ハルシャーニ
フランスで活動したハンガリー出身の作曲家。ブダペストの王立音楽院でコダーイに師事した他、バルトークにも学んだ。パリに移る前は、オランダで数年間活動を行った。ハルシャーニは、作曲家としてのみならずピアニスト、指揮者としても音楽に取り組んだ。パリに移ってしばらくすると、作風は新古典主義のものへと変わっていった。ラジオ・オペラのための《幻影》でイタリア賞を受賞。フランス放送からの委嘱作品《ヴィオラ・ソナタ》は、初演を待たずしてこの世を去ることとなる晩年の作品となった。
オネゲルの代わりにエコール・ノルマルで作曲の教授を務めたこともある。
ハルシャーニ・ティボール
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