RD-Style
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/12 23:01 UTC 版)
RD-Style(RDスタイル)とは、東芝(現:ハイセンスグループ・TVS REGZA)が販売していたHDD&DVDレコーダー(RDシリーズ)に「テレビ番組をHDDにどんどん録画し、とっておきたい番組のみ編集してDVDに保存する」という東芝が提唱する利用形態に付けられたブランド名称である。
- ^ RDを販売商品として扱ったジャパネットたかたのCFでは、商品名を「RD-Style」と呼称していた。
- ^ DVD-Videoモードの再生では規格上の制限によりステレオ音声のL/R選択切り替え不可。VRモード再生でも他社製機種によっては不可能なものもある。
- ^ 録画時のみの機能なので視聴時に音声切り替えを行ってもL/R切り替えとしか動作しないが、視聴時は切り替え可能であれば不都合は生じない。
- ^ アナログ音声接続の規格仕様により他社のAV機器全てに共通。
- ^ DVDに録画したものを他の再生機を利用して外部入力録画することで、二重音声化はできる。
- ^ 但し二重音声放送の録画ではリニアPCM音声の指定はできず、必ずステレオ音声で録画される。
- ^ DVD-Videoフォーマットでは、同一音声ストリームの左右チャンネルを切り替えて再生できる仕様ではない。音声切り替えが可能なDVD-Videoはマルチ音声で作成されており、別の音声ストリームに記録されている。
- ^ 2007年現在、他メーカーも含めてもマルチ音声対応のDVD-Videoディスクの作成に対応する機種は存在しない。技術や規格上では実現することは可能であるが、異なる方式間のコンバート処理の煩雑さを回避することを優先して市販の家庭用レコーダーでは実現されていない。なお、PCで作成可能な機能を持つDVD作成用ソフトウェアは特に珍しくはない。
- ^ ステレオ音声による二ヶ国語放送や5.1chサラウンドステレオ放送が行われる場合(通常音声との組み合わせ)などがマルチ音声信号の放送になる。二重音声放送(主音声+副音声:モノラルの二ヶ国語放送や解説放送)そのものはそれ単独ではマルチ信号放送には当たらない。
- ^ TSモード録画では全ての音声が自動的に録画されるが、DVD-VRモード録画の場合はマルチ音声の中の一つしか記録できない。これはMPEG2-TSによる放送信号とDVD-VRフォーマット(MPEG2-PSを使用)の規格の違いによるもので、他メーカーでも可能な機種は存在しない(技術的には可能だが変換処理が複雑になることを避けている)。
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