M52
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/28 21:25 UTC 版)
M52
- M52 (天体) - メシエ天体。
- M52 105mm自走榴弾砲 - アメリカの自走砲。
- マイルズ M.52 - イギリスの実験機。
- モシン・ナガン - 小銃。ハンガリー生産版M/52。
- BMW・M52エンジン - BMW社により製造された直列6気筒の自動車エンジン。
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マイルズ M.52
(M5-2 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 06:35 UTC 版)

マイルズ M.52 (Miles M.52) は、イギリスが音速突破を計画した実験機である。1942年からマイルズ・エアクラフトによって開発が進められたが、この計画は当時としては非常に野心的で、水平飛行時に時速1,000マイル(1,600 km/h)以上の速度で飛行可能な機体の開発を目指しており、最先端の空気力学研究と革新的な設計作業が大量に投入された。 技術的な特徴としては、リヒートによるジェット・エンジン推力向上、薄翼による超音速域での抗力の低減、フライングテール(全可動尾翼)による操縦性の確保、空力加熱対策のステンレス鋼製機体、ショックコーンの採用などが挙げられる。主翼は直線翼であった。
第二次世界大戦終結後の1946年2月、労働党アトリー政権の予算削減により、試作1号機が完成する前に計画が中止された。
アメリカ合衆国との技術交換契約により、マイルズのデータはベル社に提供され、ベルX-1の開発に貢献したといわれる。
開発が中止された後、三分の一にスケール・ダウンした無人の無線操縦実験機で、ロケット動力で試験飛行が行われた。1947年にマッハ1.5を記録したが、回収できず、開発もそれまでになった。
関連項目
M-52
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/03 21:15 UTC 版)
「M-50 (航空機)」の記事における「M-52」の解説
M-52はM-50に改良を加え、エンジンを予定されていた本来の(もしくは強化型)エンジンに搭載しなおしたものといわれている。機体は完成していたらしいが、結局飛行することなくスクラップ処置となった。概観上の違いは、パイロットの座席がタンデム式から並列式になり、垂直尾翼上部に新たな尾翼が取り付けられた。また、空中給油装置も装備していたと言われている。
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