Tributaryとは? わかりやすく解説

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tributary

別表記:トリビュータリー

「tributary」の意味・「tributary」とは

「tributary」は、地理学の用語で、主要な川や湖へと流れ込む川を指す。これは、主流へと供給する役割を果たすため、その名が付けられた。例えば、ミシシッピ川支流であるミズーリ川オハイオ川は、その典型的な例である。

「tributary」の発音・読み方

「tributary」の発音は、IPA表記では /ˈtrɪbjʊˌteri/ となる。IPAカタカナ読みでは「トリビュータリー」となり、日本人発音するカタカナ英語では「トリビュータリー」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「tributary」の定義を英語で解説

A 'tributary' is a river or stream that flows into a larger river or a lake. The term 'tributary' is derived from the concept of these smaller bodies of water contributing their flow to the main course. For instance, the Missouri and Ohio rivers are tributaries of the Mississippi River.

「tributary」の類語

「tributary」の類語としては、「branch」「affluent」「feeder」などがある。これらはいずれも、主要な川や湖へと流れ込む川を指す言葉である。たとえば、「branch」は一般的には」を意味するが、地理学文脈では「支流」を指す。

「tributary」に関連する用語・表現

「tributary」に関連する用語としては、「confluence」「drainage basin」「watershed」などがある。これらはいずれも、川や湖の形成流れ関連する地理学の用語である。例えば、「confluence」は二つ上の川合流する地点指し、「drainage basin」はある川の流域全体を指す。

「tributary」の例文

以下に、「tributary」を用いた例文10提示する1. The Missouri River is a tributary of the Mississippi River.(ミズーリ川ミシシッピ川支流である。)
2. The tributary feeds into the main river, contributing to its flow.(その支流主流へと流れ込み、その流れ貢献している。)
3. The town is located near the confluence of two tributaries.(その町は二つ支流合流する地点近く位置している。)
4. The Amazon River has numerous tributaries.(アマゾン川には数多く支流がある。)
5. The tributary has its own smaller tributaries.(その支流にはさらに小さな支流がある。)
6. The river system consists of a main river and its tributaries.(その河川系主流とその支流から成り立っている。)
7. The tributary originates from a small mountain lake.(その支流小さな山の湖から始まる。)
8. The tributary winds through the valley before joining the main river.(その支流主流合流する前に谷間蛇行して流れる。)
9. The tributary's flow increases after heavy rain.(その支流流れ大雨後に増加する。)
10. The tributary is part of the larger river's drainage basin.(その支流大きな川の流域一部である。)

支川

(Tributary から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 17:16 UTC 版)

ラオスルアンパバーン郡で、メコン川に注ぐナムカン川英語版

支川(しせん、英語: tributary[1] / affluent[2])は、河川のうち、より大きな河川ないし幹川英語版、あるいは湖沼に流れ込むもの[3]。支川は、直接そのまま海洋に流入することはない[4]

支川も幹川も、周辺の流域から表流水 (surface water) や地下水を集めて排出し、水は海洋まで運ばれる。エルティシ川は、オビ川の主要な支川であり、世界で最も長い支川である。マデイラ川は、世界最大の流量をもつ支川である。

ふたつ以上の水域が接する地点を合流点と呼び、通常は、支川が流れ込む地点を指す。

下流の方向に向かって、手前右側から流れてくるシェナンドー川が、手前左側から奥右側へ流れていくポトマック川に注いでおり、シェナンドー川はポトマック川の右支川である。

用語法

右支川左支川は、幹川となる河川の流れに対して支川の相対的な位置関係を説明する用語である。これらの用語は、下流の方向、すなわち水が流れていく方向を向いたときの左右の向きによって決まる[5][6]

支川とは反対に、派川は本流から分岐して離れていく河川を指す[7]。こうした派川は、三角州において最も一般的に見出される。

日本語では、幹川を本流[8]、本川[9]ともいい、支川も支流と呼ばれることがある[8]。同様に、派川は派流、分流ともいう[8]

列挙法

支川は、水源に近いものから順に列挙され、最後は河口に最も近いものへと至ることがよくある。

日本では、幹川にあたる主たる流れを本川と呼び、これに直接流れ込む支川を一次支川、一次支川に注ぐものを二次支川などとして分類する[9]

これとは別に、ストラー河川次数は、支川を1次流、2次流、3次流、さらに高い次流などに分類して階層構造を検討するが、1次流は小規模の流れになるのが典型的である。例えば、2次流である支川には、ふたつ以上の1次流が流れ込んでおり、合流して2次流となっているわけである[5]

ギャラリー

脚注

  1. ^ "tributary". PhysicalGeography.net, Michael Pidwirny & Scott Jones, 2009. Viewed 17 September 2012.
  2. ^ "affluent". The American Heritage Dictionary of the English Language, Fourth Edition. Houghton Mifflin Company, 2004. Viewed 30 September 2008.
  3. ^ "Definition of TRIBUTARY". Merriam-Webster.
  4. ^ Krebs, Robert E. (2003). The Basics of Earth Science. Greenwood Publishing Group. ISBN 978-0-313-31930-3. https://books.google.com/books?id=-4ndyH7u6T0C&pg=PA179 
  5. ^ a b Bisson, Peter and Wondzell, Steven. "Olympic Experimental State Forest Synthesis of Riparian Research and Monitoring", United States Forest Service, p. 15 (1 December 2009).
  6. ^ 国土交通省. “国土交通省”. 2022年12月12日閲覧。→政策・法令・予算→(2)政策情報・分野別一覧→水管理・国土保全→基本情報→パンフレット・事例集→河川→用語集→1. 河川一般
  7. ^ "opposite to a tributary". PhysicalGeography.net, Michael Pidwirny & Scott Jones, 2009. Viewed 17 September 2012.
  8. ^ a b c "支川". 世界大百科事典. コトバンクより2021年3月27日閲覧
  9. ^ a b 1.河川一般”. 国土交通省. 2021年3月27日閲覧。

関連項目



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