TMK-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 00:36 UTC 版)
TMK-1による火星への初飛行は、1971年6月8日に始まる計画であった。 75トンのTMK-1宇宙船は、3人の乗組員を乗せて火星をフライバイし、10ヶ月半の飛行で火星を通過し、遠隔操作できるランダーを投下して地球に向けて方向を変え、1974年7月10日に、3年1ヵ月2日間の旅を終え、地球に帰還することとなっていた。 宇宙船は、以下の各部から構成される。 居住室の広さは、25m3である。 作業・貯蔵室には、船外活動用のハッチや太陽嵐シェルターがある。広さは25m3である。 生命システム室には、SOZh閉鎖回路の環境制御システム、火星プローブ、KDU補正エンジン、太陽パネル、電波アンテナがある。 再突入カプセルの直径は4mである。
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