シュルギの自賛
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/23 02:48 UTC 版)
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『シュルギの自賛(Self-praise of Shulgi, Shulgi D)』は、紀元前2,100-2,000年に粘土板に記されたシュメール神話。
シュルギ王と自然及びシュメールの神々の関係について語られる。
概要
この物語はペンシルベニア大学考古学人類学博物館がニップルで発掘した粘土板の解読[1]により世に知られることとなる[注釈 1]。この粘土板はバビロン第1王朝に制作されたといい、寸法は7 インチ (18 cm) x 5.4 インチ (14 cm) x 最厚部:1.6 インチ (4.1 cm) 。
英語版の編纂
1918年、ジョージ・アーロン・バートン著『Miscellaneous Babylonian Inscriptions』[1]で第3編「ドゥンギ(シュルギ)への聖歌("Hymn to Dungi")」として出版された。
1981年に発表されたジャコブ・クラインの編修では前述のCBS 11065 に加え、他の粘土板同8289(ペンシルベニア大学収蔵)と同4571(イスタンブール考古学博物館群収蔵)および同5379(ルーブル博物館収蔵)などの翻訳がまとめられている[4]。
注釈
- ^ ペンシルベニア大学の考古学人類学博物館の資料[2]は、楔形文字電子資料館イニシアチブ(CDLI)に登録されている[3]。CDLIは世界に50万点あると推定される楔形文字の粘土板のうち24万6千点を網羅し、画像とカタログ情報を電子化して公開、研究者や博物館学芸員の利用に供している。
出典
- ^ a b Barton, George Aaron (1918). Miscellaneous Babylonian inscriptions. 1. エール大学出版. p. 52 2011年5月23日閲覧。.
- ^ CDLIの台帳番号(バビロニア部門収蔵品)はCBS: 11065。
- ^ “粘土板”. 楔形文字電子資料館イニシアチブ(CDLI). 2018年8月4日閲覧。
- ^ Klein, Jacob. “Three Shulgi Hymns”. Sumerian Royal Hymns Glorifying King Shulgi of Ur. Bar-Ilan University Press. pp. 50-123. ISBN 9789652260185. OCLC 5865745351981.
参考文献
- Kramer, Samuel Noah (1 November 1988). In the World of Sumer: An Autobiography. Wayne State University Press. ISBN 9780814321218 .
関連項目
- Barton Cylinder — ジョージ・アーロン・バートンの名前を冠した楔形文字が刻まれた粘土の筒 (英語)
- シュメール文明の天地創造神話
- Debate between Winter and Summer — 冬と夏の諍い (英語)
- Debate between sheep and grain — 羊と麦の諍い (英語)
- エンリルとニンリル(Enlil and Ninlil(英語))
外部リンク
- 粘土板(楔形文字電子資料館イニシアチブより図版と収蔵台帳の情報) ペンシルベニア大学考古学民俗学博物館収蔵番号:P266239(旧蔵番号・CBS 11065)
- Barton, George Aaron., "Miscellaneous Babylonian Inscriptions", エール大学出版、1918年。 - オンライン版 書誌情報 NCID BA86843244
- 『シュルギの自賛』 (Shulgi D) — シュメール文学電子文字コーパスより(Electronic Text Corpus of Sumerian Literature = ETCSL)
- 出典一覧(英語)(アーカイブ)
- 英語訳(英語)(アーカイブ)
- アルファベット音訳版(アーカイブ)
「Self-praise of Shulgi (Shulgi D)」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
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- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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