PrintMusic
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 15:59 UTC 版)
「Finale (ソフトウェア)」の記事における「PrintMusic」の解説
バージョンアップの際に上位バージョンと同様の改定が行われたり、また制約が緩和されたりしている。たとえばコーダ切れツールはバージョン2007で搭載され、記号どおりに正しく演奏されるし、バージョン2010ではコード入力方法の改善やVSIインストゥルメントも使用可能となった。 記述できる最小の音符(休符)は128分音符(内部処理は同じく4096分音符単位)。 特殊な設定をしない限り、Codaへのジャンプを記述・指示できない(「コーダ切れ」 ※ 〜2006 まで)。 D.C., D.S. To Codaなどの文字による反復指定は記述できるが、演奏上は無視される(Finaleではこれらの記号を記述する際に個別に何回目の反復の後、どの小節番号へジャンプするかを設定することができる)。 プリセットのヒューマンプレイバックの設定を変更追加ばかりか、確認することすらできない。 ピアノ曲などによくあるヘ音部からト音部のように音部をまたがる連桁(れんこう)が記述できず、音部をまたぐごとに別々の連桁として区切られてしまう。 複合拍子(4分の7拍子=3+4/4拍子など)が指定できない。 上位版のFinaleでは2008からオーディオトラックを扱えるようになり、テンポタップによりオーディオとの同期も可能になったが、PrintMusicにはこの機能はない。 製品としてはMac/Win、両バージョン付属しているが、1つのライセンスで同時にアクティベーションできるのは1台のみである。したがってMac/Winのように異なるOSのコンピュータはもとより、同じMac/Win同士であっても一度にどれか1台しか使用できない(アクティベーションしていない方はデモバージョン扱いで譜面保存や印刷等が制限される)。なお、Finaleでは1ライセンスに付き、2台までアクティベーションが可能である。
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