パーティションに必要なサイズを事前によく予測することが重要となり、これは困難な場合もある。デスクトップシステムでは一般に "/" (root) でスワップパーティション以外の全体をひとつのパーティションとしていることが多い。デスクトップシステムであっても/homeを別パーティションにしておくと、ユーザーの設定ファイルなどが残るため、再インストール(あるいは別のLinuxディストリビューションへの乗り換え)したときの設定のやり直しを最小限に留めることができる。
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