SFにおける磁気単極子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 08:26 UTC 版)
「磁気単極子」の記事における「SFにおける磁気単極子」の解説
磁気単極子を磁場の中に封じ込め振動させることによって燃料物質の陽子崩壊を誘発してエネルギー源として利用する、というアイデアがある。 重力理論の専門家ロバート・L・フォワードが『竜の卵』において、磁気単極子と原子核が結合した高密度の物質「モノポリウム」を登場させ、その重力場で中性子星の潮汐力から人間を守るというアイデアを詳細に描写している。山本弘の小説『サイバーナイト』では、これとほぼ同じ原理であるとしたモノポール反応炉が、モジュール(人が乗り込むタイプのパワードスーツ)やジャンプドライブ(ワープ)といった作中のテクノロジーに必要な存在とされている。 他に、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのOVA『YAMATO2520』では動力源としてモノポールエンジンが、5pb.とニトロプラス製作の科学アドベンチャーゲーム『ROBOTICS;NOTES』では、「モノポール」(という名前の物体(?))が「空から落ちて」くる。特撮テレビ番組『ウルトラマンガイア』では、体内に磁気単極子N極を持つ「超巨大単極子生物 モキアン」が、地球内部のマントル流動を誘発させようとした。
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