Mi44【Mi44】(飼料作物)
登録番号 | 第12188号 | |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | Mi44 よみ:Mi44 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 澤井晃、池谷文夫、伊東栄作、濃沼圭一、江口研太郎、野崎國彦、藤田勝見 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「P3358」を兄妹交配して育成された品種であり、育成地(宮崎県都城市)における雄穂抽出期及び絹糸抽出期は晩生、稈長はやや長で粒質はデントの暖地向き一代雑種親品種である。初期成育はやや不良、葉長及び幅は中、全葉数は多、稈長はやや長、着雌穂高は中、稈径は細、雌穂着生節の葉位やや多、分げつ数は極少である。有効比穂数は1.0、絹糸色は緑色、穂芯色は赤色、穂柄角度は上向、長さは中、雌穂長はやや長、径は中、重さはやや重、粒列数及び一列粒数は中、雄穂長は長、葯色は黄色、種子色は橙色、粒質はデント(D)、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型は丸形、粒重はやや重である。雄穂抽出期及び絹糸抽出期は晩生、倒伏抵抗性、折損抵抗性、ごま葉枯病抵抗性及び紋枯病抵抗性はかなり強である。「Mi19」と比較して、稈径が細いこと、絹糸色が緑色であること、粒列数が多いこと等で、「Mi29」と比較して、稈径が細いこと、粒列数が少ないこと、粒形が丸形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に宮崎県総合農業試験場都城支場(現畑作園芸支場、都城市)において育成系統「P3358」を兄妹交配し、自殖系統の育成を開始、平成2年から九州農業試験場(農業・生物系特定産業技術研究機構、宮崎県都城市)が引き続き自殖による選抜、4年から能力検定試験を行い、以後、特性の調査を継続し13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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