Super D.P.S.
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「D.P.S.」の記事における「Super D.P.S.」の解説
『Super D.P.S.』は、アリスソフトから1992年9月に発売されたアダルトゲームであり、『D.P.S.』シリーズ5作目に当たる。同作には3本の短編「マリアとカンパン」・「遠野の森」・「うれしたのし海賊稼業」が収録されている。 前作までと同様16色のCGを収録しているが、本作では256色のCGも収録され、PC-98シリーズではアダルトゲーム業界初の256色表示対応作品となった。そのほか、シリーズを通じて初めてCGの回想モードが実装され、前作までと比較してシナリオ構成やCGイラストの枚数も強化されている。 ストーリー 「マリアとカンパン」には『Rance』シリーズで天才科学者として登場するマリアがヒロインとして現れる。彼女はカンパンという名のロボットを製作するが、異常により動かない状態にあった。しかし悪魔のせいでカンパンが動けるようになり、マリアはそのロボットに襲われてしまう。一度ゲームをクリアすると「おまけモード」が解禁される。 「遠野の森」では、ピクニックにやって来た鷹雪と萌絵がボールを追いかけている最中に森の中の崖を滑り落ちて原住民に捕らえられたり、クマなどに襲われたりといった目に遭う。そういった命の危機を乗り越えたのち、2人が結ばれるというストーリーになっている。なお、プレイヤーは主人公の設定について、あらかじめ「まじめな青少年」・「妙な青少年」の2択から性格を選ぶことができる。 「うれしたのし海賊稼業」では、財宝と可愛い女の子に目がないという宇宙女海賊・カメリアが別の貴族の船「カノッサ号」を襲撃し、その船に乗っていた娘・エルシーやメイド・マリリンとのレズが繰り広げられる。一度攻略を行うと、カメリアを追跡する賞金稼ぎ・ヴァイスの目線で繰り広げられるシナリオが解禁される。
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