MCAビクター/ユニバーサルビクター
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「MCAレコード」の記事における「MCAビクター/ユニバーサルビクター」の解説
1990年 - 松下電器産業(現:パナソニック)・日本ビクター・ビクター音楽産業の3社の出資によって、MCAビクター株式会社設立。 1991年 - 発売開始。但し、当初は前発売元のワーナーミュージック・ジャパンより移管した旧譜を中心としたラインナップだった。J-POPアーティストでは、10月に第一弾として浜田麻里のシングル・アルバムを皮切りに、LUNA SEA・中森明菜・hide・少年ナイフなどが所属。 設立当初はビクターエンタテインメントのInvitationレーベルのスタッフが制作に携わっていた為、MCAから発売された浜田麻里やLUNA SEAの原盤はビクターが保有している。 1997年7月 - ユニバーサルビクターに社名変更。 2000年5月 - ユニバーサル ミュージックLLCに制作と宣伝が統合され、同社の1レーベルとなった。尚、統合後ユニバーサルビクター創設者の岩田廣之が同社会長に就任している。 統合後、制作セクションがユニバーサル(規格品番は2000年9月発売分よりUU〇H-○○○○。2002年7月発売分以降は、福山雅治関連作品以外は、UP〇H-○○○○を使用) 洋楽アーティストはユニバーサル・インターナショナル(規格品番はUI〇□-〇〇〇〇。□はレーベルの頭文字を当ててある。) 旧譜カタログはUSM JAPAN(邦楽品番はUP〇Y-〇〇〇〇、洋楽の旧譜はUI〇□-○○○○。) それぞれ移管される事になった。統合後も規格品番は2000年8月発売分まではユニバーサルビクター時から引き継いだ上で採番されていたが、2000年9月発売分以降の規格品番は新品番を使用する事になった。また邦楽の新譜価格は同レーベルのみビクターと同じアルバムは税抜価格2,900円に設定されていた。 2001年 - ポリドールと制作セクションが統合され、ユニバーサルポリドールへ改称。 2002年 - ユニバーサルポリドールがキティMMEと統合され、ユニバーサルミュージックの邦楽セクションがユニバーサルJに一括される事になった。 2005年 - ユニバーサルJから旧キティMMEに所属していたアーティストが新設のユニバーサルシグマへ移管されることになり、同社の邦楽セクションは2つに分けられる事になった。 2007年 - ユニバーサルJからスピッツを除く旧ポリドール所属アーティストが新設されたNAYUTAWAVE RECORDSに移管される事になり、これを機にユニバーサルJは実質的に旧ユニバーサルビクターの流れを組むセクションとなる。 2012年 - LUNA SEAがavex traxよりユニバーサルJへ移籍。 2014年 - 中森明菜がユニバーサルシグマから制作セクションがユニバーサルJに移管。
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