PD-6051 「X-32」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 15:52 UTC 版)
「パワーローダー (パワードール)」の記事における「PD-6051 「X-32」」の解説
X-3Aに装甲の追加、新型燃料電池の搭載、フリクションロス等の改善、アビオニクスの強化、新型冷却システムの搭載、複合螺旋型BEPAMの搭載を行い、性能を強化したもの。機動性はX-3Aの1.38倍となり、稼働時間も延長された。反応速度も飛躍的に向上し、X-3Aで見られた、機動限界付近での、機体がパイロットの操作について行かなくなる現象も解消された。しかし、フレーム自体はX-3Aのままなため、機体へのストレスは大きく、耐久性に問題を抱えている。乱暴な操縦を行うと、作戦中にすら不調を起こす危険性もある、「扱う側の腕を要求する、良い意味でも悪い意味でも、究極のX-3(タカス・ナミ談)」。後述する地球政府軍のPLDTS-3に対抗すべく開発されていたが、複合螺旋型BEPAMの量産体制が整わなかった上、TS-3が登場して間もなく独立戦争が終結したため、量産は行われず、特殊部隊向けのカスタム機としての使用に終わった。X-3A同様、格闘用のPDC-6052「X-32C」、電子戦用のPDR-6053「X-32R」が存在する。
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