Matilda of Englandとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Matilda of Englandの意味・解説 

マティルダ・オブ・イングランド

(Matilda of England から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 14:42 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
マティルダ・オブ・イングランド
Matilda of England
戴冠するハインリヒ獅子公とマティルダ、12世紀。

出生 1156年6月
イングランド王国ウィンザー城
死去 1189年6月28日
神聖ローマ帝国ブラウンシュヴァイク
埋葬 神聖ローマ帝国、ブラウンシュヴァイク大聖堂
配偶者 ザクセンバイエルンハインリヒ獅子公
子女 一覧参照
家名 プランタジネット家
父親 イングランドヘンリー2世
母親 アリエノール・ダキテーヌ
テンプレートを表示

マティルダ・オブ・イングランド(Matilda of England, 1156年 - 1189年6月28日)は、ザクセンバイエルンハインリヒ獅子公の妃。モード(Maud)とも呼ばれた。ドイツ語名はマティルデ・フォン・エングラント(Mathilde von England)。

イングランドヘンリー2世と王妃アリエノール・ダキテーヌの長女(第3子)。異父姉にマリーアリックス、同父母の兄弟姉妹では兄にウィリアム英語版若ヘンリー王、弟にリチャード1世ジェフリージョン、妹にエレノアジョーンがいる。

生涯

1165年ルーアンにいたヘンリー2世とケルン大司教ダッセルとの間で、ドイツ諸侯とマティルダの縁組みが話し合われた。当時、対立教皇ウィクトル4世を推していたレスター伯の反対もあり、マティルダと神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世の息子との結婚は流れてしまった。1167年に、ハインリヒ獅子公との結婚がまとまり、マティルダはドイツへ出発した。この結婚により、ハインリヒはフリードリヒに対抗する最も強力な敵となった。

マティルダは1172年からおよそ2年間、聖地へ向かった夫に代わって広大な所領を治めた。1174年、皇帝との衝突により領地を追われ、マティルダ夫妻は1182年にドイツを逃れて父の宮廷のあるノルマンディーへやってきた。ここで彼女は、吟遊詩人ベルトラン・デ・ボルンの「宮廷の愛」の詩の対象となり、「エレナ」「ラナ」と称された。マティルダ一家は1185年まで父の庇護を頼り、その後ザクセンへ帰国した。1189年6月、父の死の数週間後、ブラウンシュヴァイクで死去した。

子供


「Matilda of England」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Matilda of Englandのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Matilda of Englandのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマティルダ・オブ・イングランド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS