ヒューマン・オディティーズ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 08:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ザ・ヒューマン・オディティーズ | |
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概要 | |
メンバー | ザ・ジャッカル クルガン ゴルガ ジャイアント・シルバ ルナ・バション インセイン・クラウン・ポッシー ジョージ・スティール |
名称 |
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デビュー | 1998年 |
解散 | 1998年 |
団体 |
ザ・ヒューマン・オディティーズ(The Human Oddities)は、1998年にアメリカ合衆国のプロレス団体WWFで結成されたプロレスラーのユニット。映画『フリークス』をモチーフに、人間離れした巨体と異相を持つスーパーヘビー級の怪物軍団として、初期はヒール、後にベビーフェイスのポジションで活動した[1]。
ユニット名は、正式にはザ・パレード・オブ・ヒューマン・オディティーズ(The Parade of Human Oddities)であり、最終的にはジ・オディティーズ(The Oddities)と簡略化された[1]。
メンバー
- ザ・ジャッカル(The Jackyl)
- ヒール期のマネージャー。レイチェル・ロケッツ(Rachel Rocketts)なる女性ダンサーを帯同していたこともあった。
- クルガン(Kurrgan)
- 身長208cmの強面巨人レスラー。トゥルース・コミッション時代と同様にユニットの主軸を担った。
- ゴルガ(Golga)
- 200kg級の巨漢マスクマン。顔面が皮膚病に侵され、それを隠すために覆面を被っているという設定だった。
- ジャイアント・シルバ(Giant Silva)
- クルガンを上回る大巨人だが、当時はデビューして日が浅かったため試合への出場機会は少なく、主にセコンドの用心棒役を務めた。
- ルナ・バション(Luna Vachon)
- 怪奇派の女子プロレスラー。ベビーフェイス転向後は、ジャッカルに代わってマネージャーを担当した。
- インセイン・クラウン・ポッシー(Insana Clown Posse)
来歴
1998年5月、トゥルース・コミッションのエース格だったクルガンと、彼のマネージャーであるザ・ジャッカルの新しいユニットとして結成される。メンバーには、同時期にWCWからWWFに復帰したジョン・テンタが覆面レスラーのゴルガに変身してクルガンのパートナーとなり、バスケットボールブラジル代表からプロレスラーに転向したジャイアント・シルバも加入。サイコパス系女子レスラーのルナ・バションも加わり、サーカスのフリーク・ショーの大男や畸形者をイメージした怪異なヒール軍団としてプロデュースされた。
ほどなくして、ジャッカルの戦線離脱を機にフェイスターンを行い、7月放送の『ロウ・イズ・ウォー』において、当時のWWFを代表するディーヴァだったセイブル[2]によって新生オディティーズが紹介された。以降はコミカルな善玉ユニットとなって異色の会場人気を獲得。クルガンはセイブルのボディーガードも兼任し、ゴルガは『サウスパーク』のエリック・カートマンを模したキャラクターとなるなどイメージが改められた[3]。
また、インセイン・クラウン・ポッシー(ICP)もセコンドおよびエスコート役として新加入[4]。入場テーマ曲もヒール期に使用していたジンタ調の前時代的なサーカス音楽から、ICPによるラップ・ミュージック "The Greatest Show" に一新され、入場時および勝利後には同曲をバックに全員でダンスを踊るパフォーマンスが定番となった。
試合ではミッドカード戦線において、小柄なカイエンタイと凸凹抗争を展開。1998年8月30日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて開催された『サマースラム1998』では、3対4(クルガン、ゴルガ、シルバ対TAKAみちのく、ディック東郷、MEN'Sテイオー、ショー・フナキ)のハンディキャップ・マッチに勝利した[5]。ICPとWWFの契約が終了してからは、同年12月よりWWF殿堂者のジョージ・スティールが "Original Oddity" として一時加入している[6]。
1999年1月24日の『ロイヤルランブル1999』にはクルガンとゴルガが出場したが、翌2月をもってルナ・バションを除く全員がWWFを解雇され、オディティーズは解散した。
脚注
- ^ a b “The Oddities: Bio”. WWE.com. 2020年7月5日閲覧。
- ^ “WWE Alumni: Sable”. WWE.com. 2011年4月28日閲覧。
- ^ “Golga”. Online World of Wrestling. 2011年4月28日閲覧。
- ^ “Tag Team Profiles: Insane Clown Posse”. Online World of Wrestling. 2011年4月28日閲覧。
- ^ “WWF Summer Slam 1998”. pWw-Everything Wrestling. 2011年4月28日閲覧。
- ^ “Wrestler Profiles: George "The Animal" Steel”. Online World of Wrestling. 2011年5月24日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年4月28日閲覧。
外部リンク
「The Human Oddities」の例文・使い方・用例・文例
- The Malay Times に掲載されていた、非常勤の下級アナリストの職に関する広告についてご連絡を差し上げています。
- ‘They are flying kites.' はあいまいな文である.
- 話し中です (《主に英国で用いられる》 The number's engaged.).
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 総称単数 《たとえば The dog is a faithful animal. の dog》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- 英国学士院 (The Royal Society)の会報.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
- STD(神学博士)はラテン語のSanctae Theologiae Doctorに由来する
- 『The boy threw the ball(少年がボールを投げた)』は、能動態を使う
- 『The ball was thrown(ボールは投げられた)』は簡略化された受動態である
- 1992年,「The Animals(どうぶつたち)」という本のために,まどさんの動物の詩のいくつかが皇后美(み)智(ち)子(こ)さまによって英訳された。
- 式典は,3Dコンピューターアニメ映画「I Love スヌーピー The Peanuts Movie」の米国公開の数日前に行われた。
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