MCW302形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:13 UTC 版)
「インドネシア国鉄MCW301形気動車」の記事における「MCW302形」の解説
1978年から1987年にかけて日本車輌製造、日立製作所および川崎重工業により112両(2両編成56本)が製造された形式。編成や機器はMCW301形のものを踏襲しているが、乗降扉の数が片側3箇所となり、扉の形状も1枚引き戸に変更されている。また1987年に製造された28両についてはエンジンがカミンズ製のNT855R5(213 kw)となり、他の車両についても円借款を用いた「インドネシア ディーゼル動車リハビリプロジェクト」により1992年から1996年にかけて64両がカミンズ製のエンジンに交換されている。 2014年の時点でスラバヤやスマラン、バンドン、タンジュン・ラカン近郊などジャワ島やスマトラ島各地の路線で使用されているほか、空港連絡鉄道用に改造された車両など一部については2扉化や冷房化が行われた。また、客車や食堂車、事業用車両に改造された車両も存在する。 "カリグン"号塗装のMCW302形 "デルタ・エクスプレス"に使用されていたMCW302形冷房化・先頭の非貫通化改造が施された 空港連絡鉄道用として大幅に改造されたMCW302形 MCW302形から改造された事業用気動車診察室と図書館の機能を備える MCW302形から改造された事業用気動車 MCW302形から改造された事業用気動車
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