OggPCMとは? わかりやすく解説

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Ogg

(OggPCM から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/01 23:42 UTC 版)

Ogg
拡張子.ogv.oga.ogx.ogg.ogm.spx.opus
MIMEタイプvideo/ogg,audio/oggapplication/ogg
マジック
ナンバー
OggS
開発者Xiph.Org Foundation
初版2003年5月 (21年前) (2003-05)
最新版
libogg-1.3.5
(2021年6月4日 (3年前) (2021-06-04))
種別コンテナフォーマット
包含物Vorbis, Theora, Speex, FLAC, Dirac, Writ ほか
拡張Ogg Media
オープン
フォーマット
はい。
ウェブサイトftp.osuosl.org/pub/xiph/releases/ogg/

Ogg(オッグ、オグ)は、パテントフリーのマルチメディアコンテナフォーマットである。主にOggファイル、Oggコンテナなどと呼ばれている。

概要

OggはXiph.Org Foundationによって規格化されており [1]RFC 3533として文書化されている[2]

Oggはコンテナであり、1つないし複数のコーデックを内容物として格納する。Oggの最も代表的なコーデックは音声コーデックVorbisである。Vorbisを格納したOggはOgg Vorbisと呼ばれる(他のコーデックも同様)。Ogg Vorbisを単にOggと呼ぶことがあるが、Oggはコンテナの名称であってコーデックではないことに注意すべきである。他のコーデックには、動画コーデックのTheora、可逆音声コーデックのFLACに特化した音声コーデックのSpeex、テキストのWrit(字幕に使う)などがある。

当初Xiph.Org FoundationはOgg共通の拡張子を.oggと定めていたが、2007年に共通の拡張子を.ogx、動画の拡張子を.ogv、音声の拡張子を.ogaに改めた。元々の共通の拡張子であった.oggはOgg Vorbis音声ファイルにのみ互換目的で使われる。これら以外にSpeexを収納したOggの拡張子として.spxが使われることがある。

Oggに収納できるコーデック

  • テキスト
    • Continuous Media Markup Language: 汎用メタテキストデータ
    • OggKate: カラオケ・テキスト
    • Writ:
    • Annodex:

脚注

出典

  1. ^ Ogg Documentation”. xiph.org. 2009年9月3日閲覧。
  2. ^ The Ogg Encapsulation Format Version 0 (英語). May 2003. doi:10.17487/RFC3533. RFC 3533

関連項目

外部リンク




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