OPやEDについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 14:01 UTC 版)
後述する各作品の本編へ参加することのほか、独特のオープニングアニメーション (OP) やエンディングアニメーション (ED) を制作することでも知られている。 制作期間はOP1本につき2 - 3か月をかけ、そのためだけに集められるスタッフもいるそうである。EDは遊んでも良いが、OPは作品の顔なので3週間ぐらいかけて資料を読み、主題歌も100回ぐらい聴いてイメージができたら、絵コンテに入る。作画にも関わる際には自分のカラーを出しすぎないよう、本編のキャラクターデザイナーに作画監督として入ってもらうこともある。OP内でダンスが描かれることもあるが、その際には誰かにイメージを伝えたうえで踊ってもらい、それを撮ったビデオを参考に作画している。イメージが浮かばない場合、片っぱしから映像や雑誌を見てヒントを探している。 OPは作品エッセンスの凝縮なので、自分自身のインスピレーションと実験性を試したく、常に新しいことをやりたいが、スタッフクレジットやメインタイトルを映す際には放送局ごとに秒単位で制約があるので、その点も考慮しなければいけないという。梅津自身には多くのOPの仕事が入ってくる理由がわからないが、原作者の希望で依頼されることもあるうえ、プロデューサーや監督、制作からの依頼が多いそうである。自分の担当したOPをいきなり言い当てられることは悔しく、後から驚いてもらえると嬉しいし、それが理想だという。OPの仕事を通じて出会った新しく優秀な人材は、所属スタジオに迷惑をかけない範囲で、次の自分の監督作に参加してほしいと思っている。
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